246.サクセス・ストーリーと云う物を観て素直に感動できるのは、苦難を打破して成功を掴む主人公に自分を感情移入させ、己の『夢』を劇中の主人公に乗せて昇華させるからだろうか?だとすると、この作品は個人的にかなり自分好みか…(そんな観方しかしてないのでご了承下さいな)自分の将来云々と云う確実な道筋よりも、ちょっと学術的な道に身を置きたがった(失礼な表現だ)時期がある方ならば、この作品へ感じるものがあるでしょう。 取り巻く状況が厳しければ厳しい程、少年の思いはくすむ事がないばかりか、更に強く真っ直ぐになってゆく。その気持ちが家族を、頑固な父親を変える。暖かい、家族と親友の思いはとても暖かい。父親が仲間を裏切ってバスに乗る場面、息子が父の姿に気付く…とても心を掴んで、そしてその悲哀に胸が痛かった。家族が一つになる瞬間、彼は期待と云う重荷を背負ったはず。其れは、自身になり実力へと変化し、舞台上の白鳥に姿を変えたのだろう。頑固でも、息子を心から思う親父の姿、家族のあり方と亡き母の手紙が忘れられない..。 【MAZE】さん 8点(2004-05-23 20:53:17) (良:1票) |
245.見たあとガツンとパンチを食らったような感覚に襲われました。私も中学生を持つ母親ですが、これだけのことが子供のためにしてあげられるのだろうか? あの子がダンスをしている姿を見て天啓を受けたかのように....この子の為にはこうしてあげることが必要なんだ!と今までの全ての言動を一変するだけの感覚と行動力を持ち得るだろうか?.....素晴らしい父親です。見習わなければと心底思いました。そして素晴らしい家族です。この子がこうした家族の中に育ったことが、そうした人々に影響を受けたことが又、友達を大事にし思いやる細やかな感覚が、素晴らしいダンサーとしての道を切り開かせてくれたのだと思います。最後に白鳥の湖の舞台裏で家族がいらしてますが....という伝言の答えにフッと笑った彼の様子が今でも印象に深く残っています。良い映画を見たという満足感をいただけました。 【ぱんた】さん 9点(2004-05-23 14:47:57) (良:1票) |
244.見つけた夢に向かって走る少年ももちろん良いですが、やはり一番印象に残るのは意地を捨てて未来を息子に託す炭鉱系頑固親父と、別れの直前で素直に「寂しい」と告白する兄貴。この二人に涙腺干されました。 【ラーション】さん 9点(2004-05-23 01:37:59) |
【ヒロヒロ】さん 8点(2004-05-20 00:03:32) |
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【ボバン】さん 10点(2004-05-02 00:18:38) |
240.バレエのことは全く知らないのでその部分での楽しみはあまり無かった。ドラマ部分も理解不能なところが多かった。父親とかお兄さんとかの心の推移がわからず。おばあさんも謎。常に疑問符が頭の中にあって、のめり込むことができなかった。まぁ子供たちのませた会話は笑った。 【ぷりんぐるしゅ】さん 4点(2004-04-27 15:16:37) |
239.《ネタバレ》 この映画はいいシーンが多すぎる!ビリーの一生懸命なダンスはもちろん、頑固なお父さんがビリーの為にお金を払ってやらなくてはと泣くシーンや、別れの時、意地悪な兄が「I miss you」と叫ぶシーン・・・まだまだたくさんあります。家族愛がとても感動的に描かれた素晴らしい作品だと思います。最後に、大人になったマイケル役の人が子供の頃のマイケルに似すぎでビックリしました(笑) 【ぴかちゅー】さん 8点(2004-04-21 04:04:01) |
238.《ネタバレ》 物足りないんだ。中途半端に切なく中途半端に心動かされ中途半端に終わる。「ハマる」映画ではなかった。 |
237.ビリーの晴れの舞台にバレエ教師の姿が見えないところに、イギリスの階級社会を垣間見た気がした。ビリーの父親に「ロンドンへの旅費ならば私が出す」といとも簡単に言ってみせたバレエ教師は、典型的な中流階級のスノッブである。彼女は「息子を飲んだくれの炭坑労働者にしたいのか」と極めて本質をついた発言をビリーの面前でしているが、家族を傷つけられたビリーの反動は、その後の爆発したようなダンスや、ロンドンに発つ直前になって彼女に報告に行くことからもよくわかる。彼の家庭は、壊したピアノで暖をとるほど困窮した労働階級であっても、家族の絆は強く、娘が両親の性生活を暴露するような醒めた中流階級の家庭とは、根本的に違うのだ。階級の差が癒しがたい心の溝までも生むことに、小さな棘のような痛みを味わった。 【トバモリー】さん 8点(2004-04-05 20:27:32) (良:1票) |
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236.ビリーの性格がよく描かれていてよかったです。大人しいのかと思ったらずけずけと大人にものを言ったり、ませた会話をしたり。でもかなり優しい、いい子ですよね。手紙を先生に読ませるあたり、自分の気持ちを表すのを恐れない子だと思いました。印象的だったのは、色んな人たちのハグのシーンです。父と息子、ビリーと先生。日本人はあんまりやらないけど、いいですね。 【アラスカ】さん 8点(2004-03-25 10:20:47) |
235.すげーイイ映画です。父親の前で初めてダンスを披露するシーンなんかカッコ良過ぎだって。「どうだ俺上手いだろ?すげーだろ?こんなに自由に跳んで回れるぜ!この才能と努力をおめおめ無駄にさせていいのか!俺にオーディションを受けさせろ!分からず屋で頑固で甲斐性無しのボケ親父!」という想いがしっかりと伝わって来た。それほどあの時の主人公は鬼気迫る表情をしていた。そんな強い意志を持ち合わせる反面、家族や友人に接する彼の優しさに心を動かさずにいられねぇ。ゲイであることを親友にカミングアウトされても、彼は態度を変えないどころか別れ際にキスしてあげる。なんてヤツだ。俺だったら多分裸足で逃げ出してた。「アタシのあそこ見たい?」と幼馴染の女の子に言われて「見なくても好きだよ」。なんてヤツだ。俺だったら多分見せてもらおうとした。 【コバ香具師】さん 7点(2004-03-19 09:46:52) (笑:7票) |
234.最高、大好き、はじけるような躍動感とバレーに対する熱い思いがビンビン伝わってきた。踊りたくて、踊りたくて道路で飛んで踊るシーンが一番その心を現していた。最初は軟弱と反対し、次はお金が無くて困惑し、でも子供のためにスト破りまでするお父さんの思い。いいです、脚本も俳優もコンセプトも全て。ラスト、成長してりっぱなダンサーになったその一瞬の踊りの姿・・・ああぁぁ~もっとみた~い・・で、ストップ・・印象がより強いにくい終わり方です。 【キリコ】さん 10点(2004-03-04 15:00:21) |
233.《ネタバレ》 ハッピーエンドで観た後爽やか気分。イギリスの田舎風景が素敵です。もっと観たかった。ジェイミー・ベル踊り上手いなぁ!! 【kaneko】さん 6点(2004-03-03 09:51:02) |
232.笑えて泣けてすがすがしいのは、ショーシャンクより断然こっち。 【ぽめ】さん 10点(2004-03-02 22:20:12) |
231.泣けると聞いて見ましたが、泣けたのはスト破りのシーンのみ。でもほのぼのとしていい映画~という感じ。 【はなこ】さん 7点(2004-02-28 02:26:30) |
230.いい映画です。皆さんがコメントされているように、父親の優しさや、兄の思い、そういったものが十分に感じられます。私はビリーがバレエのテストに合格した喜びを、一人で噛み締めるシーンが一番好きです。 【neozeon】さん 10点(2004-02-26 22:14:17) |
229.思ったよりテンポも良くて、最後はスカ~っとする。 【仮面の男】さん 8点(2004-02-24 09:11:11) |
228.お父さんが偉いと思う。少年はバレエダンサーとしてエトワール(トップ)になっても、親父のために踊るんだろう。 |
227.《ネタバレ》 I miss you. のシーンが切なかった。見る価値ありです。 【よしふみ】さん 8点(2004-02-19 23:04:44) |