134.《ネタバレ》 見てる途中、命令される快感のようなものが湧きあがってきた。ナイーブで優柔不断で押しの強い人間に抑えられてしまうチャーリーにとって、フランクが精神的に頼れる父的存在になってくる。救いだらけのいい話ではあるけれども、これほど主役が何も変わらないのも珍しい。救いに値する、本当の友人かどうかを考えるべきでは?と思った。 【ラーション】さん 8点(2004-03-14 01:46:45) |
133.まさかこんな映画やとは予想もしてなっかた。盲目のおっさんと青年の心の交流の物語やなんて。題名にウーマンときてるから、なんかラブストーリーって思ってもーてた。観た後、人生がんばんなきゃって思える映画やった。それに心情の変化を表してリズムを変えるタンゴがえーなー。ちなみに日本吹き替えのビデオで観てんけどパチーノの吹き替え、個人的に好きやわ。「続けていくしかない」「タンゴのようにか・・」でジーンときた。「フーアー」って本当にゆーてるんやね。また字幕で観たい。 【なにわ君】さん 10点(2004-03-09 02:38:33) |
132.いい映画なんだけど、アル・パチーノのファンなので、あえて言います。こういう役柄を演じるにしては、ちょっとカッコ良すぎるんじゃない? もっとくたびれた感じの、どうしようもない老人の役者が演じたほうが、訴えるものが大きかったような気がします。それに、最後の校長を論破するシーンにしても、もともと明らかに学校側の対応がおかしいのだから、あまりグッと来るものがありませんでした。余談ですが、ジョンソン大統領といえば“史上最低の大統領”といわれている上、ケネディ暗殺事件との関与も取り沙汰されている人物ですよね。その側近だったのなら、大佐も事実関係を多少は知っていたかもしれません。そういう伏線を踏まえた上での最後の演説だったとすれば、なかなか含蓄がありますね。 【眉山】さん 7点(2004-03-01 01:03:23) |
131.各キャラクターを丁寧に組み立てて伝えたいことを伝えることができているいい脚本だと思う。作り手の策略通りに序盤はライラもするし、気づいたらスッーと登場人物のキャラに引き込まれていくし、何回見ても最期にはいつもほろっと泣かされてしまう。また台本もさることながらアル・パチーノじゃなきゃこの映画を成り立たせることはできないんだろうな、と思わせるほどのアル・パチーノの不器用な頑固親父の演技がうまいと思った。パチーノの演技はくどいと思う人もいるかもしれないけど、アメリカの軍人上がりの頑固親父ぃって感じを見事に演じきっていると思う。悩んだり、疲れたり、アイデンティティを喪失しそうになったら、またふとこの映画を見ようかと思う。だって人生うまくいかないことの方が多いし、与えられた選択肢の中に「アリ」な選択肢を与えてもられることばかりではないけれど、足がからまってしまってもタンゴならタンゴし続ければよいのだもの。悩み多きいきがった親父に励まされるというのも悪くない。 let's tango it on! 【tutu555】さん 9点(2004-03-01 00:27:28) |
130.文章でいう行間を読む力があれば、アル・パチーノが何故派手にわめきちらし、鬱になり、笑い、恫喝する演技をあのようにアプローチしたのか、その理由と表現しきったそのすごさを思い知ることが出来る。私は台詞に散りばめられたエスプリにしびれた。私もこの映画を観て以来、しばらくはジョン・ダニエルを飲んだものだ。人生に躓きそうになるたびにこの映画を観てる。 【j-ice】さん 10点(2004-02-29 05:30:18) |
129.これって評価高いのね。アル・パチーノがノミネート7~8度めにしてついにオスカーを獲得した作品でもあるのですが、このパチーノが一番嫌い。「俺の演技を見ろ!」といわんばかり、オーバーアクト炸裂なのだ。「そんなに大声出しなさんな」と何度思ったことでしょう。ほんとに死ぬつもりだったのかどうかも疑わしい。性格が災いして思うように出世できず、銃か爆弾だかの暴発で失明してしまった偏屈じーさんがダダこねてるみたいだった。どうしてこんな失礼なことを感じてしまうのでしょうか?私は演技しているアル・パチーノを観たいとは思わない。この人は年とともに役を自分に引き寄せるタイプになったわね。それがいけないことだと言うつもりはないが、役に自分を近づけ、その俳優が役の人物になっているのが私は好きです。こういった物語の場合”演技している俳優”ではどのようなものかと感じるわけです。クリス・オドネルにとってはこのじーさんと過ごすことでちょっとした人生勉強ができたわけですから有意義だったでしょう。オドネルは初々しく自然で、見るからに真面目そうなルックスでハマり役でした。作品としては、あまりにストレートで、人生に幕を下ろそうとしている老人の悲哀とか静かにじんわり響いてくるものが感じられなかったです。マーチン・ブレスト監督は、「ジョー・ブラックをよろしく」でも思ったけど、なんといいますか余分なものをくっつけるのが好きなのかしら?ラスト、学校へ乗り込み道徳の教科書を読んでいるようなパチーノの演説はまったくいらない。シラけてしまった。最後までひねくれた偏屈じーさんのままでよかったんじゃないの? 自分を救ってくれたチャーリーへのお礼?でもこのラストはなんとなくパチーノの案のような気もする。 【envy】さん 4点(2004-02-27 12:43:24) (良:1票) |
128.演出がダメだった。 引きやタメを増やしてもっと情感を感じさせて欲しかった。 (テレビ) 【zero828】さん 6点(2004-02-22 00:07:49) |
127.これにグッとこない人は、人生ナメてるか、人生捨ててるに違いない。 銃を手にしたあのアル・パチーノの苦しみに共感し、クリス・オドネルの まっすぐな涙に感動できなかったのだから。シンプルだが力強いこのテーマを 小粋な演出たち(ジャック・ダニエルズを"ジョン"とよんだり、女性の香りを言い当てたり) が鮮やかに彩る。そして最後の「フーアーッ!!」(ちなみにこの意味不明なかけ声は、アメリカ海兵隊やらレンジャー部隊やら が使うかけ声。「チェストーオッ!」みたいなモノ? 違う?)。アル・パチーノのオーバーな演技にはいい加減、 食傷気味だった私も、ついつい胸が熱くなってしまった。と同時に、私が 彼らの立場だったら、こんな勇気はきっと持てないだろうなと、落ち込んでみたりした。 最後に、この映画 の教訓を→「人生はダンスと同じ。つまづいても、転んでも、最後まで踊り続ければ、 ちゃんと格好はつくもの。」 【あまでうす】さん 10点(2004-02-13 11:33:09) (良:1票) |
126.クリス・オドネルがアル・パチーノを惹き立てていると思う。だからクリスに軍配。勿論パチーノは素晴しいです。ラストの校内法廷のシーンは、余計かも、まぁ校長のゴタゴタは無くても良かったのかもとも思う。音楽は良かった。 【じふぶき】さん 7点(2004-01-26 09:40:34) |
125.最初はアル・パチーノの大声で怒鳴るのや、めちゃくちゃ自分勝手なのが見ていてほんとにいや~な気持ちになって、「こんなのおもしろいのかな?」と不安でしたが、途中からどんどん引き込まれました。最後の学校でのシーンは最高です。女性のつけている香りをサラッとあてるところも好き。アル・パチーノのような人にあんなふうに言われたら心が動きますねぇ。 【きょうか】さん 8点(2004-01-23 08:50:18) |
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124.「小説家を見つけたら」を先に見てしまったので...サブタイトルとかもういいよ。 【ぽめ】さん 4点(2004-01-22 20:36:46) |
123.アル・パチーノに惚れた映画。タンゴを踊るアルパチーノの表情にはこっちも微笑んでしまいます。そして演壇での演説はアルパチーノ節の炸裂で聞きほれてしまいました。心に残る名作です。 【ピニョン】さん 10点(2004-01-15 00:34:26) |
122.アルパチーノがカッコ良いのは文句無しなんだけど、俳優としてとか、芝居の善し悪しとして見てしまうのはなぜだろう?タンゴの場面もフェラーリのシーンも最高!…の「演技」として見えてしまうのは自分だけの問題かな? 【うこっけい】さん 7点(2003-12-29 18:11:10) |
【愛人/ラモス】さん 9点(2003-12-26 11:08:54) |
120.まさにアル・パチーノの、アル・パチーノによる、アル・パチーノのための映画。このオッサンの一挙手一投足に、終始釘付けになってしまいました。多少オーバーアクトだろうが、リアリティが無かろうが、そんなことは一向に構いません。最後の演説はいささか偽善っぽく又同時に説教くさいですが、これも、苦境に陥ったチャーリーを救うために一芝居打ったのだと解釈すれば、嫌味臭さが抜けてすっきりします。それにしても「ぅあぁ!」がツボにハマってしまいました。酔っ払いのオッサンがよくこんな奇声を発しているけど、そっかぁ、みんなアル・パチーノのファンだったんだね。 |
119.パチーノ演じるフランク中佐の人となりと魅力は充分に伝わってきたが チャーリーの行動はそんなに誉められたものだろうか。自分には彼は優柔不断にしか見えなかった。それが等身大の17歳なのではあると思うが。 【ロイ・ニアリー】さん 6点(2003-12-25 23:36:48) |
118.偏屈で、誇り高い、孤独な退役軍人役に、ひとクセあるパチーノの演技が見事にはまっていて、鮮烈な印象を放っている。非常に繊細な役どころを完全に演じた納得のオスカーだ。 対して青年役のクリス・オドネルの演技も瑞々しくて、いいコントラストとなっている。 印象的なシーン満載の本作だが、ラスト、少しくたびれた背中が実に雄弁に「人生」を語っているパチーノの演技はことに心に焼き付いている。 【poppo】さん 8点(2003-12-24 13:49:23) |
117. アル・パチーノ念願のオスカー受賞を果たした会心の一作!と言いたいところだが、正直コレで受賞させるんなら、もっと早くに受賞させろよって感じ。ちょっとエキセントリック過ぎて尾いていけない。クリス・オドネルは昨今チンピラみたいな若手俳優ばっかりの中にあって初々しく清潔な青年を見事に演じきって嫌味が無くグー。「ビバリー・ヒルズ・コップ」でブレイクしたM・ブレストのベストだとは思うが、パチーノのベストとは到底思えない。 【へちょちょ】さん 7点(2003-12-23 04:55:20) (良:1票) |
116.これはアル・パチーノ演じる主人公の魅力で成り立っている映画だと思う。当たり前のことなんだけど、人間って色んな人がいてそれぞれがその人生の主人公なんだってことを改めて感じた。ああいう頑固な人も色々悩みを抱えてて辛いこともたくさんあるんだよね。 でもそれはアル・パチーノのあの演技がなければきっとこんなにも伝わってこなかったはず。 特に兄の家に行ったシーンは素晴らしかった。あの一人のオヤジのためにすごく泣いた。 途中で繰り広げられるアル・パチーノの語りにも何か心が温かくなった気がする。 【ヒョー$】さん 8点(2003-12-22 21:27:23) |
115.あの演技、迫力、私はこの映画のアル・パチーノが一番好きだ。 やはり最後の演説のシーンはジーンときます。 【たけ】さん 10点(2003-12-21 22:19:17) |