26.耳を劈く馴染みのオルガンフレーズも、ウットリ見つめ合い歌いあげる二人も、映画になると何故こんなに気恥ずかしいのか。いつも半開きの口のクリスティーヌのせいなのか?エロエロしいジゴロ風ファントムのせいなのか? 【mimi】さん 7点(2005-02-16 22:16:44) |
25.個人的にはさっぱり面白く感じませんでした。確かに皆さんの言うように音楽はとても良かったと思います。腹にズッシリくる「ジャジャジャジャ~ン」のサウンドには身体全身が敏感に反応し、異常なほど鳥肌が立ちました。ですが個人的にストーリーは全然面白みを感じませんでした。主人公の女のどっちつかずの態度、ファントムのジコ虫振り、リッチのボンボン兄ちゃんは幸薄そうだし。なんか観ていてヒジョーーーにイライラしました。それに始めは苦ではなかった音楽も終始音楽ばかりだと気付くと、その後の音楽には退屈してばかりでした。個人的にはミュージカル映画は結構好きな方なのに、この映画の音楽は好きになれませんでした。なので、オペラ座の怪人はいつか舞台で見てみたいものです。以上。 【ボビー】さん 5点(2005-02-16 21:54:44) |
24.とにかくエミー・ロッサムの演技がひどい。表情がいつも同じ。映画自体も非常にだらだらしている。 【ともっち】さん 2点(2005-02-15 17:01:06) |
23.冒頭のシャンデリアが過去へとつながっていく映像とあのお約束のメロディ(オーケストラのね)、この二つはとんでもなくカッコ良かった。でもここまで歌の多い映画だとは思っていなかったので半ば眠気が・・。こらえていよいよファントムの素顔が・・。「あら?・・何、いい男じゃん」ファントム全然OK。。そして映画館を出てしばらく口にしてましたあのメロディー(笑) |
22.映画館でこんなに退屈な映画を見たのも久方ぶりだ。ものの10分で眠気が襲ってきた。一言で言うと、歌いすぎ。しかもそんなにいい曲なんだろうか。全編、台詞を歌で通す先例に、「シェルブールの雨傘」があるが、やっぱりあれはメロディが素敵だったから見れたんだと思う。舞台と映画は違うってことがわかってない、例の作曲家は。テンポもゆっくりの曲で会話のように歌い上げられたって、面白みは一切ないね。ミュージカル映画ってのは、結局アクションだからね。しかもファントムはさして醜くないし。これではドラマ性に欠けるってもんだよ。 |
21.《ネタバレ》 映画館を選んで行かないとダメだと思いました。あの音楽をちゃんと愉しもうと思ったら音響設備のいいところが欠かせません。舞台でも観たんですが映画は場面や視点を変えることが出来るからそれはよかったです。それにセットがとても豪華 あの劇場を作るのに大分かかったんだろうなと思います。シャンデリアも値打ちものと聞きましたがわたし的には・・。台詞のほとんどが歌でしたので聞き惚れてしまいました。クリスティーヌとファントムのかけあいの部分が一番素敵でした。ラウルを愛しているのに何故かファントムにも惹かれてしまうそんなクリスティーヌをただふらふらしてるだけじゃないかと批判させないものを感じさせました。最後の最後で小さく年とったクリスティーヌの画像が映ったんですがあれは要らないと思いました。 【ももち】さん 7点(2005-02-11 08:21:58) |
20.ビデオでは味わえない迫力に圧巻。指輪を返されたファントムの心境にジャーン、ジャジャジャジャジャーン!!って感じで涙が出てきました。生涯想い続けたんだね 【ナカチャン】さん 8点(2005-02-09 01:13:22) |
19.舞台とはまた違った良さが出ていた。これはちょっと・・・っていう部分もいくつかあるけれど、それを差し引いてもいい出来。それとやはり音楽がとてもよかった。 【アスモデウス】さん 8点(2005-02-08 23:06:24) (良:1票) |
18.舞台モノというのは舞台で見たほうが迫力があるものですが、この映画は映画であるという利点を使用して実に胸に迫る映像と効果の連続で魅せてくれます。冒頭で銅版画を思わせるパリの街並みにググっと寄っていって次第に立体的になっていく映像の見せ方などは、古典的かつ新鮮で凄く感動しました。思わず「おー」と呟きました。隣の嫁は「ああ」と感嘆してました。とにかく大感動。クライマックスでオーケストラの大洪水が寄せてきたと思ったらサっと音が引き、次の瞬間オルゴールが奏でられるのですが、あれはもう反則でしょう。オルゴールの音色が鳴った瞬間、ブワっと涙が溢れました。マスカレードの場面も圧倒されましたが、今まで映像化された歌劇をなぞったような手法が多かったのが残念。ただ、これは舞台であり映画であるという二面性を最大限生かそうとしていた作りこみとこだわりがビシビシ感じられたのが良かった。ともすれば中途半端になりがちですが、舞台を表現する平面的な場面と、映像を表現する暗闇へ向かう奥行きの場面のコントラストが良かったと思う。まるで長い夢を見ていたかのような映画。終わった後ほとんどの観客が(年配の方が多かったです)席を立たずエンドロールを最後まで見ていたのが印象に残りました。歳取ってからまた夫婦でスクリーン上で見たいと思わせる、そんな映画です。大傑作。 【DeVante】さん 9点(2005-02-07 07:38:48) (良:1票) |
17.ミュージカル特有といえば良いのか、この映画に特有といえば良いのか分からないが、歌の洪水によってあまりにも一本調子で抑揚に欠ける出来になっている気がする。 アンドリューロイドウェーバーの想いが詰まったミュージカルなのかもしれないが、個人的には観客はミュージカルそのものを観に来たのではなく、映画を観に来ているということを忘れているような気がする。 肝心なところはミュージカルとして描いてもよいのだが、映画なのだからセリフをもっと多用しても良かったと思う。 もっとも字幕の出来が悪いため、ミュージカル部分の内容が分かりづらいということがあったのかもしれないが。 また、ミュージカルとして有名な本作のことをほとんど知らくて、人々から長年愛される本作がどんなに凄い内容なのかとかなり期待していたためか、その期待を裏切られたような気がする。 それはファントムに全く感情移入できなかったからだろうと思われる。 肝心の彼の孤独やクリスティーヌに対する想いの深さが残念なことにあまり伝わってこない。 彼の気持ちや立場が恐らく相当理解できるはずの自分が分からないというのだから、他の人も恐らく分からないような気がする。 個人的な疑問なのだが、そもそもラウルが置いていったサルの置き物を貰ってクリスティーヌは嬉しいのだろうか。 なぜラウルがあんなものを置いて行くのかがさっぱり分からないのは自分の理解不足だろうか。 深い思い出のあるオペラ座がらみのものということなのかもしれないが、ファントムの薔薇の方がよっぽど洒落てるぞ。 この映画の鑑賞方法はだいぶ分かったので、時間があればもう1回チャレンジしても良いかなとは思っている。 家でDVDで観ても、この映画の魅力はほとんど感じられないでしょうから。 |
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16.《ネタバレ》 オペラではなくロックの歌い方だったからということよりも、涙はともかく鼻水が見えてしまったがために、ファントムが「怪人」にしては俗っぽく、今ひとつ感情移入ができなかった。しかし、結局年甲斐もなく涙してしまったのは、エミー・ロッサムの切ない表情と歌声のせいだ。もちろん、朽ち果てたオペラ座のモノクロ写真から、シャンデリアが上がってかつての美しいオペラ座を再生するまでの見せ方に圧倒されていたからこそだが。ところでクリスティーヌの墓にバラを届けたファントムはいったいいくつになっているのだろう。ラウルの老け込み方からいくと、年上のファントムは一人で歩けたのだろうかなどと、つまらないことを考えさせるのも、ファントムの鼻水を見せられたからなんだぜ、シューマカーさんよ。 【karik】さん 8点(2005-02-06 17:55:29) (良:1票) |
15.こんなに苦痛な2時間半はひさしぶりでした。見終わった後の疲労感は相当なものだったので、もう二度とこの映画は見たくないな、と思った。激辛ですがこれが率直な感想です。冒頭の『タイタニック』ばりのシーン(シャンデリアに色がついて過去に遡るところ)、クライマックスのファントム&クリスティーヌの真に迫った演技、ラストシーンのバラ・・・このへんはほんと感動したのです。ただ、全編とおして歌いすぎでしょう。「え、また歌かよ・・・」の連続。うんざり。ごく普通の会話であるべきところまで歌いまくるので、滑稽にすら見えました。そしてそのせいで肝心なシーンでの歌がまったく際立たない。『シカゴ』は現実部分が普通のセリフで、空想世界のみが歌だった。『サウンド・オブ・ミュージック』や『マイ・フェア・レディ』は「ここぞ!」という絶妙のタイミングで歌ってくれた。だから鳥肌が立つほど感動したし、物語の面白さを味わいつつ、歌の素晴らしさにもどっぷり浸れたんだなーと思います。『オペラ座~』もこれだけの舞台装置&役者がそろっていれば、もっと良い映画になりえただろうに。あと、肝心のファントムの歌唱力がイマイチでかなりもどかしかったです。演技は良かったけど。 【ROMY】さん 4点(2005-02-06 15:28:38) (良:1票) |
14.何はともあれ、音楽に浸りました。序盤の古ぼけたシャンデリアがあのパイプオルガンの重低音と共に過去へと戻っていくシーン、私も冗談抜きで本当に鳥肌が立ちました。あのシーンを見ただけでも、この映画を観た価値があったと思っています。ミュージカルは正直苦手なんですが、ファントムがやたら格好いいので歌うシーンには見入ってしまいましたね。はっきり言ってラウルよりもよっぽどいい男では…(笑)。私は原作をよく知らないので(さわり程度の知識)、どれくらい違いがあるのかとはわかりませんが、この作品に詰まっているのはファントムの深い悲しみと、クリスティーナへのひたすら純粋な愛だったのだと思っています。仮面舞踏会のシーンはなかなか必見。見応えのある作品でした。 【深海】さん 8点(2005-02-06 00:18:56) |
13.《ネタバレ》 ファントムの深い悲しみは誰にも理解されなかったんでしょうね。最後のお墓に薔薇が置いてあったシーンが心に残ります。 【たま】さん 7点(2005-02-05 22:10:37) |
12.ロック調なテイスト、全編べったりの音楽など、「ムーラン・ルージュ」を思い起こさせるような作りだが、でもあれほどぶっ飛んでるわけでもなく、なんだか中途半端で下品な印象を受けた。「オペラ座の怪人」は有名で何度も映画化されてるけど、これはミュージカルという形で、好き嫌いははっきり分かれそう。ジャーン!!ジャジャジャジャジャーン!!ていうオルガンの音が耳にこびりつく事必至。それにしても主役の女性がとても美人だったので、いつのまにやらヌードを期待してたのだが、、、、、あ、映画より僕のコメントの方が下品だなこりゃ(笑) 【あろえりーな】さん 5点(2005-02-05 01:47:57) |
11.舞台版「オペラ座の怪人」は、音楽や歌以上に「装置」の戯曲です。オペラ座の舞台に見立てたステージが、物語の進行に従ってどんどんと姿を変えていきます。目の前で「現実に」繰り広げられるそのスペクタクルには、内容以上の感銘を受けたもんです。そんな戯曲ですから、表現媒体としては映画の方が合っていると私も思います。しかし、出来上がった映画は丸っきり舞台をなぞっただけで、映画ならでは空間的広がりが全く感じられない仕上がり。しかも、舞台装置のダイナミズムは当然消失しています。クライマックスも、実際に観客の頭上を巨大なシャンデリアが滑り落ちていくスリルに比べれば、どーってことありません。元が元ですからつまらない映画ではありませんし、数々の名曲も楽しめますが、何か平凡な作品になってしまって少し残念に思いました。戸田奈津子の字幕が「ロード・オブ・ザ・リング」並に出来が良くなかったのもマイナスです、6点献上。 【sayzin】さん 6点(2005-02-03 23:36:01) (良:2票) |
10.うーん 期待していただけにちょっと残念。 音楽も良いし、映像も綺麗で見ごたえ充分なのに 何故か消化不良。 なんでだろう???って思うと歌が多過ぎ!ってこの映画にそれをいっちゃーおしまいんなんですが、でもここはセリフでも良いのでは?って所が何箇所もあった。 歌じゃなければもっと物語も分かり易かっただろうに・・・・。 【あずき】さん 4点(2005-02-03 21:46:10) |
9.舞台の映像化の典型的な失敗例。舞台版のCDを聴いているほうが、何倍も臨場感があるというのはいかがなものか。キャストが悪いわけでも、楽曲・オケが悪いわけでも、装置・衣裳が悪いわけでもないのに、「ミュージカル」の違和感ばかりが際立ってしまって、キャストがアップになるたび、これなら歌わずに芝居をさせてあげたらいいのに・・・と思うことしばしば。舞台版があまりに有名すぎるゆえに、監督も金縛り状態だったんでしょうか。舞台版で胸かきむしられた名曲の数々を聴きながら、お尻がむずがゆくなる理不尽!先のsayzinさんもおっしゃってるとおりお粗末な字幕も興を殺いだ一因。初めてロンドンでこの作品を見たときは細かな意味は分からずとも、ファントムの切なさ、哀しみが痛切に迫ってきましたから、ある程度映画力のある方は字幕を無視したほうがよいかもしれません。追記:エンドロールで流れる新曲(?)は蛇足じゃないかしら。 【HIDUKI】さん 7点(2005-02-03 14:45:17) (良:1票) |
8.ミュージカル映画は苦手だったのですが、これは別。すんごかった。出だしから、音楽に圧倒されました。かっくい~。オペラ座の怪人もよかったし、なんといってもクリスティーヌがかわいいっ!歌声きれいだし。仮面舞踏会の場面も豪華絢爛。スクリーンで見ると格別です。 【海賊】さん 8点(2005-02-03 00:07:37) |
7.ゴージャスで素晴らしい衣装や美術と全編を彩る甘美な名曲の数々。テーマ曲の序奏に乗って豪華なシャンデリアが上がるオープニングですでにワクワクして感動し、歌やドラマが盛り上がると涙腺も刺激されて感泣。 もう何年も前に見た四季の舞台ですっかりこのミュージカルメロディに魅了されたものとしては、この映像と音楽の2時間半に浸ることができて満足満足です。ストーリーは定型なのでほとんど舞台そのままの運びですが、映像ならではの表現が迫力や広がりを見せるのでまた違う良さもあります。 ミュージカルでもこれほど音楽が主役でどれも美しいのは特筆ものの作品ですから、主な出演者が吹き替えでなく歌ってるのは当然嬉しいわけで、中でもクリスティーヌのエミー・ロッサムは可憐だし歌は声もきれいで素晴らしい。 怪人はラウルともども美形でかっこいい。でも怪人は主役だし実力で選んだならもう少し低くて声量のある歌唱力を、、という気がしないでもない。バンデラスという声もあったそうでそれでも良かったかも。カルロッタ役のM・ドライバーは吹き替えですがイタリアなまり?の我侭な歌姫がはまってました。 とはいえメロディが美しい名作ミュージカルなのでこれだけ聞かせて見せてくれれば上出来だと思います。帰ってから久しぶりに四季版ミュージカルを聞いて余韻に浸りました。 【キリコ】さん 8点(2005-02-02 21:35:32) (良:2票) |