70.《ネタバレ》 「シベ超」...それはレビュワーにとって悪魔的な響きを持つ言葉だ。告白すれば、私はずっと後ろめたい思いをしてきた。「シベ超」を観ていなかったからである。私は辛い思いをしてきた。「シベ超」を観ていなかったからである。しかし、今ここに私は高らかに宣言する。「シベ超」を観た、と。私もついに真のレビュワーの仲間入りを果たした。もはやレビュー板が「シベ超」そのものを語る場というより、"「シベ超」で何を語るのか"を競う場になっているのをみれば、この映画から何か人を狂わす電波のようなものが出ていることは明らかである。再び私は宣言する。確かに電波を浴びた、と。「洗礼」を受けた、といってもいい。密室内の交換殺人という驚愕のプロット、そしてそれすらも軽々と無きものにする2重のどんでん返し。何をどう「どんでん返し」たのかや、「窓の揺れ」など問題ではないとばかりに、水野の愛を客室にギッチリ詰めこんで「シベ超」は勝手に疾走する。例えば想像して欲しい。友人の部屋に遊びに行ったとき、「シベ超1~4」がビデオラックに鎮座していたとする。こういう時、あなたならどう思うだろうか?私ならこう思う。「信用できるヤツ...」、と。例えば想像して欲しい。いつかこの映画をまだ見ぬ息子と観ることが出来る日を。「パパ!昨日は"シベ超11"を観たから、今日は"12"だね!」...あなたは頬が緩まないだろうか?。私なら緩む。私にとって「シベ超」とは、つまりはそういう映画なのである。再び告白する。私はこれほど稚拙で、これほど作り手の愛に溢れた映画を知らない。だから採点は放棄させて欲しいのだ。 【veryautumn】さん 0点(2004-02-07 11:54:15) (良:4票)(笑:9票) |
69.水野晴男の「いい映画」ってこんな馬鹿映画のこと? 【T-zen】さん 0点(2004-02-03 12:58:50) (笑:2票) |
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【ヒューマンガス】さん 0点(2004-01-24 13:51:05) (笑:4票) |
66.一見、どんなに出来の悪い映画でも学ぶべきメッセージは必ず一つはある。本作において水野氏は「創ることと評論することは全く違うもので前者は後者より少なくとも100倍は難しい」ということを自ら証明してくれた。そんな水野氏の勇気に敬意を表してこの言葉を捧げよう。「いやぁ~映画って本当に素晴らしいですね。」 |
65.私が7年間通いつめたツタ○にはシベ超が無い。私はみうらじゅんを尊敬し、コサキン本を買い、タモリ倶楽部を楽しみにしている女だ。これでシベ超を見ていないなんて反則なのだが、無いものは仕方がないと諦めていた。しかしどうでしょう。パソコンを購入しこのサイトに出会い、やっぱり「シベ超」で検索をかけてしまった。そしてずらりと並ぶレビューを読みヒーヒー笑いが止まらず、シベ超熱は急激に高騰してしまった。明けて正月元日。たまたま立ち寄った本屋のビデオレンタルコーナーで、シベ超を発見してしまった・・・。ウヲーどうしよう、と迷ったが時間切れであえなく帰宅。また後日出直そうと気を取り直したが、欲望が晴郎ちゃんの顔をして脳裏にこびりつき離れない。だめだ。このままじゃ取りつかれる。いま「北斗の拳」のケンシロウにやられたら、「ひでぶぅ」、じゃなくて「しべちょっ」と叫ぶに違いない。夜の10時半に前出の本屋に向かい、この映画見たさに会員登録を行い、めでたくシベ超ワールドに足を突っ込んだのでした。やっと先ほど見終えたのですが、鑑賞後の感想は・・・達成感と疲労感、怒りと笑いもあったりする。ほとんど動かないくせに何でもわかっちゃう閣下、かたせ梨乃がカーチャ?あれが変装だったのか?戦争が良くないと訴えたいなら、こんなやり方じゃなくてもいいだろ!ああでも笑えた。あんまりな内容なんでトリックもよくわかんない。閣下以外はまじめな演技で、晴郎ちゃんの学芸会程度の芝居が余計目立っているし。これを大真面目に製作した(らしい)MIKE MIZNOには0点、と言いたいとこだが、長年の欲望が満たされたし、大いに笑かしてもらったので見ても損は無い6点。さて、「2」はどうしよう・・・。あの本屋には4まで全部揃っていました・・・。[追記]1/19、次のシベ超ファンのために期限内に返したはずのビデオの返却請求はがきが来た。件の本屋に電話で猛烈抗議。結局手違いだった。(もしかして、と思った方います?!)たとえ家の中でも「シベリアちょーとっきゅうー!!」と大声で説明するのはとても恥ずかしかった。おのれ晴郎ちゃん、やっと本厄が終わった私にこんな逸話を残すとは。2以降は、もうシベ超祭りに参加するしかないのか・・・? 【のはら】さん 6点(2004-01-19 15:19:35) (笑:8票) |
64.みんなのレビュー投稿、楽しすぎ!誘われるように見てしまいました。見てみて・・・( ̄□ ̄;)。レビューの点数は正常、レビューの面白さを実際の映画の面白さと混同した私が愚かでした。マイク水野、合掌。 【るう@】さん 2点(2004-01-18 19:16:14) (笑:2票) |
63.最近この映画が物凄い傑作なんじゃないかと思い始めてきた。 【終末婚】さん 0点(2004-01-17 21:40:16) (良:2票)(笑:3票) |
62.私はクソ映画が好きだ。なぜ好きかは他のクソ映画のレビューに書いているのだけど。そして、どれだけクソなのか確かめようと、この映画を借りる決意をして、レンタルビデオ店のレジにこれを持って行こうとした時、高校生と思われる男の子が側に4人程いて、そこに更に1人、友人と思われる男の子がやってくるやいなや、その友人達に「やべえ!俺、血便が出た!」と叫んだ。友人達は、「マジかよ!ありえねえっ」「今!?今!?」と大騒ぎ。そしてその少年は友人達に、この店のトイレでどのように血便を出したかを生々しく詳細に語り始めた。私は思った、《ヤバイ…ヤバイぞ。あまりにも出来すぎた話だ。クソ映画を探しに来て、もっとディープなクソ話に遭遇するとは。こんな偶然、そうそうあるもんじゃない。恐るべし、シベ超!凄い因果だ。よっぽどクソ映画なのか》と。期待値最大で帰って観てみた。観終わった……ああ、凄いや。凄いですね。水野晴郎が渾身の力で出したクソ。流れないよ。頭にこびり付く。何ですか、あの揺れない特急列車は。存在意義まるで0の英字幕は。水野晴郎の国宝級の棒読みは。「ヒトラーを止める」なんて、何様だ、お前は。ああ、言い出したらきりがない…。誰か、水野晴郎の目を覚まさせてあげてくれませんか。いや、てゆうかむしろ、彼の暴走を止めるのは、この映画を観た全ての人の義務なのか(あいつ今、パート5と6を撮ってるだろ)。あいつは目を開けたまま夢を見れる数少ない大人の1人だ。何てゴキゲンな奴だ。そりゃ、世の中お前みたいなゴキゲンな脳みその持ち主ばかりになりゃ、戦争も起こらないだろうよ。クソ映画と期待して、期待を上回ったことはあまりないけれど、これは、見事でした。観る前のエピソードで、もうすでにお腹いっぱいになってたのに、これは凄い。賛辞を込めて、0点。とんでもない映画です。そしてあれからどうなったんだ、血便ボーイ。 【ひのと】さん 0点(2004-01-14 14:48:31) (良:1票)(笑:34票) |
61.公開当時から話題となっていたシベ超を一度鑑賞しておこうと、ビデオ屋をハシゴして探していた大学生の時。大きな店には当然のように置いてなく、ある訳ないと思って入った「右手」がデザインされた看板の小さな店。 男臭漂う入るときより出るときに勇気のいる店なのだが、ダメ元で店主に尋ねてみた。「あの、シベリア超・・」「ああ、あれ試写会見に行ったよ!」嬉々として喋りだす店主。その試写会、はじめは50人ほどだったのが、終わりには20人足らず、そのうち6人は寝ていたと言う話を3回ほど聞かされた。このままでは4回目に突入かという所でようやく客が来て、俺は解放された。その間30分。ほうほうの体で帰宅するも、肝心のビデオを借りるのを忘れたのに気付き、再びビデオ屋へ。今度は意を決して一気に言い放った。「シベ超借りたいんですけど!」「・・置いてないよ。」「・・え!?」「あんなの試写会で十分だって、ははっ!」「・・・。」あんたが観るわけじゃねえだろぉがよぉぉぉッ! その直後、日テレで深夜にノーカット放送されているのを観て、店主の優しさを知った。今、奴の店はカラオケパブになっている。 【motsu 12】さん 0点(2004-01-12 03:04:27) (笑:14票) |
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60.この点数を下すのはちょっと勇気がいるな・・・・・もし、シベ超祭りに参加していなかったら、きっと0点を付けていた事だろう。ボンちゃんが「この映画は2001年宇宙の旅だ」と言っていたが、まさしくその通り。説明のしようがない超難解な作品である。バージョンも無数にあるので余計ややこしい。この映画の楽しみ方はシベ超祭りに参加すること。画面に閣下が登場しただけで笑いと拍手が沸き起こるあの劇場での一体感はなかなか味わえるものではない! 【きのすけ】さん 8点(2004-01-11 17:31:30) (良:4票)(笑:3票) |
59.映画づくりの難しさを、自作自演の棒読みで体現したのか? あれで、美術・照明・撮影とかも自分でやってくれると もっとためになる。 【サラウンダー】さん 0点(2004-01-09 21:27:00) (良:2票) |
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57.ちょっと~、ここでの皆さんのレビューがあまりにも面白いので、とうとう見ちゃったじゃないですか!レンタル屋で探しても、なかなか見つからず、意地になって探し出して借りてきました。「コメディ」の棚を探していたのが間違っていたんですね。内容については、全編NG集、みたいな感じです。 【FSS】さん 0点(2003-12-31 10:00:36) (笑:3票) |
56.かなり笑えた。最初のほうを見たときは、なんだ普通の映画じゃないかと思ったが、後半はブッ飛んでいた。これで作っている本人は大真面目なところがすごい。 【洟垂れ】さん 5点(2003-12-25 13:51:55) |
55.日本のことわざの一つが消えた。「好きこそものの上手なれ」が。合掌・・・。 【パセリセージ】さん 1点(2003-12-24 22:31:23) (笑:3票) |
54.想像もつかないスケールで描かれる、緊迫感大の揺れない列車内での殺人。ヒトラーを止めるというありえない志を持つ山下大将の、「戦争はよくない!」の台詞はあなたの心にズシリと響く!20世紀最高のバイオレンス・反戦・コメディー・ドラマ・サスペンス・自己満足といった、ジャンルがまるでわからない巧妙な仕掛けにあなたは気付くか!? 1993年公開の今作品は、今でも「圧倒的な世界観に驚かされた」という反響が数多く、妙に鉄道に詳しいリピーターが続出しているという。さらに「あの名(迷)作パール・ハーバーより(は)戦争の悲惨さを教えてくれる」という言葉もいただいている。まさに邦画の大傑作。これを見ずに映画を語るな!(一部取り消し) |
53.この映画の駄目ぶりは色々な場所で語り尽くされている感がありますが、個人的には、超無意味な「密室交換殺人」が最大のツボです。 とにかく、突っ込み所満載で、何度か見直しつつ友人と一緒に笑いました。その意味では好きな作品なのかもしれないし、この映画の術中にはまっている感すらあります・・・が!ここは心を鬼にして、妥当に「1点」を献上させて頂きます。 【もえたん】さん 1点(2003-12-22 02:12:19) |
52.すごく素人っぽいけれど一生懸命な水野さんの演技を見ていると心が安らぎます。変な映画ですが、死霊の盆踊りみたいに見るのが苦痛だとか見てて腹が立つような映画ではありません。 |
【かもすけ】さん 0点(2003-12-20 00:51:35) (笑:4票) |