9.《ネタバレ》 これは、見事に構成された現場あるある・・・である(笑
デジタルで動画を撮る行為が身近になった今だからこそ
皆にいいねされ、広がって、大ヒット作品になったのだと思う。
ある意味、YouTube的な “スゲー動画” の延長線上にあって
シンプルなアイディアを、体力と頭脳とチームワークで見せた切った傑作。
賛美を込めてキャッチを捧げるばらば・・・
『Bムービー現場あるある❗️❗️謎の廃墟にゾンビと映画魂を見たッ❗️❗️』
上田慎一郎監督がメジャー映画に行くかは定かでない。
同じバックステージを描く「蒲田行進曲」や「ラジオの時間」とは異質。
むしろ「鷹の爪団」や 岡崎体育「MUSIC VIDEO」ような臭いもする。
シンプルなアイディアを徹底して面白く見せる、その構成力とバランス感覚は
“映像芸人” 的でもある。
もちろん、これは『ゾンビ映画』ではない。
エンドクレジットのメイキング映像までが計算され尽した
最高に面白い、モキュメンタリーを装ったドキュメンタリー映画なのである。
監督第2作が今後公開されるとすれば、上田監督の本質がそこに見える筈なので
一発屋でない証明を世間に見せて欲しい! 期待してます。