145.ラストのトゥルーマンの虚構の世界からの旅立ち、そのシーンに感動して拍手で応える視聴者たち・・・この視聴者たちは映画を観る我々とほぼ同じ目線で描かれている。ラストの2人の警備員の「他の番組見よう。TVガイドある?」という台詞は、オマエらもどうせこんな感じ(あんだけ熱狂してたくせに終わったらもうプイかよ!)で見てんだろ?と釘を刺されてるような気がした。<追記>結局ラストにわざわざ上記の台詞を持ってきたって事はやっぱり皮肉の意味も大いにあるんだろうと思う。TV業界とか視聴者とかへの。そうじゃなかったら彼女と再会してハッピーエンドでいいよね。だから私はそっちの皮肉の方がどっちかというとメインの様に感じた。 【ばたあし】さん 10点(2004-02-06 14:06:50) |
144.エド・ハリスはあの箱庭を、しかもハリウッドの大部分を買い取って作るのに一体いくらつぎ込んだんだろうと考えさせられた。 【コーヒー】さん 7点(2004-02-04 01:09:33) |
143.テーマが重い。重すぎる。そんな中で、けなげなジムキャリーが、なんともいえない味を。 【吉澤】さん 5点(2004-02-02 15:24:16) |
142.エドバリスにとってジムキャリーは人間ではなく儲かる商品なわけで、商品開発や設計をやった事ある人ならわかると思いますが、誰しも自分の作った商品に愛着が沸くし、売れて欲しいと思う。ただし商品に欠陥が生じる事もある。その欠陥が生じる過程を上手く描き、完璧だと思っていた商品が次第に欠陥を露呈していく事の喪失感をエドハリスが上手く演じている。一方商品であるジムキャリーには人間としての意思があり、意思の変化が自分の商品価値を低下させていくという事態に陥るわけだが、何かおかしいと思えば真実を求め冒険の旅に出る。人は環境によってつく上げられた商品であり、その役割を演じる・果たす事で満足し、商品価値の維持のために現実に甘んじ、意思表示をしたり冒険したりようとしない。何かが違うと思えば、恐れずジムキャリーのように冒険の旅に出よ。そして真実を知っても笑い飛ばせ、という我々へのメッセージではないか?と思えた。 |
141.なんか神様が愚かな私たち人間の生活を操作しているみたいです。 所詮人間なんて愚かで憐れなな生き物ですね~。 【 バース】さん 8点(2004-01-01 13:28:26) |
140.人間て一回ぐらい生きていて、自分の人生ってもしかしたらみんなに筒抜けで、見せものなのかも?って考えたこのとのあるようなことを映画になったこの作品、わざわざこの人間の人生をみんなで見ているのがおもしろい、もしかしたらこの映画を作ってあんたは平気だよと思わせじつは見られているのは自分かも!? 【ZVo】さん 7点(2003-12-30 20:07:21) |
139.ジム・キャリーの明るさに、よく考えると重くなりそうなテーマなのに楽しく見られました。ブラック・ジョーク?壁紙みたいな青空やそこに突然ある別世界に出られるドアが、まるで絵本みたいな素敵さです。 【パレロコ】さん 8点(2003-12-27 22:26:58) |
138.ああ!DVD借りたときに予告編から先に見ていなければ! |
137.ほんまは5点でいいんやけど、言うてもラスト後のことを考えたら可哀想やろーと思って-1点。 【ピニョン】さん 4点(2003-12-14 16:59:13) |
136.《ネタバレ》 久々に見たけどやっぱり面白い!しかも色々な解釈ができて面白い!僕は、哲学的な基本命題である”人は自由でありうるのか”という問題を提起されてるような気になるし、そこから量子論や決定論なども関連してくると思うし。もちろん西洋宗教的な意味での”もう一つ上の階層の存在”つまり、神とはなんなのか?と言う問題提起でもあると思う。監督の最終的な結論としては、人はそこから自由になりうる、希望を残してのラストなんだけど・・・果たして。ラストのラストで、あのテレビを見ていた警備員?のセリフは、人間の娯楽というモノに対しての痛烈な皮肉を含ませてると思うし。つまり、色んな命題、社会に対する問題提起を含みながらも、ここまでポップな作品に仕上げた脚本、監督の手腕に10点を捧げたいと思います。 |
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135.友達に嘘をつかれた思い出の映画。設定が斬新で面白いが、盛り上がりに欠ける。 【ぷりとさね】さん 6点(2003-12-12 22:36:50) |
134. これ最高です。トゥルーマン、最後ドアの向こうに消えて、その後どんな人生が待ってるんだろうってワクワクします。微妙に取ってつけたような街の美術も素晴らしかった。 【ロイ・ニアリー】さん 10点(2003-12-12 13:20:15) |
133.題材は嫌いではないですね。やっぱり、鳥かごの外から見られることに気づかない設定は、最近の流行でしょうか。面白いです。けど、どれも中途半端です。シリアスかコメデイかのバランス、切り替えが出来てないですね。だから、見る側か、見られる側か、どっちに焦点を置いたらわからず。エネミーオブアメリカなどは、娯楽に徹していましたし、成功したのはサスペンスの脚本が良かったのかも。でも、ジム・キャリーはよい役者で、母性本能くすぐります。無垢さがウリですね。 【アルメイダ】さん 4点(2003-12-07 12:29:55) |
132.今日見ましたが、なかなか面白かったですね。プロデューサーの合図で雷が落ちたり、太陽が昇ったり。でも私がトゥルーマンだったらやだなって思いますね。あんなに毎日見られて・・私はあのラストでよかったと思っています。でもジムキャリーが気づくの遅すぎってちょっと思ってしまいました。 【えのきだけ】さん 7点(2003-11-29 22:03:52) |
131.何度も見た映画なので随分と感動は薄れてしまったが、カベにぶつかった時なんかにちょっとした勇気をもらえる映画。サラリーマン時代などは真剣に自分の宇宙が自宅と会社だけでこうされていることに堪らない憤りを感じトゥルーマンの様に自分の未来は自分で切り開かなくてはと思ったもんです。エドハリスもすばらしい演技でした。 【亜流派 十五郎】さん 8点(2003-11-16 11:27:25) |
130.期待していたよりも映画のテーマがブラックだったことが、個人的には嫌だった。テーマとして社会風刺を効かせたブラックユーモアがあるのは良いと思うけど、最終的には解放感と爽快感が欲しかった。ジム・キャリーの演技は良かったと思うが、このストーリー展開では彼の持ち味を相殺しているように感じた。 【鉄腕麗人】さん 4点(2003-11-15 01:20:23) |
129.うん、後味悪すぎ。ジム・キャリーがかわいそう |
128.悲しい話の設定の中で、ジム・キャリーが演じるからこそ感動映画になると思う。そして観る人によって好き嫌いが激しいものだと思う。自分は、もしかしたらこんな事があるかも?という設定の話がなかなか好きなので、映画に見入ることができた。 【マーキュリー】さん 8点(2003-11-11 23:05:31) |
127.後味が悪いなー。この設定では当然かなー。重いテーマを抱えながら、掘り下げることもせず、電波少年の域をこえていないようにも思える。 しかし、作り手の思惑通り、いい人に素直に成長したトゥルーマンをジムキャリーが可愛く頼りなく、それでも頑張る人として演じている分、カメラの入っていない心が切なく悲壮に浮き上がってきている。明るくコンパクトにまとめることでかえって怖さが出ている様にも思える。 【こみち】さん 9点(2003-11-06 01:08:59) |
126.まずアイデアが斬新で、さらにジム・キャリーが加わることによりコメディ的になるが、その裏には現代社会における皮肉や風刺があると・・・うん、深いね。 【腸炎】さん 9点(2003-10-29 17:14:17) |