82.《ネタバレ》 黒澤映画では珍しい前作「用心棒」の続編的作品。加山雄三、田中邦衛、小林桂樹、平田昭彦ら当時の東宝の各人気シリーズのレギュラー俳優が脇を固めるどちらかといえばプログラム・ピクチャー色の強いのも黒澤映画では異色な感じ。それでもじゅうぶんに楽しめる。中でも小林演じる見張りの侍が人質なのに敵である若侍たちと一緒に喜んでしまうシーンは笑える。そしてやはりラストの三十郎と室戸の対決シーンの衝撃は初めて見た時から忘れられない。 【イニシャルK】さん [地上波(邦画)] 10点(2005-03-02 00:03:45) |
81.《ネタバレ》 使いに走った三人を追いかけ、一瞬で斬り捨てるシーンが大好きです。逆抜き早撃ちというらしい。あんなカッコイイ事されちゃ堪りませんよ。 【ぶらっくばぁど】さん 8点(2005-02-16 18:52:50) |
80.「余計な殺生しちまったじゃねぇか!」のビンタシーンは、痺れますね。どうやらマジのビンタ張りのようです。もう言い飽きたが、三船敏郎は格好イイです。現れませんね。こういう骨太とセクシーさと愛嬌が滲み出てる俳優は。ラブ! 【aksweet】さん 9点(2005-02-09 00:11:58) |
79.《ネタバレ》 若侍達に加担するなりゆきが多少安直。苦しいがここで自分の最高峰「七人の侍」と差をつけさせてくれ。しかし完璧だ。流れるようなストーリー、何度見ても色あせしない大傑作。黒澤傑作群の中でも用心棒と並び「三船敏郎」を必要とした作品であることは間違いない。安易なシリーズ化というのではなく、贅沢は言わぬTVシリーズではなく黒澤監督の手であと一本だけでも○×三十郎、いや四十郎を見たかった。 |
78.面白い。用心棒とどっちが面白いと意味の無い議論をしたくなるのが ファンの楽しみかも。 【amicky】さん 9点(2004-09-26 13:29:26) |
【太郎】さん 9点(2004-09-05 12:55:34) |
【おでんの卵】さん 10点(2004-09-04 02:32:11) |
75.すごいね、この映画。笑いあり泣きありチャンバラあり、娯楽映画として必要なものをきっちりと詰め込んでいる。ラストの緊張感も見事。40年以上も前の映画なんだ…黒澤恐るべし。 【ふくちゃん】さん 9点(2004-08-29 19:23:19) |
74.《ネタバレ》 個人的に黒澤作品の中では「七人の侍」が一番好きなんですが、この作品もそれに次いで好きな作品です。冒頭の三十郎が助太刀する強引とも思える展開も、その後の展開を見ていくうちにそういった細かいことはすべて吹っ飛んでいきます。またカメラワークも、決して役者をアップで写してるわけではないのだけれど、そこに映し出されている一人一人皆主役のように画面に存在感をアピールしてくるあたりが今の映画監督にも見習って欲しいですね。そして、この映画最大の見所はラスト、敵役の仲代との、“映画史上最も速い剣術シーン”と称される一騎打ちのシーン。このシーンの、2人が対局した時の緊張感、そして一瞬で勝負が決まるこの瞬間は物凄い衝撃があります。改めて、ただ長いだけの殺陣シーンでは限界があるということを思い知らされました。という事で点数はストーリー8点プラスラストの“0.3秒居合い抜き”に1点の系9点。 |
73.どこか出来すぎかなと思うけど、それほど気にならずに見れました。それもこれも椿三十郎のキャラクターのおかげでしょう。自分のことを悪者だと言ってのける室戸にある種共感し、評価さえしているあたりが三十郎の魅力ですねー。ここが「遠山の金さん」や「水戸黄門」との差でしょう。単なる善人ではなく、自分のやりたいことをやりたいようにやる、それがたまたま良い行いになっただけで、ひょっとすれば悪に加担する室戸のようになってしまうかもしれない。そんな野性味を持った三十郎は魅力的だけど、そのままでは社会には適応できないし、無理に適応させれば室戸のようになってしまうのかも…それを解っているから自ら去っていく三十郎、かっこいい~~。しびれました!そんな三十郎を演じきった三船はさすが世界の三船です。お見事! 【ペリエ】さん 7点(2004-08-15 21:53:20) |
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72.三十郎のユーモアのある粋なせりふがとてもよかった。ストーリーもうまく緩急がついてだれることなく最後まで引き込まれる。何度も繰り返してみたくなる最高の映画。 【HK】さん 10点(2004-08-15 02:06:01) |
71.みなさんのおっしゃる通り、娯楽として楽しめる作品です。時間もコンパクト、用心棒よりも三十郎の殺陣のシーンが多い、そしてストーリーはいたって単純。そこに椿やら鶯やらの風情と、ユーモアをちりばめた粋な作品ですね。最後の仲代との決闘シーンは静から動への急激な変化という点で黒澤監督らしかったと思います。 【デューク】さん 8点(2004-06-30 22:43:29) |
70.おとぼけキャラたちがそれぞれ個性あって、面白かったですねぇ。最後の一騎討ちはシビレました。ただ、三船がとっ捕まって、中代が殺さないで慌てて出て行ってしまうくだり。あそこは“そりゃないだろ、殺してからいけよ!”と、ご都合主義を感じてしまった。カメラワーク、カット割、そのへんをもっと、日本の監督たちは見習うべきです。 【ダブルエイチ】さん 7点(2004-06-28 21:16:05) |
69.用心棒よりこちらかな。ユーモア感が前作よりぐっと増していて、それは三十郎は本来修羅の道(まさに前作の舞台そのもの)に生きる人であって、こちらの映画の世界観から微妙に浮いている違和感から来ているように感じます。だからこそ、彼と室戸だけのシーンはいっそう引き締まるのではないかと。ストーリーには本当に無駄がなく、なにしろ三十郎という人間の説明すら省かれているので(^^; やはり用心棒をみてからこちらを観た方がすんなり入り込めると思います。 【あさしお太郎】さん 10点(2004-06-28 04:51:15) |
68.三船敏郎と加山雄三たち、若侍がならぶとその肉厚さにびっくりします。まさしく膂力のありそうな浪人という言葉であらわせますね。 確かに鞘に納まるタイプじゃないないな。 【きつま】さん 10点(2004-06-26 19:37:15) |
67.黒澤作品の中では、最も娯楽色の高い作品だと思います。ファンとしては、もっとこういった作品を何本か作ってほしかったと思いますが、監督はもっと他に残さねばならないテーマや構想があったのでしょう。でもきっと黒澤監督は、「娯楽物だっておれが作れば、誰にも負けないよ」とあっさり言ってのけるのでしょう。あっぱれ。 【やまさん】さん 10点(2004-06-20 22:24:44) |
66.黒澤作品の武士部門では緊迫感と疾走感の流れがよく、一番好きです。 今も昔も若大将は若大将。青大将も青大将でした... 【axion】さん 10点(2004-06-17 04:28:34) |
65.1回目見たときはそれほど面白いとは思わなかったけど、2回、3回と見ていく内に、所々に出てくるユーモアがツボに入ってとても面白く感じるようになった。「あばよ」っていう台詞をこれほどスラッと言える人は今の俳優ではいないなぁ。 【夏目】さん 8点(2004-06-12 01:07:08) |
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【アルテマ温泉】さん 9点(2004-05-30 16:20:43) |