191.山田監督は日本人の本質的な心や日本の風景美を表現するのが本当にうまい。寡黙で目立たないが剣の達人であるという日本では昔からありがちな主人公の設定ではあるが、日本人の心を揺さぶらせるものがこの作品にはあった。心温まる作品であった。 【ゆきむら】さん 7点(2004-04-08 03:07:45) |
190.親父さん達には是非見てほしい映画。真田広之かっこよすぎ!だども、ちょっど声がききどりづれぇし、画面暗いのが難点だ。まぁ重たい話やから仕方ないかもしれないが・・。 【たまごくん】さん 6点(2004-04-07 11:55:16) |
189.とても静かで、見た後に穏やかな気持ちになるえいが。 ラストサムライよりずっと面白いです。 【BAMBI】さん 9点(2004-04-05 16:20:16) |
188.昔はこんな時代だったんだな~…。この時代に生まれるのもとかったかも。と思いました。最後抱き合うところが一番よかったです。 【Syuhei】さん 7点(2004-03-23 15:04:43) |
187.久しぶりに邦画でいいと思った映画でした。宮沢りえの着物の立ち降るまいが上手だった。 【ぷー太。】さん 7点(2004-03-22 17:07:56) |
186.日常を描くという点では向田邦子の世界と通ずる気がする…古きよきフランス映画を見ているようで、間と雰囲気ととてもよく出来た作品だと思いましたが、もう一回観たいか、心の刻まれるものがと言う点を重視している自分としては答えはNOで、この点数です。 |
185.私はふだん時代劇も山田洋次監督の作品も見ないし、武士道のなんたるかもよく知らないし、藤沢周平の作品も読んだことがないので、そういう観点からの批評はできませんが、とてもよかったです。時代劇というより、家族思いの不器用な男の物語として見ました。外国の映画賞を受賞した日本映画を見ると、私は「なんでこんなつまんない作品が?」と思うことが多いのですが、この映画はアカデミー賞の外国語映画賞の候補にはなったけど、日本人の心にしみる素晴らしい作品だと思います。ちょっと地味なので、評価は分かれるかもしれません。見る前は、真田広之主演で侍の名前が題名になっているので、助太刀屋助六とこんがらかっていましたが、見終わった今は明確に区別できるようになりました。 【チョコレクター】さん 7点(2004-03-21 21:33:36) |
184.映画として減点理由が全く見当たらない。全てにおいてすばらしい作品です。ただし内容が大人過ぎるので、チャンバラを念頭に置いたラストサムライと違い、全員に好まれるものでは無いかもしれません。大人の映画好きの方は必見です。 【Я】さん 9点(2004-03-17 08:54:36) |
183.《ネタバレ》 家族を思う父親として、尊敬できる人物像です。ただし後半からクライマックスにかけて、清兵衛の謙虚さが何だかじれったく見えました。ラスト、家に戻った清兵衛に対し朋江は「死んだものだと思ってました…」と言ってるのに唖然。清兵衛を信頼してなかったの?「必ず戻ってくると信じてました」が正解でしょ。なんて思いました。 【VNTS】さん 6点(2004-03-15 01:57:17) |
182.普段は時代劇なんて全く観ないのですが・・・、観るとしても黒澤明の時代劇ぐらいですかね。この映画はとても良かったです。ただ人生を平凡に生きたかった一人の男、たそがれ清兵衛。彼の生き様は全てにおいて誠実であり、また悲哀の人生でもあった・・・。監督の自己満足的作品が量産される今の邦画界において、こういう映画の存在は実に貴重なものだと僕は思います。山田洋次監督の次回作「隠し剣 鬼の爪」、いくら時代劇に乏しい僕でもこれを観たら絶対に期待せずにはいらない作品だ。今から公開が素直に楽しみです。 【かんたーた】さん 8点(2004-03-14 23:51:54) |
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181.なんて後味のいい映画なんだろう。観た後こんなに優しい気持ちになれるものってあまりない。登場人物ほとんどみんなが優しく、人情があったから自然と幸せな気持ちになったんだと思う。明治維新前という時代設定ながら、殺し合いの場面が少なく、人の命を軽く扱っていない。ラストの果し合い、清兵衛の生きたい気持ちが伝わってきた。何より家族のために。真田広之はラストサムライの渡辺謙より、断然いい演技をしていたと思います。作品としても素晴らしいので、出来たら賞を取って欲しかった。 【鉄男】さん 9点(2004-03-14 01:30:52) |
180.藤沢周平の世界がよく描かれています。江戸時代の江戸や京と違う東北の雰囲気も感じられる名作です。庶民の、とはいえ武士の中でも小役人の生活が、藤沢文学の基本的なテーマでもあるので、この雰囲気やストーリー展開は予想通りです。山田洋次監督もかなり自分の世界を押さえているのではと感じました。剣の使い手でも世渡りの下手な主人公と、不運な幼なじみの恋に、藩の騒動を絡ませて、人の幸せとは何かを問いかけます。自分が幸せか否かは本人が決めることであり、他人が決めるものではありません。人がどう思おうと自分の価値の基準で生きていくべきなのでしょう。自己主張の強い主人公の劇的な展開の映画だけが名作ではないと感じました。 【パセリセージ】さん 9点(2004-03-13 16:04:57) (良:2票) |
179.不器用で欲や得を求めない侍を淡々とリアルに描いた物語。素晴らしい作品だとは思うが、地味なんだよなぁ・・・・やはり物語に起伏が無いというのは、さして時代劇ファン、邦画ファンではない観客が観るのには集中力が持続しないと思う。無論、そういった意図で製作はしていないとは思うが、十代~二十代にこの映画の良さがどれだけ伝わるのか疑問。莫大な制作費があるからこそ可能な“ラスト・サムライ”や極端な表現を用いた北野武の“座頭市”などとは言わないが、「時代劇っていいよね」「邦画も観ようよ」と若者が思えるぐらいの、観る側の底辺拡大の為にも多くの大衆に受け入れられる作品を作って欲しい。 【トニー】さん 5点(2004-03-13 11:49:27) (良:1票) |
178.作品から受けたのは「大人の映画」という印象。それは大人向けの映画という意味でも、鑑賞に知識や経験が必要な小難しい映画という意味でもなく、まるで映画自体が暫く寝かせてあったかの様に円熟していたという印象です(ということは、作り手が円熟していたということなんでしょうけど…)。本作の風景やディティールの演出の前では「ラストサムライ」の「武士道」も霞んで見えます。しかしそれでも、派手好きだということも手伝って、現代の庶民を代弁した様な本作より、死に絶えた崇高な理想を描いた「ラスト~」に軍配を上げてしまう私です。あと、何かと評判の宜しくない岸恵子ですけど、映画の作りとして本作は最初から以登の回顧録な訳ですから、ラストまでこの作り方で正解だったと思います。という訳で、7点献上。 【sayzin】さん 7点(2004-03-12 16:45:36) (良:2票) |
177.思ったより静かな映画でした。テレビの時代劇と比べると、照明や殺陣がよく考えられていると思いました。貧乏な暮らしの中に小さな幸せが見え隠れするところもいいでした。こういう静かな映画も悪くないです 【ヤマビコ】さん 7点(2004-03-11 18:49:46) |
176.CMでかなりいい映画というように予告していたのですが、私の好みの作品ではなかったようです・・・。それから、一つ疑問に感じたシーンが・・・宮沢さんが真田さんの髪を梳いているシーンがありましたが、あれは文化的にありえないかも・・・あの時代、男性の髪に女性は触れないのが礼儀だったような・・・。 |
175.なまりが良かった。ほのぼのしててよかった。大杉漣がよかった。 【スマイル】さん 7点(2004-03-10 20:14:23) |
174.大袈裟じゃない武士道といいますか、人としてあるべき姿を描いた心に染みるストーリーです。ただ…宮沢りえは、綺麗で繊細、芯は強いみたいな感じは良く出ていたんですが、ん~、何がダメなんでしょうね、ぴんときませんでした。真田もたそがれな割にかっこよすぎですね。まあ「たそがれ」なキャストではないと私的には思うのですが、「トワイライト・サムライ」と思えばこれでいいのかもしれません。 【へっぽこ】さん 7点(2004-03-10 09:31:01) |
173.加藤茶の顔を思い浮かべて一人ニヤニヤする私。 (ホンダば、すんづれいスマス・・・) 【ぶらき】さん 9点(2004-03-10 00:32:41) (良:1票) |
172.大好きな作品です。二度観ましたが二回とも泣けました。男が男らしく、女が女らしくてカッコいいです。主役の二人みたいな日本人はきっと激減しちゃってるだろうけど、それぞれのエピソードは十分現在にも通じて、クスっと笑えたり、切なかったり。真田さんもりえちゃんもそして初めて知った田中さんも存在感あって素敵でしたね~♪ 【らふらんす】さん 8点(2004-03-09 16:43:34) |