9.《ネタバレ》 この作品の主役はボンドじゃなくてM?と思えるぐらい、Mが印象的でした。
カリスマ性があり決断力があり、そして責任感がある。
小柄なジュディ・デンチさんが綺麗!と見ほれました。
顔も首もしわだらけなのに、内面からにじみ出る気迫がとても美しいと思いました。
日本の女優もしわのまま、本当の自分で演技して欲しいとこの作品のジュディ・デンチさんを見て、とてもそう思いました。
これからシリーズが続いても私にはMは「マム」が一番だと思います。
対照的に軽っちい(笑)Qにへぇ~と。
今までにない登場人物ですが意外に作品に溶け込んでいるのが良いです。
うちの息子もこんな風だからでしょうか?
それだけかい?と思わせる武器の少なさにもびっくり。
まあ、パソコンでは大活躍ですけどね。
サム・メンデス監督と知ってからこの映画の見方を変えたのですが、それでも007シリーズの匂いとちょっと違うものを感じて、鑑賞中もなかなか馴染めなかったのも事実です。
ラストシーンでお馴染みのMの部屋と素敵な秘書を見られたのは良かったです。
次回作が楽しみになりました。