117.《ネタバレ》 この映画についてあれこれコメントするのは野暮だとわかっていながら 皆にわかって欲しくてダラダラと書きます。 まず、コレは野球の映画ではないと思う。。 野球は重要なアイテムにはなっているがひとつの手段でしかない。 これは冒険や奇跡を通じて自分の生き方を見つめ直す映画だ。 昔見たときは単純にいい映画だなあと思ったが、 調度主人公と同年代になってまた見ると少し見方が変わってくる。 主人公は母親が3歳で死に、男手ひとつで育てられる。 但し、思春期になり父親に反抗し、そのまま死に別れる。 36になって「何も冒険せずに年老いていった父親のように成るのが怖い。」 「何かをやるなら今が最後のチャンスだ」 という父への反発心から夢を求めて野球場を作る。 ここでは確執のまま死に別れた父に対する後悔はなく対抗しかない。 野球場は夢を果たせず死んだ人間達の天国となる。 主人公の冒険が奇跡を生み天国を創造したのだ。主人公は 旅を通じて父親に優しくしてやれなかった自分を後悔するが、 最後に野球選手になる夢・希望にあふれる若かりし父 が登場し、自分の挑戦が父の夢を実現していた事を知る。 会わせられなかった自分の家族を紹介し、 思春期に拒否していたキャッチボールをする。 で、死んでしまった若かりし父と交流する。 女性にしてみれば奥さんがあまりにも理解があって 男の身勝手な映画と思うかもしれない。 (「未知との遭遇」でダンナの冒険に奥さんが 呆れて家出するシーンがあるがそれが本音だろう) でもコレは中年男の冒険が奇跡を生み、皆の夢を実現し、 親の夢を実現する映画だという事を理解して欲しい。 幸い私の両親は健在である。出来る限り優しくしてやろうと思う。 この映画を見てあらためてそう思った。 |
116.《ネタバレ》 久しぶりに「ナチュラル」を観たので、そのReviewを書くついでにチェックしてみたら書いてなかったのでビックリです(笑)。この手の映画は本当に好いですね。大好きです。人生における、無謀といわれるチャレンジ。父親との確執および和解。その辺に自分の境遇を重ね合わせて、実感と共感が湧いてきて、何度観ても感動せずにはいられません。鳥肌モノのシーンが目白押しですが、ラストのキャッチボールもそうですが、バート・ランカスターが少女を助けた後にトウモロコシ畑に消えていくシーンは、本当に感動モノでした。それから、妻の兄が、急に"見える"ようになるシーンもゾクゾクしました(笑)。本当にこういう映画っていいですよね。「お父ちゃん、ありがとう。」 <2003年12月31日追記>あえて言おう。”女どもよ、悔しかったら、アニーのように男を安心させて見ろ!” 【オオカミ】さん 9点(2003-12-31 21:11:18) |
115.《ネタバレ》 若い人には分からない映画かもしれない。しかし、主人公と同じくらいかそれ以上の年齢の方なら、きっと心に響いてくるものがあるはず。失ってしまった夢、仲違いしたまま死に別れてしまった父。それが心の中にわだかまり、しこりとなっていく。もしそうした過去ともう一度向かいあい、おりあいをつけることができたなら。それをこの映画ではすてきなファンタジーとして描いてくれました。野球映画ではありません。頭で、理性で見てはいけません。あなたの心の奥底にある魂で感じるように見てください。 【駆けてゆく雲】さん 9点(2003-12-31 21:02:42) (良:2票) |
114.ケビン・コスナーの気持ちの流れがまったく見えない。意味わからない。普通そういう空耳が聞こえたから言われた通り作っちゃうか?色々起こるおかしなことみてあんなすぐ理解するか?客の気持ちを気にせず勝手に話し進めるな! 【野次られLOW】さん 2点(2003-12-31 19:12:08) (良:1票)(笑:1票) |
113.随分前に飛行機ん中で観ました。ん~自分はいまいちだったね。 |
112.すごいええ話やん、さよならゲームとは大違い。もう一回見たいねいつか。 【タコス】さん 8点(2003-12-21 19:28:41) |
111.《ネタバレ》 予想に反して評価が低いのでもっと真剣にならなければと書き直しました。一見、男のロマンを描いているようですが、”ちょっと待って”と言いたくなります。私がこの映画が気に入っているのはケヴィン・コスナー演じるレイに共感するというのともちょっとちがう。まずなんといってもあの過去の野球選手たちですね。野球が好きで好きで、でもなんらかの事情で断念しなければいけなかった人たち。最初球場に現れたのは8人でした。八百長事件で球界を永久追放された選手たちなんだろうなと思い、胸がキュンとなりました。そして父とのことがずっと心に引っかかっていたレイ。「それを作れば彼はきっと来る」という声を聞き、球場をつくったレイ。最初彼というのはシューレス・ジョーだったのかと思ってしまうけれど「彼」とはレイの父なのですね。そこでオープニングの生い立ち、過去をコスナーが語る意味がわかる。この物語は野球に思いいれの強い野球ファンによる野球ファンのためのノスタルジックなファンタジーではない。レイの背景というものがとても重要なのだと思う。父と同じ年代になって初めて父のことが理解できるようになる、けれどその父はもうこの世にはいない。父に対して申し訳ないことをしてしまった、もっと語るべきだったと心のどこかで常にある想い。それがあの天の声となってレイを動かしたのではないでしょうか。あの声はレイの心の声と言ってもいいでしょうね。この夫婦は70年代に若者だったのですね。それまでの家庭のあり方が大きく変わり、反戦運動に身を投じ、社会の暗部を糾弾していた世代。アメリカン・ニュー・シネマの主役だった世代とも言えます。その若者たちが中年になったひとつの結論がこの夫婦なのではないでしょうか。 【envy】さん 8点(2003-12-15 00:14:31) (良:1票) |
110.当時、なんせ話題だったので期待して見に行ったのですが「それで?」って感じでした。僕にはこの主人公に共感できる要素がなかったようです。好きな人には申し訳ない。 【あばれて万歳】さん 5点(2003-12-12 14:05:38) |
109.典型的マニア向け映画。野球が好きじゃない人が観ても何の感動も無いけど、好きな人なら「ブワ」っとくる。原作者はまあ、日本で言う山際淳二さんのような人。カットが未熟なためにもっと美しい映像構成に出来たのでは?という惜しさは残るが、相変わらずいい仕事をするホーナーも含め、実に素晴らしい映画だと思う。 【DeVante】さん 8点(2003-12-12 00:59:52) |
108.この映画やっぱ団塊世代だけにマリファナでもキメてて見た幻覚の話し?そーゆーこと?けど、もし自分ちの庭に例えば沢村栄治が来たら凄いよね。実際何キロ出してたのか是非スピードガンで測りたいッス。つーか、なんとかだまくらかしてジャイアンツで投げさせる! 【黒猫クロマティ】さん 6点(2003-12-11 18:43:18) |
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107.評価が高いので見てみたのですが自分にはイマイチあいませんでした。野球好きなのにくやしいです。 【kure】さん 4点(2003-12-09 11:39:51) (笑:1票) |
106.評価の分かれ目は、夢のお告げに唆されてトウモロコシ畑を潰して野球場を作ろう、という不条理な発想が好きになれるかどうかでしょう。楽しんでこの世界観に浸るためには、ストーリーの整合性を求めてはいけないと思います。私はそういうの好きです。 |
105.「おとぎ話」の「おとぎ」度が強すぎて、ごちそうさま、な気分になった。野球、昔やったりしなかったからかなぁ。よく出来た映画だとは思う(フォロー)。 【中山家】さん 6点(2003-12-04 13:00:46) |
104.メジャーリーグどころか野球にも疎いので、選手の名前もさっぱり分からない。よく知ってる人はこの作品がより理解できていいでしょうね。ファンタジーとしてみるとスケールの大きい夢物語だと思うが、いかんせんどこに感動するのかよく分からない。 【キリコ】さん 6点(2003-11-30 17:37:43) |
103.あらゆる意味で男性による、男性のための、オトコのロマンを限りなく美しく描いた作品。オトコにとっては羨ましい限りであろうが、女性の立場で言わせてもらえばハタ迷惑この上ない。後先考えずに思いつきで行動する夫にホイホイつきあっている妻も都合良過ぎ。可愛い奥さんだナ、と感心はするけれど、所詮は男性の理想を具現化しただけのファンタジーの一部にすぎない。映画とは夢を与えるモノ、という考えを決して否定するわけではないが、悪いけどこの映画を観た時の感想は「オトコどもよ。現実を見ろ」である。私が妻ならとにかく病院に連れて行きます。夢ならもうちょっとささやかなのを頼む。 【anemone】さん 3点(2003-11-29 22:59:45) (笑:1票) |
102.《ネタバレ》 やや荒唐無稽なお話ではありますが、ほんとうに野球の好きな人達が作り上げた映画という感じで、見終わった後なんとも言えない切なさを感じてしまいました。ラストシーンを、彼の作った野球場に向かうことを連想させる車の光の帯を映すだけにしたところが心憎い。 【キムリン】さん 7点(2003-11-29 19:58:27) |
101.会社の同僚が「これは泣ける!」というので観たのですが、すーっと通り抜けて、特に残るものもなかったという感じでした。ここでも私のような感想の者は少数派のようですが、この感受性の違いは一体何なんでしょう? |
100.シューレスジョーか!それにしても大リーグ好きにはたまらない映画です、私のような。 【花守湖】さん 9点(2003-11-27 20:23:51) |
【guijiu】さん 7点(2003-11-27 18:41:02) |
98.ケビン・コスナーの一番いいころの作品だと思う。 ファンタジックなストーリーでいいのだがいまいち乗り切れない部分もある。 【おさむ】さん 7点(2003-11-24 18:06:34) |