102.《ネタバレ》 僕はずっと、この作品を見るのを拒絶してきました。理由は2つ。思春期時代を
潰してしまって、まともな恋愛1つしてくることのできなかった自分にとって
この作品が眩し過ぎて耐えられなさそうに感じから。もう1つは、世間がセカチュ
セカチュって騒いでるのが、アマノジャクの俺には気に食わなかったから。
でも公開から何年か経ち、そろそろ世間のセカチュブームも落ち着き、僕の精神状態も
落ち着いてきたので今回見てみようと決心しました。
長澤まさみちゃんの魅力に尽きる作品だと思いました。なんて魅力的な少女だろう。。。。
そこらのAVなんかよりもよっぽど、欲情しちゃいました。。。
朔を待ち伏せしてバイクに乗せてもらい悪戯っぽく胸を朔に押しつけたながら「胸あたる?」
っておどけた亜紀、帰り道の方向が違うのになぜ一緒にバイクに乗ってきたのか朔に聞かれて
「そんなの決まってるじゃない。朔と話したかったからだよっ」って答えた亜紀、
カセットを通して朔太郎から、今更ですが好きです、付き合ってくださいと言われ、
幸福に満たされた顔で「いいよっ」って答えた亜季、夢島の岩場の影で
カーテンをはり、笑いながら水着から伸びるその美しい足を悪戯っぽく見せていた亜紀、
亜紀が白血病だと嘘のハガキ投稿をしてウオークマンを手に入れたことをきっかけに、
お互いの心の中の不満・本音をカセットテープに吹き込んで交換しあうそんな恋愛が
素敵だった。とくにまさみちゃんのメッセージの声が優しくて可愛くていとおしくて、
たまらなかった。。。死んだ後、忘れられたくないから写真に残して欲しいと言った
彼女の言葉がこの作品の中で1番心に残った。 泣くまい泣くまいと思ってたけど、
髪の毛をすべてなくした亜紀を隔離部屋まで訪れ婚姻届けをだして「結婚しよう」って
言ったシーンで泣いてしまった、朔がホントに亜紀を愛していることがすごく伝わって
きたからだ。それから、 最後の方、死に行く亜紀がラジオに吹き込んだ
言葉、恐くて眠れないの 自分はもう死んでいくけど 朔が就職して結婚して未来を
生きていくことを想像しながら眠ります みたいなことを言ってるのがヒドク印象に残った。。。
僕ちゃんの映画レビュー 記念すべき100作品目がこの
『世界の中心で愛をさけぶ』で良かったと思いました(^^)