22.そこまで面白いわけではないけど、そんなにつまらないわけでもない。前半のテンポの悪さは致命的。バートンの好き放題やってる感じは大好き。美しかった。ティモシー・スポールの怪演。ものすごい存在感でした。 【Balrog】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-01-26 22:39:37) |
21.《ネタバレ》 シナリオはかなり良いけど、ミュージカルにしたのは間違いです!!テンポは悪いけど、バートンらしさ炸裂の中盤からラストにかけてのインパクトは凄いと思います。しかし、救いようのない結末ですな。悪徳判事らは鮮明に記憶し、妻、娘は記憶なし。復讐のための復讐!!ヘレナ・ボナム=カーター演じるミセス・ラベットの最期も悲惨でしたね。というより、出て来る登場人物は市民も含めてほとんど悲惨な最期を迎えていますが・・・(恐)出演者の演技は良かったと思いますね。デップやヘレナ・ボナム=カーターは当たり前ですが、アランリックマンやティモシー・スポール等の脇役も不気味さを上手く醸し出せていた気がします。それと終始、ジェイン・ワイズナーやヘレナ・ボナム=カーターの胸に目がいった仕方なかったです。この作品で一番インパクトに残るシーンは次々と歌声に乗せて首を切り裂いていくシーンですが、トッド自ら首を上げて死刑宣告を受け入れるラストシーンもなかなかです。それはさておき人肉パイ大繁盛&人肉パイ地下工場種明かしシーンはマジキツかったです。見終わった後にこの先、パイを食べる気になることはないだろうなと感じたくらいですから・・・。さらに床屋で髭剃りなんか一生勘弁して欲しいです。駆け落ちの二人のその後を移さないところが、後味の悪さを際立たせていますね。二人が幸せな人生送れるますように心からお祈り致します☆☆☆ 【マーク・ハント】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-01-26 03:25:43) |
20.ミュージカルファンからはどう評価されるかわかりませんが、ティム・バートンファンにとっては期待を裏切らない素晴らしい作品なのではないでしょうか?一見暗~い映像でおどろおどろしい映像であるにもかかわらずどこかコミカルで少し切ないトーン&マナーは、これぞ!という感じ。物語性を高めるような徹底した映像の作り上げによって、二時間血だらけなのにそれほど生っぽさを感じさせません。復習譚はこうでなくはという主人公の結末ですが、他の登場人物のことが非常に気になってそれが心残り。 【とと】さん [映画館(字幕)] 8点(2008-01-25 15:06:34) |
19.《ネタバレ》 話自体は面白かったと思います。ある出来事をきっかけに復讐鬼となった理髪師、理容店下にあるパイ屋、拘束された美しい女の子、そして所々に現れる謎の女、等等。目を覆ってしまうシーンが多いのがどうかと思いますが、もっとも問題なのはこの映画がミュージカル仕立てである事。セリフの約半分が歌という構成ですが、そのせいでセリフが冗長に感じ、かなりイライラしました。何故ミュージカル仕立てにしたのでしょうか…。確かに劇中は全体的にトーンが暗いし、話自体も救いようが無いのでミュージカル風の演出によって多少は明るいイメージになったのかもしれません。でも本作と同じく、救いようが無い話をミュージカルに仕上げて高い評価を得た「嫌われ松子の一生」とは全く違います。「嫌われ松子」はミュージカルの時に舞台的演出をしたことにより、ストーリー部とミュージカル部をはっきり区分けしていましたが、本作はストーリー部にミュージカルを取り入れているので、かなり違和感があります。普通の会話をしている最中にいきなり歌。私は「嫌われ松子」には高い評価を出来ますが、本作には5点しか与える事はできません。とは言え、ジョニー・デップの新境地を見られた事には満足しました。 【さくぞう】さん [映画館(字幕)] 5点(2008-01-25 11:36:34) |
18.《ネタバレ》 ミュージカルと知って不安を感じてはいましたが、それが当たってしまった感じです。ミュージカルにでもしなきゃいけなかったのかなと思うくらい、伏線もへったくれもないわかりやすい展開で、さらに映像の激しさでごまかしている感じを受けてしまいます(鮮血よりも、落ちたときの頭が痛そうでしたけど)。あまりミュージカル好みでないためかもしれませんが。 【mohno】さん [映画館(字幕)] 5点(2008-01-25 02:57:28) |
17.《ネタバレ》 上映終了直後の印象は、「ティム・バートンらしいディテールのこだわりは素晴らしいけど、ティム・バートンにしては救いようの無い結末だなぁ」。 しかし、時間が経つにつれ思い浮かぶのはジョニーの絶望感に満ちた表情とヘレナ・ボナム・カーターの切ない恋心。考えてみれば、最近でこそハッピーエンドが続いていた彼の作品であるが、初期の作品では、身を切るような哀愁を抱えた主人公だからこそ美しく輝いていたのだ。となれば、これは最もバートンらしい、バートンの原点回帰ともいえる作品か。 ところでこの脚本は本来ミュージカルらしいが、主役二人の歌は騙し騙しという気がしないでもないが(でもそれを補って余りある表現力!)、その分脇を固める人々の歌声の素晴らしいこと。美術だけでなく配役のこだわりもバートンらしい。 【denny-jo】さん [映画館(字幕)] 9点(2008-01-24 23:17:47) |
16.原作はミュージカルですが、この映画には必要なかったのではないかと思います。歌声や曲そのものに見所があったとは思えず、話のテンポを悪くしているだけのように感じました。同じような歌も多く、聴いていてウンザリです。 グロシーンも耐性の無い私にはキツく、時間を長く感じる映画でした。 【Trunk】さん [映画館(字幕)] 2点(2008-01-24 21:42:07) |
15.《ネタバレ》 ヴィクトリア朝ものが好きなこと、ティモシー・スポールに重要な役回りが設定してあること、まがまがしさが満ちあふれてることでこの点数。痛い、グロテスクは大嫌いなんですけど、今回は許す、だけど見返すことはないでしょう。結果的に「若い」3人が生き残ったことに「希望」が見えたから納得してるけど、見せられたのは絶望だけですよ。それとミュージカルなら「踊り」がないとね。人肉食べることに関しては、ひとみ座の「人間ブタ(タイトル思い出せない)」を小学校低学年時に学校の講堂で観たことがトラウマになってるので、観てないかたたちと見解が異なってもしょーがないです。 【shintax】さん [映画館(字幕)] 8点(2008-01-24 18:44:28) |
14.《ネタバレ》 残虐シーンとかは全然普通、というよりあっさりめでした。バートン・デップならこんな感じ・・・ってのをこえることなく、微妙な映画でしたね。 【ディーゼル】さん [映画館(字幕)] 3点(2008-01-23 21:13:25) |
13.やはり本作で最も記憶に残るのは鮮血シーンでしょう。回想や妄想のシーンでは色鮮やかなバートン色が前面に押し出されていますが、スウィーニーの世界は灰色が基調であり、そこでドッバッっと真っ赤な血が飛び散るコントラストが強烈な印象を与えています。ころあいに傾斜した窓も味わいがあり、そこで復讐の時を待つスウィーニーの人物造型もバートン監督の好きそうなキャラクターだけあってしっかりしていますし、ヘレナ・ボナム=カーターの役も良く練られています。ただ、アラン・リックマン演じる判事は若かりし頃に比べいささか狡猾さが弱まっており、そのせいで物語がやや貧しくなっているように思います。強烈な歌があるわりに全体的に見せ場には乏しい感じはしますが、アトラクションを体験しているような感覚を味わえる独特な世界は構築されており、さすがはバートン監督と言ったところです。 【ミスター・グレイ】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-01-22 18:11:44) |
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12.《ネタバレ》 19世紀のロンドンはとにかく汚い。匂いすら感じられそう。映像的にそれが狙いなのかもしれないが。あと気になったのが、血の匂い。血の匂いって結構強烈で、あの理髪店に入ったら絶対血臭いとすぐに気づきそうなものだが・・・。ストーリーとしては、愛するもののために復讐しようとした男が、知らないうちに復讐のための復讐になっていってしまうという話か。あんなに写真を眺めて悲嘆にくれ、復讐を誓っていたのに、当の彼女を見てもまったく気づけないなんて。悲しい話でした。 【しぇんみん】さん [映画館(字幕)] 8点(2008-01-21 23:59:01) |
11.《ネタバレ》 一緒に見に行った相方はドン引きでしたが・・(笑)面白かったですね。 ティムバートン監督は、基本的に一般受けする映画を撮れない・・撮らないと思うし・・・ それはそれで、正しいと思います。このような監督が予算を使って大手の映画を作る。いわば野放しにしておくタイミングが今だけだと思うと、目が離せない監督ですねえ(笑) 【りんご】さん [映画館(字幕)] 6点(2008-01-21 22:27:40) |
【ギニュー】さん [映画館(字幕)] 4点(2008-01-21 20:36:31) |
9.《ネタバレ》 「本当は怖いグリム童話」みたいな映画・・・。もとい、暗鬱な霧のロンドンが舞台だから「本当は怖いディケンズの小説」みたいな雰囲気といった方が良いかも。良識派の方はおそらく眉をひそめるであろうブラックな内容だが、自分はダークなバートン流寓話という事で、相変わらずの卓越した映像センスと共に2時間充分堪能させてもらいました。ミュージカル映画って自分の場合だと、なかなか頭の中で映像と音楽とのコンセント同士が「カチッ」と繋がって映画に乗れるケースが非常に少ないんですが、この作品では、最初判事が理髪店に来たシーンのデュエット辺りからもう一気に繋がりましたね。その後は、ミュージカルである事が全く気にならなかったくらい。ヘレナ・ボナム・カーターの歌声(←吹替え?)が大好きなマーニ・ニクソン(「マイ・フェア・レディ」や「王様と私」ヒロインの声)と非常に似た声質だったので、その分印象もよりアップしたのかも。何度か流れる「ジョアンナ」は、「ウエストサイド物語」での「マリア」に比する曲だと思います。海岸でくつろぐ横縞模様の全身水着を着たジョニーの表情にはとにかく爆笑!ただ、あまりにバートン監督に適した内容なだけに、新作を待ちわびたファンにそれ以上のものをつい期待させてしまう衝撃度には欠けるような気が。でもそれはこちらの一方的な思い入れであって決してこの映画の責任じゃないですからね・・・。解ってはいるんですが。 【放浪紳士チャーリー】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-01-21 11:46:34) |
8.《ネタバレ》 ジョアンナの視点から見れば軟禁されていた所を助けてくれた、アンソニーとのラブロマンス。トッドが父親である事すらも知らないまま話が終わる。肝心のトッドも妻と娘の復讐のつもりで犯していた行為の中で妻を自分の手で殺め、今の娘の姿を見ても気づかずじまい。話し全体が何とも皮肉に満ち満ちてはいるものの、ラストでの血の海の中で抱き合っている夫婦の姿は、「誰にも触れる事の出来ない、離れ離れになってもお互いを愛し続けた二人だけの世界」をあらわしている一枚の絵画のようで、現世では幸せに結ばれる事のなかった、二人への畏敬の念を感じることも出来ました。 【ちゃじじ】さん [映画館(字幕)] 6点(2008-01-21 02:55:04) |
7.良い映画でした。mixiレビューじゃグロくて低評価なんて方が多いですけど その辺は最低限調べてから観にいけばいいのに、、。 ストーリー云々じゃなくて狂った独特の世界観に浸るための映画だと思います。 【kunagisa】さん [映画館(字幕)] 8点(2008-01-21 02:07:49) |
6.予想はしてましたが、想像以上にグロですね~。夕方に観ましたが、正直食欲が失せました。でもこれぞT・バートンという作品。ハリウッドの商業主義とうまく折り合いをつけながら、いつも自身の独特な世界を作り上げ、常にぶれない監督はいまや彼だけかもしれません。 【kaaaz】さん [映画館(字幕)] 8点(2008-01-20 22:11:18) |
5.まあ、率直に言いまして、素晴らしいです。最近は事前に色々な情報が手に入りますから、宣伝やレビューを見て「面白そうだな」と思った人は、是非観てください。特に下記一つでも当てはまる人にはオススメです。①ミュージカルが好きで、古今東西のミュージカル作品をチェックしている。②ティム・バートンと感性が合うので、彼の監督作品は大抵面白いと感じる。③アラン・リックマンを尊敬しているので、彼の出演作品はあらかた観ている。④ジョニデ様を崇拝しているので、彼の出演作品は観ずにいられない。幸い俺は上記四つとも当てはまっていたので、この上なく幸せな2時間でした。最後に一つ、観た人に聞きたいです。「終盤、ジョニデ様は○から出てきた人物を○だと気付いていたのかどうか?」これは全世界のファンの間でも意見が分かれるところだと思うのですが、いかがでしょう。≪注≫劇場版パンフには、噴飯もののネタバレが明記されています。観賞前には読まないようにしましょう。 【金子淳】さん [映画館(字幕)] 9点(2008-01-20 02:09:38) |
4.《ネタバレ》 バートン&デップの世界観を存分に出し切った作品。独特の映像感はくどさもありますが、いいですね。話の内容はまさかのどんでん返し。びっくりしました。良かった役者はティモシー・スポール演じる判事の手下。残念ながら、悪役(ってか、みんな出てくる奴はみんな悪か?)の判事アラン・リックマンは彼に完全に食われてしまったかと思います。ラスト、妻を殺した事実に気づき、悲観にくれるスゥイ二ー・トッドを見ている時、妻であった女をあっさり殺す瞬間を思い出しました。その瞬間、何ともいえない哀愁が胸に立ちこもってしまいました。それを思い出すとせつなくなります。 【ジョニー・デブ】さん [映画館(字幕)] 8点(2008-01-20 01:43:12) |
3.《ネタバレ》 前情報も無く期待しないで見たので、最初のミュージカル調で「あれ(;´Д`)これ大丈夫か???」とか思ったんですが、結果面白かったです!! 都合よく展開するストーリーもミュージカル物と思えばありですねw トッドの椅子の工作技術が凄すぎだろうと突っ込みたくなりました。オープニングのCGをしっかり見とくと、楽しみも増えると思いますよ。なかなかお薦めです。 【ペスカトーレ手塚】さん [映画館(字幕)] 8点(2008-01-20 00:32:23) |