97.《ネタバレ》 渡辺謙の演技が素晴らしく、他の出演者の演技も良かった。最後まで戦い抜いた人たちとその最期は感動しました。 しかし、イジメしか能のない上官や(まあ他の戦争邦画にもいっぱいいるしw)何の罪も無い自国の犬を平気で殺す奴とかおバカさんも多い。そいつらがいなきゃな~・・・(無理でしょうけど) 【ラスウェル】さん [DVD(吹替)] 7点(2007-08-02 20:37:47) |
96.《ネタバレ》 手紙はこうなったから、そこに埋めたんだよって話か・・・何か残念。 【Dr.Tea】さん [映画館(邦画)] 5点(2007-08-01 00:50:00) |
95.硫黄島の戦いをアメリカ側と日本側の両方から 描いた2部作の日本版ですが・・・ 父親たちの星条旗の裏版といった風でストーリーが 少し雑だなと思いました。 一つの事象を逆の立場から見るというスタイルは よい試みだと思うんですけどね。 【飴おじさん】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-07-29 22:52:03) |
94.台詞が聞き取りにくい箇所多々でストレスたまりまくり。やっぱり、監督イーストウッドはあまり好きじゃない。彼の一番描きたかったことは、この映画でもやっぱり伝わってこなかった。硫黄島のドキュメンタリーを見て、そのあまりの悲惨さに身も心も硬直したことを思えば、いささか薄っぺらさを感じざるを得ない。アカデミー賞なんて取ってくれなくて正解です。 【すねこすり】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-07-28 17:52:16) |
93.『父親たちの星条旗』では複雑で凝った構成で戦争をめぐる「社会」を描いたけれど、こちらは正攻法で戦場というミクロな空間における戦争を描いている。戦場のさまざまな人物像に焦点を当てる構成で、とくに加瀬亮演じる元憲兵の清水が印象的だった。戦場を描くといっても、戦闘シーンそのものは淡々としていてあっけない。みんなあっけなく死んでいく。映画全体を達観したような「あっけなさ」が覆っているが、にもかかわらず戦場の「人間」を描けてしまうのがイーストウッドの卓越した技術なのだろう。硫黄島二部作に共通するシンプルなヒューマニズムには十分に共感できた。ただ、二宮和也の起用は、他の方もいうように疑問。アメリカではアジア人は大人も子どもも同じような「年齢不詳」に見えるとよく言われるが、この映画での二宮はそのアメリカ人の「年齢不詳」感をそのまま映像にしたような、(日本の観客から見れば)大人と子どもを行ったり来たりする不徹底な人物設定に思えた。本人はがんばっていたと思うが、これはキャスティングと人物設定の問題だと思う。 【ころりさん】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-07-27 10:10:37) |
92.映画館で2回見ました。DVDでは数知れず。でも、見るたびに涙腺がゆるんでしまいます。クリントイーストウッド監督には、良くぞこの作品を作ってくださったと、感謝の気持ちでいっぱいです。役者さんたちもすばらしい演技だった。「クリントイーストウッドの映画に出演できる」ということで、みんな超張り切り。この、みんなを駆り立てるカリスマパワーはこの監督ならでは。渡辺謙さんも、いい仕事をなさいました。人生の代表作(裏監督の労力も含めての評価です)になると思います。 実は、昨日も見て、涙しました。--さらに後日追記--何回も見ると、渡辺謙の無理やりな飄々とした演技がちょっと、鼻につくし、洞窟の広さや清潔さなど、残念な演出のような気が強くなってきたので、点数を少し下げました。 【ひであき】さん [映画館(字幕)] 8点(2007-07-26 05:52:07) |
91.正直イマイチでした。 ドキュメンタリー的に観るならまだいけると思うのですが、映画として観るには話の軸がしっかりしていない気がします。 見所はありますが、全体的にだらだらとしてしまっている印象です。 また二宮じゃないほうがよかったです。 演技自体は悪くはないのですが、喋り方と見た目が軽く雰囲気がないというか映画に合っていないと思います。 【コショリン】さん [DVD(邦画)] 5点(2007-07-25 17:46:45) |
90.《ネタバレ》 非常に真摯に作られた良作。栗林中将が『万歳』を行う時の、全ての私的感情を噛み殺したような決意の目、、、あれを見たときには、同じ日本人としてやはりグッとくるものがあった。ハリウッドのスケールで、これだけ完成度の高い作品を見せられると高い評価をしたくなるが、ただ1点。二宮和也のキャスティングは完全なミス。中村獅童なども酷かったが、二宮はその役どころ故に致命的。イーストウッドは日本語の表現をある程度俳優陣に任せたらしいが、二宮の台詞まわしや演技は、一人だけ3流アイドル映画にでも出ているかのよう。作品の持つ雰囲気から完全にかけ離れてしまっていた。3点の減点は、全て彼の演技に対してです。 【wood】さん [映画館(字幕)] 7点(2007-07-22 11:40:34) |
89.《ネタバレ》 二宮和也の設定に無理があった。しかし、渡辺謙は相変わらずの存在感を発揮しているし、内容も素晴らしい。 【あるまーぬ】さん [映画館(字幕)] 8点(2007-07-21 15:53:03) |
88.《ネタバレ》 悪くはなかったが時間経過の描き方が今ひとつ。栗林中将が硫黄島に入ったのが1944年6月8日、米軍の上陸作戦開始が翌年の2月16日なのでその間は約8ヶ月あるのですが、映画を見ているとその時間経過が感じられず、数週間で地下壕ができあがったように見える。地下壕の工事も硫黄ガスなどが吹き出す悪環境で行われたとのことですが、その様子もあまり伝わらない。また、当初米軍側は圧倒的な兵力差を背景に5日程度で硫黄島を制圧できると楽観していたが、日本軍は一ヶ月以上にわたり執拗な防戦を展開して米軍を苦しめた。しかし映画を見ていると、上陸作戦開始から3月26日の栗林中将の最後の突撃まで一ヶ月以上が経過しているにもかかわらず一週間程度の時間経過しか感じられない。そのため、勝ち目のない戦いでありながら一日でも長く硫黄島を死守しようとした日本軍の悲壮さというものがあまり伝わらない。 【丸に梅鉢】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-07-13 22:50:26) |
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87.《ネタバレ》 なんか、ほとんど「手紙」には重きを置いてなくって、硫黄島での戦いを敵・味方それぞれの視点から描きたいがために強引につけられたタイトルみたい。観賞後はがっかりした気分になってしまった。ただ、イーストウッド監督が日本側の視点に立ってこのような作品をつくったことにはものすごい価値があると思う。 【Keicy】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-07-01 22:57:40) |
86.《ネタバレ》 なんでこんなに画面が薄暗いの? なんでこんなに言葉が聞きづらいの? なんで?なんで?の連続でした。 【あずき】さん [DVD(字幕)] 4点(2007-06-17 21:41:31) |
85.《ネタバレ》 イーストウッドの映画が面白いと思えるかどうかは、結局、そのテーマについての価値判断を彼と共有できるかどうかで極端に変わってしまうようです。・・・・私は、「ミスティック~」も「ミリオンダラー~」も嫌いでした。家族や人生などについての彼のカウボーイ的考えに共感できなかったため、イーストウッド流のドラマトゥルギーで悲劇仕立てに語られてしまうと、嫌悪感が刺激されてしまうからです。・・・・・・硫黄島二作品では、国家や戦争についての、彼の、西部カウボーイ的反国家主義に基づく考え方に共感できる部分があります。そうなると、彼の悲劇的ドラマトゥルギーは、非常に素晴らしいものに感じられます。・・・・だんだんと洞窟の中の兵士達にシンパサイズし始め、戦争の息苦しさ、恐怖が実感できるようです。・・・・獅童(=悪)を、生き残らせるのは、善なるもの(二宮)だけが生き残るのでは、不合理なこの世の姿とかけ離れてしまうからでしょう。・・・・・渡辺謙が、サムライとして死ぬ特権も剥奪される最後も劇的ですね。・・・・ただ謙さんの演技は最近どうも平板に感じられてしまいます。本当に理知的な軍人だったら、最後に万歳アタックなんかせず、部下には投降を促すのではないかなぁ。栗林さんの駄目な部分も、ジョニクロ飲んでるだけじゃなくて、表情、雰囲気で出して貰わないと、と思うのでした。・・・・・とはいえ、この二作品が戦争映画の不朽の名作になるだろうことは疑いを得ないと思いました。 【王の七つの森】さん [DVD(邦画)] 10点(2007-06-16 11:50:57) |
84.なぜ硫黄島があれだけの激戦になったかというとB29の前線基地になるから。陥落によってB29が日本上空を自在に飛び廻れるようになり、可愛い奥さんや子供の頭上に爆弾が降り注ぐ事になったわけで、冒頭の「こんな島くれてやればいいんだよ」にまず違和感が。また、浜辺の塹壕掘りに根をあげてるのに、岩山刳り貫いた迷路が一夜にして出来てしまうのも変。まるでチンピラ集団のような日本軍も変だし、ナチス政権化のポーランドのような日本本土の描写も変。余力がある時点でやたら玉砕したがるのも変。…という感じで、監督に悪意が無いのは解りますが、やっぱりこういう映画は日本人の手で作らないと。 「ラストサムライ」は「日本近代化の膨大な要素を抽出する為のフィクション」として、監督が語っているように端から史実を描こうとはしていない。だけどこの映画は「史実」として描こうとしているわけで、こういった誤りはやはり気になります。 しかし「トラ!トラ!トラ!」の頃のような日米が完全に互角に組んだ映画作りは、今の邦画界の実力では無理かな…という所に思いが行ってしまいました。 【番茶】さん [映画館(字幕)] 6点(2007-06-16 00:32:01) |
83.《ネタバレ》 期待していた以上にいい作品でした。戦時下の日本人達がこんな風に戦っていたことは本当に誇りに思います。同時に、彼らのおかげで今の自分があると思うと心が痛みます。これをイーストウッドが撮ったなんてすごいです。 ただ、二宮くんがもっと演技上手かったらなぁ。清水役の加瀬くんはよかった。あと中村獅童の役はいらないと思う。 【pani】さん [映画館(邦画)] 8点(2007-06-11 14:00:12) |
82.戦争の狂気を描きたかったのか、日本人の魂を伝えるつもりなのか、焦点がぼやけて 見えた。 大きな一本の筋があるのかないのかよくわからない。 どこかで見た何かの映画のダイジェストのようでこの程度なら硫黄島でなくともよかったのではないのか? しかしながら、自分が実際に前線から帰ってきた人たちから伝え聞く第二次世界大戦末期の話がまさにこの映画だとは思えたのが、せめてもの救い。 【Jane.Y】さん [DVD(邦画)] 4点(2007-06-10 12:08:09) |
81.《ネタバレ》 狂っている。集団心理とは恐ろしい。全ては国のため、天皇のため。周り全てがそう思っていると、それが正しいことであると信じ込んでしまう。逆に正常な状態だと普通の言動・行動が間違いに感じてしまう。西中佐がアメリカ兵を助ける。清水が犬を助ける。こういった当たり前の行動が観ている我々でさえ「そんなことしていいのか?」と思えてしまうのだから、実際にそういう時代に生まれていたら正気を保つことは難しかったのかもしれない。戦争とは、いかに無意味で残酷なものか。アクションや戦闘シーンを多用せず、心理的な部分の描写が多いのも意義深い。気になった点は、セリフが聞き取りにくいこと。これはどうにかならなかったのか。そして、もう一点、二宮のしゃべり方。どうも現代っ子っぽいしゃべり方が耳につき、違和感を感じる。栗林中将と話している時はそうでもないのだが、一人でしゃべっている時や同位の者と話している時がなんとも…。実際、その時代で生きていたわけではないが、「~しやがった」とか「はぁ!?」など言い回しが気になった。演技自体は悪くないと感じたので、もったいないかと。で、ちなみに伊藤中尉は何がしたかったのか。結局、一番の死ぬのが怖かったのは、西郷でも清水でもなく彼だったのかもしれない…。 【グングニル】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-06-09 18:48:23) |
80.決して悪い意味ではないのですが、思った以上に抑揚がない印象でした。ところで、わざわざジャニーズに出演させる意味はないのでは?もっとちゃんとした(失礼)俳優を起用した方が良かったのではないかと思いました。戦争の悲惨さは映画以上なのでしょうね。 【きたくん】さん [映画館(字幕)] 7点(2007-05-23 18:44:39) |
79.《ネタバレ》 スタッフはアメリカ人、メインキャストは全て日本人という不思議な映画ですね。 概ね「硫黄島の戦い」を正確に描いていると思われ評価できる。『パ○ル・ハーバー』のスタッフに、本作のスタッフの爪の垢を煎じて飲ませたいw 西郷君が生き残ってはまずいだろう。栗林中将(ホントは大将に昇格しているが)は、どのように戦死したのか判っていないのだから。渡辺謙の演技はすばらしいです。 話は変わるが、戦争における狂気を前面に押し出しても良かったように思う。 本作(『父親たちの星条旗』かもしれないが)が公開されたとき、鹿児島の硫黄島に問い合わせが殺到したようだが、硫黄島が東京都にあるのを知らない人が多いんですね。もっとも、硫黄島(東京都)には一般の人達の立ち入りはできないですが・・・ また、「硫黄島の戦い」自体が沖縄戦などに隠れてしまっており、日本ではマイナーだったのかもしれないが・・・ 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-05-21 00:06:34) |
78.「父親たちの~」とセットで観る場合、こちらを後から観るべきだったかもしれない。。。 映画としての点数は辛いですが、こういう映画が作られた事、こういう作られ方がされた事には大いに意義があると思います。 【GUSUTAV03】さん [映画館(字幕)] 4点(2007-05-18 02:38:32) |