359.これを初めて観たのは中学生の時でしたが、クラリスは完全にレクターの掌の上で動かされているだけだなって感じがしちゃって、先がどうなってしまうのかというサイコホラーの真髄を楽しめる事が出来ました。ホプキンスって役者さんもこの映画で初めて観たのですが、あの目の強さと、とり付かれたような演技に身震いしたのをはっきり憶えています。ジョディ・フォスターも自身知的な彼女が演じたのは適役。最初に観た事も相まってレクターシリーズではこれが1番怖いです。ジョナサン・デミ監督の演出も凄い。 |
358.この作品を他の映画タイトルを拝借して要約するとこうなる。 「博士の異常な愛情 また博士は如何にして食べるのを止めて クラリスを愛するようになったか 」・・・う~んちょっとひねりが足りんな。 山田君、ザブトン一枚持ってって! |
357.《ネタバレ》 犯罪捜査にプロファイリングを取り上げたという点で、多大の功績をあげた作品だと思う。犯罪者の心理は犯罪者にしか分からないということで、レクター博士は最高の権威者であり、新人のFBI捜査官のクラリスにとっては最高の師匠といえよう。このふたりのやりとりが見事に描かれていると思う。 【nishiken】さん [映画館(字幕)] 9点(2005-12-10 08:27:48) |
356.怖いのは苦手ですが、最後まで引き込まれてみたような気がします。 【pokobun】さん [DVD(吹替)] 8点(2005-12-09 23:57:15) |
355.《ネタバレ》 やっぱりこのくらいごつくなくっちゃ。FBI捜査官なんだから。説明的な場面を極力減らすことにより、洗練された作品に。私はこのくらいならグロいと思いませんが、どうでしょうか。許容範囲。なにしろ、うんざりするようなグロシーン多いですから、いろいろと。グロい場面も撮り方次第ですなあ。「踊る大捜査線」でパクりましたね。でももうみんなこれ見てるからなあ。よその国の映画だからいいと思ってパクるのは品がないのでやめましょう。 【パブロン中毒】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-11-20 15:26:09) |
354.レクター博士が凄いです。終盤ではなぜか外へ飛び出して大暴れしますが、この人の怖さってそういう「人食い」の要素じゃないと思う。むしろ独房の中から微笑みながら、静かにクラリスを見つめる前半にこそ彼の恐ろしさがある。それに比べたら、バッファロービルなんてただの気色悪い変態にしか見えなかったなぁ。 【とかげ12号】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-11-19 20:46:11) |
353.漂う緊張感が素晴らしい! レクター博士の目の動きや挙動一つ取っても一流。一瞬指をなぞるシーンはゾクッと来た。 アンソニーホプキンス=レクター博士の印象が強すぎて後の作品にも影響が…恋愛物の日の名残りとかにレクター空気出しすぎ。 【oO KIM Oo】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-11-13 20:30:08) |
352.アンソニー・ホプキンスはこの作品が初めてだったのでその後レクター博士のイメージがなかなか払拭できませんでした。 【maemae】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-11-08 14:22:04) |
351.いやぁ。。。濃密だった。 アンソニー=ホプキンスこわすぎ。。。 こういう系でアカデミー賞取りまくって、なおかつ説教臭くなくて楽しめるってのは凄いですね。 【とっすぃ】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-11-05 20:08:31) |
350.ややグロテスクなテーマの中でここまで支持されている作品は他にはないでしょうね! サスペンスも十分、不気味さも十分。面白いと思える色んな要素がたくさんあって、 本来ならこの作品で完結させてほしかったな。 【坊主13】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-11-04 20:30:45) |
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349.アカデミー賞受賞作品ということで見たのですがサスペンスが好きではない私にとっては決していい作品だとは言えなかった。ただ主演二人の表現力には脱帽。二人の息詰まる緊迫感が見事なまでに伝わってきた。 【CPA】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2005-10-30 06:01:10) |
348.私のベスト3に入る作品。事件の謎解きより、レクター博士という人物にものすごい魅力を感じてしまいました。もちろん彼は猟奇殺人鬼で犯罪者なのですが、ウィットに富んだ会話や深遠な知識、鋼の哲学に紳士的な振る舞いは他の作品の殺人鬼とは一線を画しています。そしてそんなレクターを怖いくらい見事に演じたアンソニー・ホプキンス。檻の中で青白く浮かび上がる彼の不気味さはかなりのものです。肝心の話の内容も、原作に忠実で非常にしっかりしています。クラリスのレクターへの複雑な気持ちもジョディ・フォスターの名演でちゃんと表現されているし、映像や雰囲気もとても良いです。細かい描写にも凝っていて、何度見ても飽きません。多くのサスペンス・ミステリー映画は原作には劣ると言いますが、この作品は完成度が非常に高いので原作を読んだ方でも楽しめると思います。 【クリスタル】さん [DVD(字幕)] 10点(2005-10-29 14:29:55) |
347.「おはようクラリス」、この一言でアンソニー・ホプキンスはとんでもない怪物を映画史に創り出してしまった!!こんなイカれた(←ホメ言葉)演技をするのは自分の知る限り「シャイニング」のジャック・ニコルソンをおいて他に知らない。いかんせんインパクトが強すぎて、後のアンソニー・ホプキンスの出演映画ではどれもこれもレクター博士にしか見えないというトラウマは未だに拭えない。 【8823】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-10-28 16:47:33) |
346.かなり精巧に作られた映画だと思った。 私が、アカデミー賞を見直したきっかけ(それまではアンチ権威って感じでアカデミー賞はあえて避けるほど、ひねくれていた私)。 【りえりえ】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-10-28 02:11:46) |
345.おもしろい!このサイコサスペンスには、えもいわれぬセクシィさが漂ってます。たとえれば映画館で見てたら、生唾を飲み込む音が聞こえるような。エロテックなサスペンスとは違う種類のドキドキ感ですねー★ 【マミゴスチン】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-10-03 21:52:24) |
344.いいのはわかる、演技がうまいのもわかる。だけど繰り返しみたくはならない。 【アオイ】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-09-04 21:22:08) |
343.リングとか日本のホラーが新しいタイプのホラーだと注目を集めたのも納得というか、「恐怖」の演出を昆虫のグロさや犬の泣き声、悲鳴、暗闇に頼ってる感じで今ひとつ前代的なやり方と感じた。日本のホラーとは怖さの方向性が違いますね。役者達の名演もあってストーリー自体は楽しめたがこれだけ何処行っても評価の高い映画で『「ホラー」部分は全くの駄作』と思ったくらいなので、やっぱりホラーは合わないんだなあと実感。 【Arufu】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-08-29 09:10:51) |
342.犯罪者=バカで粗暴、不幸な家庭環境・幼少時代=問題児・堕落の人生、という固定観念を逆手に取っただけ。犯罪者な「のに」知的で紳士的、不幸な家庭環境に育った「のに」勉強してFBI捜査官な「のに」美人?。人間はGAPに弱い。GAPは驚きだし、固定観念を破壊されるから。で、そのGAP持ち同士の掛け合いに観客は賞賛を贈る。でも賞賛を贈れば贈るほど、自分が固定観念の持ち主であるという事を露呈しているだけ。登場人物の設定が極めてシンプルで判りやすく、固定観念に縛られた大衆の心を捉えて刺激したという点ではなかなか良く出来た作品だと思います。 |
341.《ネタバレ》 冷たく狭い階段を降り、二重の鉄格子で仕切られた石造りの牢の奥にいる博士にクラリスは対面します。最初は博士と会うだけのはずだったのに、彼女は次第に自分自身に直面する。博士と会わなければきっと永遠に封印していた自分の過去を、彼女は少しずつ思い出していく。バッファロービルを追いかけながら、同時に彼女は自分自身を追いかけている。それが出来るのが博士しかいないと本心ではわかっているんです。博士が何故彼女の奥底を引きずり出したのかは分かりません。長い拘置生活の中のちょっとした遊びなのかの知れません。けれどクラリスと博士の指先が触れた瞬間、確かに二人は分かりあったんですね、きっと。それはとても倒錯した形ですけど。クラリスはきっと今後博士のように何もかもをさらけだせる人間に会うことはないでしょう。怖い映画ですけど、反面純粋な恋愛映画だと思います。 【たろさ】さん [映画館(字幕)] 10点(2005-08-23 03:30:11) (良:1票) |
340.今までにちょっと無いような話の構成が面白かったなぁ。それまで案外地味な役者だった感じのA・ホプキンスと、子役から脱皮し、力がありながら今ひとつ作品に恵まれなかったJ・フォスターの演技合戦が迫力満点です。羊が一匹、羊が二匹、羊が三匹、羊が...数えられないのだ。羊が一匹、羊が二匹、羊が三匹、羊が...数えられないのだ。羊が一匹、羊が二匹、羊が三匹、羊が...数えられないのだ...(←意味不明ですが「天才バカボン」より引用してます)(←よけいに意味不明) 【nizam】さん [映画館(字幕)] 10点(2005-08-17 19:17:30) (笑:1票) |