【ボビー】さん 7点(2004-06-12 14:55:59) |
88.《ネタバレ》 あの最後の終わり方っていうのはなんかフランスらしいお洒落な感じがして良かったなぁ。 【夏目】さん 7点(2004-06-12 12:53:13) |
87.《ネタバレ》 どうしてあそこまできて..浜辺の「セニョール・リプレイ」に反応して、歩いて行くドロンの笑顔と残された青い空と海があまりにも脳裏に焼きついて離れない... 【fragile】さん 9点(2004-06-08 23:46:25) |
86.ラストがよかった。成功の甘美に酔いしれた顔。 【ぷー太。】さん 10点(2004-05-19 00:16:17) |
85.アラン・ドロン、やはしいい男ですねぇ~。色気がありつつもなぜか影があって・・・。目の保養をさせて頂きました。また音楽が良いです。ストーリーも殺人方法もいたってシンプルですが本当に人を殺す時ってそんなものかも知れませんね。最近は残虐な殺し方が多すぎます。 だからこそ新鮮な感じがしました。 【あずき】さん 8点(2004-05-15 16:49:13) |
84.アラン・ドロンかわいい♪ですが、二時間ドラマと変わらないない内容だと思う。 【kaneko】さん 2点(2004-05-15 02:28:31) (良:1票)(笑:1票) |
83.《ネタバレ》 美しい映画です。照りつける太陽、紺碧の海、ニーノ・ロータの哀愁漂う音楽、そしてアラン・ドロン!これを美しいと言わずして何を美しいと表現できようか!ってちょっと大袈裟ですね。まあとにかく、男が見てもドロンの美しさは、反則ですね。今から、ふたむかし以上前の二枚目の代表ですが、今見てもキレイと思えるなんざぁ、そりゃ当時の女性には大変だったでしょう。今のイケメンが束になってもかなわないって感じですかね。さしずめ【ベッカム+(たす)ディカプリオ<(より)ドロン】ってとこですか。古っ!ラストの、手のはみ出た死体が少しずつ巻き上げられるところと何も知らず海の家のオバチャンに呼ばれてニコニコしながら近付くドロンが哀れで、何とも言えない余韻を残します。 |
82.《ネタバレ》 緻密に計画を練り、用意周到に準備を重ね、完全犯罪を目論む青年。 これ以上無いであろう完璧な犯罪計画を遂行し、全てを手に入れた時、たった一つの偶然が彼の計画を既に台無しにしてしまっていたのだ。 その時、全てをやり遂げた達成感に満ち溢れている青年に対して、太陽はまぶしいほどサンサンと照り付けていた。 もうすぐ絶望感を味わう事を未だ知らない青年に対して…。 名作である。 特に、名作たるゆえんはその終わり方にある。 【あむ】さん 9点(2004-05-04 19:34:44) |
81.フィリップが胸糞悪い人物として描かれているので、すんなりトムに感情移入できたのが良かったのでしょうか。いつ追い詰められるのかと、どきどきしながら見ることが出来ました。ラストシーンも如才ない彼ならうまく切り抜けられるのではないか、などと思ったりします。ただ、ひとつ疑問なのは、トムはあれだけの偽装工作をこなせるのに、なぜさっさとイタリア国外に出ることを考えなかったのか?フィリップのすべてを奪い取るためにしても、いささかマルシュにこだわりすぎな気が…。一般に現場からはすぐにでも逃げ出したいのが犯罪者の心理だと思うんですが。どんなものでしょう。アラン・ドロンははじめてみましたが、ものすごく端整な顔立ちですね。あとタイトルも秀逸。 【虚学図書之介】さん 8点(2004-04-19 01:17:07) |
80.2、30分見始めたときは、ただ男と女がイチャイチャするだけの映画なのかと思い不安でしたが、途中から急速に面白くなりました。会話の中での、洒落っ気のある駆け引きがよく分からなくてその部分はいまいち楽しめませんでした。でも、繊細なようでいて大胆なトムの行動に目が離せず、サスペンスとしては分かり易いハラハラ感で、十分楽しめました。終わり方がすっきりしていて良いです。主張せず引き立て役に徹しているBGMも良いです。 【VNTS】さん 7点(2004-04-18 03:22:28) |
|
79.前半はフランス映画独特のアンニュイな感じでなんとなく観てたんだけど、途中からはかなりはらはらどきどきで目が離せませんでした。で、ラストのどんでん返し。しびれた~。「太陽がいっぱい」ていうタイトルが秀逸! |
78.二年ほど前にこの映画を大学の授業の中で観て、あまりにも面白かったので、個人的にもう一度観ました。あの、サインを練習するシーン、とっさに死人にタバコをくわえさせるシーン。トリックというよりそういう機転がすごい。そして何よりラストも最高。あのラストの衝撃を味わいたいために、もう一度観てしまった。 【Mプ】さん 9点(2004-03-31 16:25:44) |
77.《ネタバレ》 綺麗な青い海がとても印象深い作品です。内容も「嫉妬」や、取り繕うことによって更に犯罪を重ねてしまう心理が上手く描かれていると思う。またリプリーもはまり役で、他人の物を欲してしまう野性的なイメージを良く演じきれているのに感心する。映画「リプリー」共々面白い展開を見せている! 【たにっち】さん 7点(2004-03-14 12:59:18) |
76.カラッとした美しい風景に、まるで対比するようなアラン・ドロンの陰湿な表情。このふたつが合わさり、なんともいえない雰囲気をかもしだしていた・・・アラン・ドロンは幸せだったのだろうか・・・最後のアッと驚く(実は想像できたが)ラストは哀れさしか感じない。 【めめこ】さん 8点(2004-03-12 23:49:28) |
75.やっぱりフランス映画ってだるいっすね(偏見)。なんでこんなによくできたストーリーでここまでだるくしてしまうのか理解できない。もうちょっと面白くしろよと思うんだがね。まぁ妖しい雰囲気はよく出てるけど。しかしだるさを差し引いてもまだまだ面白いというタフな映画。 【ぷりんぐるしゅ】さん 6点(2004-03-12 20:22:52) |
74.アラン・ドロンの陰鬱で冷酷な瞳は、ほとんど放送禁止の次元に達しています。特に、ラスト付近で「僕のために」とギターを弾かせるシーンの「眼」は、ゾッとするほど美しく、また恐ろしい。例の叙情的な名曲をバックに、晴れた空、白い雲、青い海の画面も、暗く、湿った雰囲気に支配されていることも味わい深いです。「最高の気分」「太陽がいっぱい」とつぶやく表情にさえ、少しも満ち足りた感じがなく、むしろ寂寥感がうかがえるのも妙味。 |
73.《ネタバレ》 故淀川長治先生が「男が男を愛する映画。その結果、男が男を殺して、その男になろうとする恐い恐い愛の映画」というような事をおっしやってました。復刻版のパンフレットにもそのような事が記載されていました。あの当時に、そういう観点でこの映画を見ていらしたことに、深く感動し、再見すると、ああまさしくと膝をたたく場面の多い事。中学生の頃は、殺人者がアリバイやサインをまねして追究の手から逃れるただのサスペンス映画だったのが、今では妖しい男同志の映画に見えるから、あら不思議。映画を見る目を鍛える大切さを改めて教えていただいた貴重な作品です。 【映画小僧】さん 9点(2004-03-04 11:31:53) |
【zero828】さん 8点(2004-02-22 00:05:20) |
71.哀感溢れるサスペンス映画の名作! この映画はサスペンス仕上げになってはいますが、エキゾチックな雰囲気を味わうとともに、野心的な一青年のはかない夢を描いた作品なんですね。アラン・ドロンに“ゾクッ”とくるかどうかが分かれ目で、そうなればしめたもの。あとはワイン片手に名匠ルネ・クレマンの甘く切ない世界に身を委ねましょう。この物語り、よ~く考えてみると胸くそ悪い殺人犯が主人公なんですが、観客にすんなりと受け入れられるのはアラン・ドロンの放つ美しさに他ならない。完全犯罪をもくろむ貧しい青年の夢は消え去り、やがて彼の人生も消え去るであろうことは、作品全体を覆っているニーノ・ロータのメロディーが切々と物語っている。 【光りやまねこ】さん 9点(2004-02-14 10:46:45) (良:3票) |
70.ヒロインの存在の無意味さ、アラン・ドロンの不必要な半裸、殺人までの段取りの悪さ。それらを差し置いても素晴らしい映画。トリックで驚かせるというよりは運命の皮肉や残酷さをしみじみ感じるタイプの作品だと思った。 【ラーション】さん 8点(2004-02-10 20:23:53) |