34.《ネタバレ》 すごく面白かったです。特に佐藤浩市と寺島進の絡みが最高におかしかった。「暗黒街の用心棒」の映像シーンもそんなに笑うところではないのに、それっぽい役の谷原章介と片言の寺脇康文がツボに入って声を出して笑ってしまった。ただ惜しむらくはラストシーン。浅野和之の登場シーンのしょぼさに萎えてしまい(もちょっと違う演出がよかったなあ)、その後の展開もやりすぎ感が・・・。終わらせ方が残念。 【zaburo】さん [映画館(邦画)] 7点(2008-07-21 18:52:09) |
33.《ネタバレ》 いやぁ、笑った笑った~!!!ナイフなめるとこなんて、何回やっても笑えました。三谷さんは天才だと思います。 【くーちゃん】さん [映画館(邦画)] 7点(2008-07-20 23:59:20) |
32.いやー、笑った笑った!佐藤浩市のコメディアンぶりがお見事の一言に尽きますね。前半は、とにかくドタバタに集中して、爆笑、後半は、ちょっと人間ドラマっぽく展開して(でも不自然な人情話にならずに)、うまくまとまってました。こんなに素直に笑えるシナリオを作るのは、さすが三谷さん、才能です。「有頂天ホテル」では、登場人物が半端にマジメなキャラばかりだったので、ちょっと笑いにくい面がありましたが、今作はキャラがギリギリまで単純化されていたので、細かいこと気にせずに笑えます。セットへのこだわりとか、タイトルの意味付けなんかも、聞いていたほどしつこくないので、そこに注目せずに観れば、全く気になりません。 【かねたたき】さん [映画館(邦画)] 9点(2008-07-19 22:52:36) |
31.友人に勧められ、最高に笑える映画だという事で、久々に邦画を劇場でみました。 あまり興味がなかったので、全く情報を得ないまま見に行ったので、どんな映画化すら分からない状態でした。 始まって、淡々と進む中、なんかちょっと昔のギャング映画を日本人ががんばってやっているのかなという感じで、さっぱり笑えない。これはだまされたかなと思っていたところ、佐藤浩市が登場しだしてから面白くなってきました。 確かに笑えます。とにかく佐藤浩市がすばらしい。 脇を固める競演人もいいのですが、とにかく飛び抜けています。 正直、今まであまり好きではなかったのですが、この映画ですっかり評価が変わりました。 見終わってから、ネットでいろいろとCMの動画とか見たのですが、そこでは結構面白いシーンや重要な部分が入っているので、そういうのは見ないで、何も情報がないまま見た方が絶対に楽しめます。 【シネマファン55号】さん [映画館(字幕)] 8点(2008-07-17 12:09:06) |
30.《ネタバレ》 笑わなかったと言えば嘘になります。確かに、皆さんおっしゃるとおり、佐藤浩市のナイフ舐めのシーンはかなり笑いました。西田敏行の演技はさすがでした。テシオ商会とか武道館とかの小ネタもよかったです。でも、全体の印象としては「退屈」。これに尽きます。 観終わった直後は「何で楽しめなかったんだろう?」とかなり悩みました。キャストの力不足?確かに深津絵里の歌うシーンは退屈のきわみでした。彼女のコケティッシュな魅力もあの歌唱力では色褪せてしまいます。妻夫木の過剰なドタバタぶりも一生懸命さが伝わってきて、ちょっと観ていてしんどかった。 でも、やはり一番良くないのは脚本なんでしょう。この映画が映画に対する愛に溢れた作品であることは、十分伝わってきました。でも、僕はこの映画を観て、本気でないコメディのつまらなさを痛感しました。この映画はある程度洒脱にして軽妙です。でも、その裏にあるべき(と僕は思う)「本気」が見えてこないんです。人間の本質が抉られていないんです。エド・ウッドじゃないですが、僕は映画愛の先走りを感じました。 終盤には、観客皆に映画愛を理解させようとするあまり、老俳優の高瀬に映画愛を過剰に語らせてしまいます。この映画で一番嫌いなシーンです。彼が語ることは、監督が僕たちに一番伝えたかったことでしょう。しかし、それはあえて語られない中で感じるべきことです。彼が年老いても、軽く扱われても楽しそうに演技をしている。そのシーンを挟むだけで十分だったのではないでしょうか。不言実行が胸を打つのです。 邦画のコメディなんてろくなもんじゃない。この僕の思いを打ち砕いてくれたのが、「ラヂオの時間」でした。あの頃の三谷映画には「本気」がありました。鈴木京香は本気で怒り、悲しみ、喜んでいました。この映画は全てが作り物です。街のセットだけではなく、人間の感情も模型の中に封じ込められてしまったかのようです。残念としか言いようがありません。これでは、本当の意味では笑えないんです。 【枕流】さん [映画館(邦画)] 3点(2008-07-14 23:02:20) |
29.《ネタバレ》 シアターを出るとき、自分の口元がゆるんでいるのを感じました。いやあ、楽しかったです。前半はシチュエーションを作るための説明的な場面が多くて(そしてダミーがうまくいくのかちょっと心配で)笑えなかったけど、中盤からはその伏線が生きてきましたね。それに映画人の人生にホロリとさせられて、笑いながらも涙がにじみました。キャスト全員が彼らにしかできない役どころを演じていて、過不足なく(これほめ言葉のつもり)はまっています(いきなりだけど、なっちゃんは支配人のことが好きなんだろうな)。エンドロール終わるまで楽しませてもらいましたし(あのまままた冒頭から観られるのかと一瞬期待しちゃった)。映画を観て幸せな時間=マジックアワー としてもオッケー! 【藍色吐息】さん [映画館(邦画)] 8点(2008-07-14 16:12:59) |
28.とにかく佐藤浩市がハンパねえ…!! 断言しよう、三谷映画で一番面白い! 【ライトニングボルト】さん [映画館(邦画)] 8点(2008-07-13 23:14:09) |
27.前半ほんと面白かったなー。後半が面白くないとはいいませんが、前半程のキレがなかったです。喜劇にしようとするあまり、展開に無理がありました。 【Yoshi】さん [映画館(邦画)] 5点(2008-07-11 22:42:55) |
26.いやぁ~笑った笑った。 これはぜひ映画館で見てほしい映画ですね。 久々に笑い涙が出たわ 【ジョン・コナー】さん [映画館(邦画)] 9点(2008-07-09 23:46:06) |
25.もうあと一工夫できれば、日本が誇る映画になったと思いますが。 でもあと一工夫してしまったら、こんなに笑えなかったかもしれないと思います。 これだけ笑えれば文句ないでしょう。 ものすごい才能だと思います。監督も、キャストも、スタッフも。 【コダマ】さん [映画館(邦画)] 8点(2008-07-08 02:32:08) |
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24.《ネタバレ》 不覚にもエンドロールで涙がとまらず、椅子から立ち上がれなかったです。泣きどころではなかったですね。でもなぜ涙が止まらなかったかというと、邪道ですが三谷幸喜の映画に対する愛情の深さに泣かされた…ということに尽きると思います。最後に「監督・脚本 三谷幸喜」ではなく、皆と一緒に「監督と脚本 三谷幸喜」と出たあたりからジンときてしまいました。映画はみんなで作っているんだ!という彼の精神の表れだと思う。柳沢慎一扮する高瀬が「わたしだってマジックアワーを待っている」というくだりは、まさに三谷節健在。美術はもう文句なしに素晴らしかった。今回の三谷幸喜はとってもビリー・ワイルダーでした。 【はちかつぎひめ】さん [映画館(邦画)] 9点(2008-07-07 01:08:28) |
23.昭和レトロも良い感じで、大仰で大げさで、それでいて暖かい作品に仕上がっています。 大いに笑わせて頂きました。 妻夫木さんの「顔芸」は今流行りの芸人さんより凄かったなぁ。 佐藤浩市さんの大げさなアクションも面白かったです。 【たんぽぽ】さん [映画館(邦画)] 8点(2008-07-06 22:55:08) |
22.《ネタバレ》 いやー面白かった。特にナイフなめのシーン、3回目はそう来たかって感じで爆笑してしまいました。三谷映画らしくコミカルでテンポ良く、見ていて気持ちよかった。佐藤浩市さんの演技が光っていました! 【ポテト】さん [映画館(邦画)] 9点(2008-07-06 14:35:01) |
21.「ラヂオの時間」に7点しかつけなかった私ですが、愛すべき作品はあっち。でも、誰にでも勧められるということでいえば、こっち。但し、できたら今回の作品は、満員の映画館で見たかった。レディースデイだというのに3割くらいしか入ってない客席では、笑いも正直、不発でした。え? どうしてここで笑わないの? と余計なことが気になるようではねえ・・・。とはいえ、「THE 有頂天ホテル」は期待した割にイタカッタなーと思う私は、この作品で三谷さんは息を吹き返した、と思います。だけど、しつこいようだけど、何回見ても「好きだなー」と思えるのは、「ラヂオの時間」です。 【おばちゃん】さん [映画館(邦画)] 8点(2008-07-05 23:52:06) |
20.まあ、私もかなり笑わせてもらったので一応高得点です。◆でも個人的に、なぁんか「こっぱずかしい」感があったりします。特に佐藤浩市と西田敏行の前半の絡み。◆あと、もはや三谷映画のスタイルというべきなのかもしれませんが、「舞台」的なセットの組み方。これも個人的にはちょっと鼻につきます。◆まあでも、今回も見事な「騙し」の三谷ワールドが展開して楽しめたのは間違いないです。 【シグ】さん [映画館(邦画)] 8点(2008-06-29 22:41:45) |
19.三谷ファンとしては、正直期待が大きすぎたか…。三谷作品(演劇も含め)のよさは、クライマックスに向けてどんどんテンポアップしていき結局めちゃくちゃになりながらも不思議なカタルシスを得られるところだと思うのだが、この作品は、ペース配分を間違えてしまったような気がする。 あと、メインの街のセット、これがどうにもチャチすぎて、オープニングはなんだか面白いフィクションが始まりそうという期待も抱かせるのだが、ロケ部分との差がありすぎてがっかりする。 佐藤浩市のコメディセンスには脱帽した。 【とと】さん [映画館(邦画)] 6点(2008-06-28 05:35:37) |
18.《ネタバレ》 マジシャンの映画だと思っている方。この映画はマジシャンの映画ではありません。マジシャンは一人も登場しません。だけど確かに面白い!この映画は突飛な設定の喜劇である。デートにはぴったりな感じです。観終わった後に「あそこで誰が出てたね」なんて会話が目に浮かびます。ただいかんせん時間が長い。観る前には必ずトイレに行っておきましょう。ということで、長いからなのか、途中で間延びしてしまって退屈に感じるところも散見されました。それを差し引いても雨の日の休日の有意義な過ごし方にお勧めできます。 【いっちぃ】さん [映画館(邦画)] 7点(2008-06-22 23:52:03) |
17.《ネタバレ》 少々無理やりな展開ながらも、とにかく前半は大いに笑った。しかし「これ映画の撮影じゃないな」と気付いてからは、ボスと情夫のロマンスや指鉄砲などしらけるシーンの連続。せっかくの三谷ワールドとも言うべき上質のコメディが、松竹喜劇とドリフのコントで尻すぼみに。 【Q兵衛】さん [映画館(邦画)] 7点(2008-06-21 18:22:00) |
16.《ネタバレ》 とりあえず面白いです。ちょっと長いけど、2時間強ほとんど飽きることなく見せてくれます。後味も爽やかで悪くないです。けど、よーく考えたら、登場人物たちの抱えてる問題はほとんど何も解決していないんですよね。一番悪い奴はのさばったまんまノーダメージだし、村田だって「やる気」を取り戻しただけで人気者になる可能性が上がったわけじゃない。小ネタ伏線をこまめに回収しているのはいいけど、本筋はちょっと弱いですね。明日があるさ、的な話だから、それでいいのかもしれませんが。とはいえ、村田役の佐藤浩市の熱演は特筆もの。格好いいところは格好よく、泣かせるところは泣かせ、そして笑わせるところは大爆笑させてくれました。堂々の主演です。 【KYPA】さん [映画館(邦画)] 8点(2008-06-20 23:20:06) |
15.《ネタバレ》 「三谷幸喜」というだけで期待して、久々に邦画の実写映画を見た。事前知識をほとんど持っていなかったこともあり、よくこんな設定を考えるものだという意味でも面白い映画だ。佐藤浩市の大根役者ぶりは見事だったし、“やりすぎ感”は心地よいくらい。西田敏行との絡みも絶妙だったし、寺島進もよい。しかし、クレーンといい、CM撮影といい、ドロップ缶といい、スタントの撮影といい、細かいネタが、ただ後の話につながるように準備しておきましたという感じがしてしまう。どのネタでもいいから「もう1回ひねって」あるいは「ネタどうしをからめて」使ってほしかった。あと、女優はもっと綺麗に撮ってほしい。冒頭の深津絵里は、“似てる人”なのかと思ったくらいだ。 【mohno】さん [映画館(邦画)] 7点(2008-06-18 03:31:16) |