24. 見終わった後、正直「うわっ」と思いました。いろいろな意味で。艦内の不潔さ、孤独感と相まって、こんなの絶対嫌だ、と。戦争の恐ろしさを知るには一番の映画です。ドキュメンタリー顔負けのカメラワークもお見事。あまりにかっこよく、悲哀に満ちた音楽も素晴らしい。こういうの観ると、ヨーロッパ映画ってただの娯楽じゃないな、と感じます。 【アイカワ】さん 10点(2003-04-04 16:56:11) |
23.これは明らかに反戦映画なんでしょうね。でも戦争の規律や上下間系がはっきり描かれていて、印象的なラスト。最後まで見ればイカス映画です 【セクシー】さん 10点(2003-03-20 04:44:20) |
22.戦争映画好きにはたまらない一本でした。戦闘シーンの緊張感や乗組員たちの描かれ方も抜群。最後まで見せてくれました。「白鯨」みたいだったけど。音楽も良し。見ごたえある一本です。 |
21.未だにこれが潜水艦物の最高傑作であると断言できます!艦内のものすごい閉塞感、緊張感、男臭さが、嫌というほど伝わってきます。その要因は、最新鋭のレーダーなどではなく、適度に古いアナログな装備で戦っているところだと思います。海上に浮上する時の音楽は、宇宙戦艦ヤマトのそれに匹敵するカッコ良さです。しかし最後は・・・最高の反戦映画でもあります。 【クロマス】さん 8点(2003-01-16 22:38:39) |
20.当時、友達と会ってて、時間が開いたからふらりと観た映画でした。なんか打ちのめされてしまって、別にその話題で飲んだわけではないのですけど、なんとなくその日はお互い飲み過ぎてダウンしました。後半からラストへのインパクトというか、閉塞感が重々しく、凄い映画でした。声高の反戦メッセージなんてふっとぶぐらいのものでした。 【紅屋】さん 9点(2002-12-04 05:30:16) |
19.「眼下の敵」みたいな作品かと思って観た。そこまで甘くないラスト・・・。この脱力感、無力感がオレの反戦意識を高めていく。 |
18.狭い潜水艦という状況でのクルーたちの精神状態など、凄くよく表現してると思います。各員の迫真の演技を見えているうちに、自分もクルーの一人になったような連帯感をもたせられますよね。良い映画って、知らず知らずのうちに感情移入しているような・・・こういう映画じゃないかな~と。そしてこの映画を象徴しているとも言える、最後の後味の悪さ!"戦争の虚しさ"を最大にアピールしていますよね。最後まで納得させられた映画です。 【げん】さん 8点(2002-10-19 02:29:59) |
17.小学生の頃「戦争の怖さを知れ」と親に見せられた。小学生にこの映画を見せたうちの親もどうかと思うが、結果的には「戦争はイヤだ」「潜水艦はイヤだ」この2つを幼心にとても強く感じた。成長して改めて観ると、映画としての完成度の高さに愕然。そしてあまりにも有名なラスト。ハリウッドも、本当に反戦を訴えたいなら、あれ位非常に徹していただきたい。 【C-14219】さん 9点(2002-10-06 03:24:40) |
16.これ程の緊張感や焦燥、絶望などをほとんど音だけで作り出してしまう所が凄いと感じました。絵としては艦内が振動して物が倒れるだけなのに、徐々に接近してくるスクリュー音とアスディックの探知音、そして突然起こる爆雷の炸裂、これの繰り返しに過ぎないのに胃が収縮しそうに緊張しました。そして、匂いが感じ取れる所も多いですね。積みこんだばかりのバナナやパンなどの匂い、ヒゲもそれない乗員達の体臭、それと被害を受けた後の配電盤から漂う煙の匂いやバッテリーの焼ける匂い、酸素の薄くなっていく感触。数時間ぶりに浮上した際に、乗員達がハッチの周辺に集まって貪る様に深呼吸してるシーンをみて、さぞかし空気は旨いんだろうなぁと感じました。ストーリーも一切飾った所が無いのがいいですね。馬鹿騒ぎする乗員達に、泥酔した英雄、毛じらみ、そして敵船から逃れた乗員達を見捨てて、まるで逃げるように後進するなど言い訳の無い感じがしました。ラストシーンの救いの無さも含めて考えると、この作品はただUボートという存在がどういう物だったのかという事のみを後世に伝えるための物なのでは、と感じました。 |
15.面白い。こんな古臭い映画なのに面白い、タイトルを見ると古ぼけてる。7人の侍のような全く期待させないビデオのパッケージ。U-571は一般作だからこの映画と比較するのはかわいそう 【4U】さん 8点(2002-03-12 03:31:18) |
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14.潜水艦をカッコよく書いてない所がいい。あの緊張感と船員の心境のリアルさは、「U-571」なんて比べ物にならない。間違い無く戦争映画の最高傑作! 【まー坊】さん 5点(2001-09-06 15:37:13) |
13.割と映画は沢山見ているつもりですが、この映画ほどショックを受けた映画は他にありません。それに、今まで戦争映画も割と見てきましたが、この映画ほど「戦争は嫌だ!」と思った映画もありませんでした。私もこの映画を一番好きな映画にいつもあげています。淡々と物語が進んでいるようで、人間が生きている熱を感じるようでもあり、見ている内にいつのまにかUボートの乗組員になっているかのような錯覚さえも覚えてしまいました。見るのならディレクターズ・カット版か完全版がおすすめです(乗組員の一人一人がより生きている感じがするので・・・)。 【すかんぽ】さん 10点(2001-08-06 01:03:47) |
12.何というか生々しいですね。閉塞感や緊張感の描写が秀逸。温度や匂いまで感じられそうな臨場感がありました。生きようと必死で戦う人間の姿にジーンときた後のあのラスト、愕然としましたね。やるせないです。 【雪うさぎ】さん 8点(2001-07-12 23:13:41) |
11.海上封鎖のために商船を襲うというUボートの役割のいやらしさ。極限の状態でも、最後まで希望を捨てずにやり抜く人間の素晴らしさ。そして、全てを虚しくする戦争の酷さ。 【向日葵】さん 8点(2001-07-05 16:48:54) |
10.最初観たときはそれほど面白いとは感じませんでした。“戦争=娯楽”映画って言うのを期待した所為でしょうか? でも最近のヴォルフガング・ペーターゼン監督の活躍で、もう1回観直してみたんですが、後半の閉塞感は流石です。魚雷を発射することしか出来ない潜水艦を主役にしたら、この作り方しかない!って言う路線の最高峰でしょう(ちょっと苦しかったか?)ドイツ映画ってのも当時は貴重でした。 【イマジン】さん 9点(2001-06-22 12:07:53) |
9.潜水艦という、死と隣り合わせの環境に置かれた人間の精神描写が見事。原作者ブーフハイム氏は、第二次大戦中実際にUボートに乗った実体験を反映させて、この作品を書いたと言っているが、現実を体験した人だけが知りうる緊張感が、原作の小説にも映画にも生かされていてる。それにしてもラストシーンはあまりにも衝撃的。 【トリサカ】さん 9点(2001-06-14 01:05:06) |
8.展開の速さと潜水艦内にみなぎる緊張感は良かったけど、あまり好きなタイプの映画じゃなかった。 【T・O】さん 6点(2001-06-10 17:04:28) |
7.素晴らしい!6時間の完全版をお勧めします。感動なんてありません。しかしながら素晴らしいです! 【華敏】さん 9点(2001-05-12 03:25:17) |
【おきく】さん 10点(2001-05-03 01:16:35) |
5.う~む、良い映画です。戦略大作戦の次、遠すぎた橋と同じくらい良い。ドイツ贔屓の私としては数少ないドイツ語が聞ける映画でもある。最近出た似たようなのはこれにくりゃべりゃ… 【HLQ】さん 9点(2001-04-09 20:03:16) |