76.《ネタバレ》 ほとんどのシーンが子どもだけで演じられているのに、不思議と最後まで引き付けられて見ました。最初のほうは子どもたちの明るさが救いでしたが、ラストに近付くにつれ、あまりの重さに見ていてつらくなりました。どこまでが実話なのでしょうか。あのきょうだいは、あのバカッ母は今どうしているのでしょうか。大家さんなどの周囲の大人たちは異変に気付いていたはずなのに、なぜ通報しなかったのでしょうか。 【チョコレクター】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2006-05-26 22:32:08) |
75.《ネタバレ》 人間の残酷さはあまり伝わってこない。むしろ、逞しく生きようとする子供たちにただただ応援したくなる感覚しか生まれないような感じ。子供の健気さばかりを描きたいなら、中途半端に「実際の事件をモチーフに…」などと冒頭でことわりを入れて、事件をここまで美化して描くよりも、まったくのフィクションとして作り上げた方が良かったような気がする。最後も、死んだ妹を埋めた後、平然とまた子供だけの生活に戻っていく子供たちの姿だけで終わる尻切れ感。実話が元だとことわったなら、実際の事件の顛末を、文字でだけででも説明する責任があるのではないか?めでたしめでたし的に終わってる場合ではない。 【MARK25】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2006-05-16 18:01:38) |
74.長いし、つまらない。いい映画なのかもしれないが、旬の映画かも。観た人が、他の人に「観て、観て、いい映画だから」と、だれかれ構わず薦めるだろうか?10年後には「誰も知らない」映画になっていそうな気がする。 【ダルコダヒルコ】さん [DVD(邦画)] 2点(2006-05-12 02:23:01) |
73.親になっちゃいけない人が多すぎます、無関心な人、想像力の無い人も多すぎます。こんな事件は二度と起きて欲しくないですね。見終わって、未だに自分を子ども扱いする母親と、喧嘩して出て行っても一時間後には戻ってきてくれる女房に感謝しました。 【まんせる】さん [DVD(邦画)] 10点(2006-03-09 19:32:44) |
72.痛いな~この映画。日本の福祉、もっと見直してよ 【のりまき】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-03-08 16:45:29) |
71.社会としての成熟には程遠いいと思われる現代。その暗部を深刻すぎず、軽すぎずの演出で見せてくれました。 なぜ人は人が生きる事をを此れほどまでに考えなくなってきたのか。無関心の残酷さ。すべてを純粋無垢に受け入れてしまう子供たちが切ないね。しかしお兄ちゃんは冷静すぎるほど冷静でご立派。立派過ぎて現実的ではないけれど、こう描かなければ救われないですものね。「三丁目の夕日」の対立軸に据えられる映画。ノータリン役のYOUは良かった。 【チューン】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-02-24 14:40:30) |
70.《ネタバレ》 柳楽くんよりも、弟の演技に驚嘆した。妹を埋めるとこは見てられないくらい痛いシーンです。 【アンダルシア】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-01-31 21:01:11) |
69.面白い話ではない。だが、出演している子供たちの演技というか映像には驚嘆した。監督の労力に賞賛を惜しまない。うるさいくらい「芝居」を持ち込む三谷作品とは両極をなしているのではないだろうか。とにかく柳楽君を認めたカンヌも捨てたものじゃない。 |
68.ただ淡々と、流れただけのような気がする。言いたい事とか分かるのだが、もう少し映画的な作り方をしてもいいのでは? あと、メリハリがもっとあってもいいよね。テーマがいいだけに、勿体無いなぁ・・・。 【瑞鶴】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-01-18 23:31:42) |
67.《ネタバレ》 せつない・・・周りの大人や子供たち、全ての演技が異常にリアルで凄く良いのだが。ストーリーにリアルを感じなかった。実際の事件が元になっていても、子供たちの心情は事実かどうかは解らないし、あんなにみんな良い子ばかりだったのか。コンビニの店員や、女子高生などの絡みによりもう少し気持ちよく終われたのではないだろうか。ハッピーエンドになれとは言わないが、これじゃドキュメンタリーだ。映画だとするとあの子供たちにあんな演技をさせたことに対しなんだか罪深いものを感じる。 【カーヴ】さん [地上波(吹替)] 6点(2006-01-02 17:02:01) |
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66.ちょっと重すぎる。暗い話、アンハッピーエンドは好きだけど、実話をもとにしてるとなるとちょっと…。子供たちの演技はすごかったですね。ドキュメンタリーのようでした。 |
65.時の流れがとても印象的な作品!マニキュアのこぼし跡、部屋の汚れ具合、髪の伸び方、明の変化・・・・他にも色々とあるけど、この時の流れがある種のやるせなさを一回りも二回りも大きくさせてくれた。子育てにかかわらず、本当に無責任な大人が多い近頃。どうしたらよいか、問題はまだまだ続いて行っているんだという終わり方のようにも感じ、考えさせられますね。押し付けがましくもなく、物足りなくもない。人に何かを伝えるってのはこうやるんだな、としみじみ。うまい。本当にうまい。 【とむ】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-12-04 18:35:22) |
64.手間暇かかった演出。出来過ぎの脚色がひっかかるが、でも撮ろうと思っても撮れないよ、こんなの。音効も素晴らしい。 【k】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-11-26 19:14:22) |
63.辛い映画でした。絶望的な状況が目に見えていて、休み休みでないと、見れませんでした。正直、現実にあった話しとはまったく違う結末で、最後はなにか拍子抜けしました。ちょっと奇麗事で終わっている感じがいやでした。いままでみた是枝作品の中では、複線の張り方などがうまくなっていて、まだ見れた映画ではあったところが皮肉です。 【如月CUBE】さん [DVD(字幕)] 2点(2005-11-21 16:46:30) |
62.オカンが悪い、オトンも悪い、親が悪い!他はみんないい人でした。援助交際のオッサンも紳士的な感じだったし. 【くまさん】さん [DVD(吹替)] 4点(2005-11-10 02:05:06) |
61.《ネタバレ》 重い内容にも関わらず、後味が爽やかだった。末っ子を弔いに行った後の電車のシーンでは涙が溢れたが、コンビニの店員などの周りのやさしさの方が印象に残った。 【サイレン】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-11-05 23:37:22) |
60.んー、見ていてあまり気分の良い映画じゃないですね。この救われなさは重い。でも「重い」という言葉だけで片付けられるほど、チープな重さじゃないです。この映画から派生してちょっと色々考えるところがありまして、それをここに書くと長くなるので割愛いたしますが、心をかき乱すにはもってこいの映画ではないでしょうか。 こういうダークさが好きな人はたまらんかもしれません。俺も好きなほうなんですが、こればっかりは避けたいと思いました。話の流れは変えなくても、表現の仕方ひとつ変えたらもうちょっと気分良く観れるんですが。それだけ繊細な映画ということなんでしょう。 ところで、柳楽優弥君は目に力がありまんなぁ。個人的には、木村飛影君のアホ面っぷりが気になりました。 というわけで、7点からあとあじの悪さでマイナス1点ってことで、6点。まぁでも、とてもいい映画だと思うので、7点のつもりで観てください。 【708】さん [DVD(吹替)] 6点(2005-10-31 13:22:55) |
59.うーん、実に辛い話だ…。鑑賞後の後味評価は0点にしときました(笑)お母さんの「私だって幸せになっちゃいけないの?」という発言には、20才の僕には答えを出すにはまだ早すぎるようです…。かなり難しい問題じゃないですかこれは?しかし子供たちは演技してる感じがほとんどしなかった。これはすごいと思った。逆に「演技をしてる」柳楽君を見てみたい。 |
58.YOU演ずる母親に鉄槌が下されることを祈る。つまり、YOUを筆頭に、子供も含めてオールキャストが素晴らしかった、ということです。それだけで6点。4人の笑顔に救われる場面はあったとしても、このやるせなさ、いたたまれなさは、正直6点が精一杯です。 【まつもとしんや】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-10-06 22:32:23) |
57.これだよ、これ! まさに時代を映す鏡の様な作品ですよ。 実話を題材にしててもちっとも違和感がない。 見てて悲惨云々より終始頷きっ放しでしたね。 実際に街の借家住まいなんてこんなもんです。 隣りに住んでる人とは挨拶を交わす程度しか会話がないし 下手をすると一度も顔を見ないまま年を越したりとか 正直どんな人が住んでるのかさえ判らない始末。 ホント世の中荒んでますなぁ・・・というのが私の感じた所。 実はこの観客一人々々の様々な捉え方を逆手に取った 問題提起の作品というのが本作品の真の狙いなのだと思いますな。 メッセージ・社会性等とは掛け離れた所に 本作のテーマが存在してるのだと思います。 目を背けてはいけません。これが現実なのだから。 |