339.主人公は運が良すぎますね。まあ、それはこの人の今までの人徳というのものだろう。ユダヤの差別を淡々と描いてるおかげで、さらに一層残酷さが伝わってきました。 【アルテマ温泉】さん 7点(2004-12-09 12:44:31) |
338.《ネタバレ》 最近この映画のDVDを友達に貸しました。返ってきた言葉が、「おまえこれほとんどホラー映画やんけ!!」 ・・ホラー映画と見まがうぐらいあの時代はすさまじかったってことなんですよねきっと。俺はこの映画を二回見ました。変は言い方だが長いわりに見やすかったからだろうか。歴史の勉強をしてる感じでした。作り物ではない、史実にのっとった話だからとても説得力がありました。そしてそんななかで生きて帰ることができ、ピアニストとして一生を終える事が出来た故シュピルマン氏に本当に感動の念を覚えました。そしてもうひとつ俺がこの映画の中で思ったことは、なんでも見た目では判断するべきではないということです。これは、ユダヤ人に対し、残忍という言葉を超えるほどの差別を行っていたドイツ軍の中にも将校ホーゼンフェルトのようなきちんとした倫理を持つ人物が居たという事です(追記:ユダヤ・ポーランド人にも悪い人間はいる。ドイツ人にも良い人はいる。これだけでも、国籍で人を判断することの愚かさがわかります。これは何も国籍だけの話ではありません。肌の色、性別、体格、年齢など。どれもそれだけで人を差別する材料にはなり得ません。そういったメッセージ性がこの映画には強烈に込められています。「アメリカは愚かだ。北朝鮮は危ない」。そういった考えを持つ人はこの映画を観て一度考え直して欲しいと思います。そこにいる全ての人がそういうわけではないのですから。)このような歴史的にもすさまじい話を映画というツールを通して体験できた事がとても満足です。ほんとは10点つけたいんですが、ピアノがあまり聴けなかったのが少々残念だったので1点だけ減らします。(ほんとは9.7点です) 【TANTO】さん 9点(2004-11-12 21:17:06) |
337.悪くはないです。悪くはないですが、カタルシスに欠けると思います。そもそも、何故戦場でピアノを弾くのか、必然性が無い。実話だから?だったら「タイタニック」ばりの強引な脚色をして、映画としての完成度を高めた方がよかったと思います。あ…ポランスキー監督にそれを言っても無意味か…。ピアノを弾くシーンが少なかったという一点に於いて、「海の上の~」に軍配を上げます。 【金子淳】さん 7点(2004-11-10 19:00:41) |
336.後半はほとんどセリフがなかったのだが、すごく入り込めた。 今までの戦争映画で、ナチは悪いように描かれていたが、中には正しい人もいたということが分かった。 必死で生き延びようとするシーンには胸をうたれた。 【すごろく】さん 7点(2004-11-07 13:42:36) |
335.《ネタバレ》 いやあ、芸術って本当にすばらしいものですね。 まさに国・時代・民俗をも超えて心に響くピアノの調べ・・・ あんなけ滑らかに弾けたら楽しいだろうなあ。 これが実話だってーんだからこりゃまた驚き。 |
334.普通に楽しめました。どこがと質問されれば難しいのですが・・・ 【ゆきむら】さん 7点(2004-11-02 12:30:27) |
333.前半までは、一方的に人間のおぞましさを見せられただけで どこが感動する話なんだろうって思ってたけど、後半エイドリアンブロディが極限の中で見せた眼光の鋭さに思わず魅入ってしまった。あの表情だけでオスカーに値する。 【michell】さん 7点(2004-10-31 03:41:08) |
332.《ネタバレ》 途中までは興味深く見れましたが、最後の将校の前でピアノを弾くところで一気に冷めました。何年もピアノを弾いてなかった、栄養失調で立つのもやっとの人が、指もかじかみそうな寒いところで、あんなに素晴らしい演奏ができるわけない。あんな場所に、きちんと調律されたピアノが置いてあるのもおかしい。リアリティ台無しです。演奏は素晴らしかったですが、映画としてはだめだめでしょう。実在のピアニストをモデルにした話と知っていれば、もう少し楽しめたかも。ドキュメンタリーとしての価値に+5点。 【よしふみ】さん 5点(2004-10-27 21:20:36) |
331.予想以上によく出来たいい映画でした。実話なだけに助けたくても助けられない、自分が生きることさえもままならないという当時のどうしようもない現実を見せてくれて非常に伝わるものがありました。ホロコーストものはいくつか見たことがあるけど、この映画はかなり上位に入る映画です。 【A.O.D】さん 8点(2004-10-19 14:43:20) |
330.戦場に放り込まれてもなお音楽を愛し続けた、一人のピアニストによる愛と感動のストーリー。今、劇場が涙で包まれる……! って感じの映画かと思ったら全然違うんでやんの。なんか知らんけどいっつも泣きそうな顔した情けねぇ顔のオッサンがひたすら逃げ回る映画。愛も感動もナシ。「映画史上もっともカッコ悪いヒーロー」とどこかで紹介されていたという話も頷けますね。だが、それが良い。主人公が無力であることによって、あの時代に虐げられていた人々の鬱積とした気持ちが手に取るように伝わってくるワケだ。そういう点で制作側の試みは成功してるんじゃないですかね。エンターテイメント的な要素はあまりないけど、こういう映画こそ後世に残すべきなんだろうな。そして学校の社会科の時間に見せられた学生があまりのダルさに居眠りをする。これはそんな映画になっていくと思います。 【コバ香具師】さん 7点(2004-10-04 11:35:31) (笑:1票) |
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329.正直面白くない。おすぎの評論はあてにならんという事を今更ながら気づいた映画である。実話なので派手に脚色できないせいかもしれませんが、全体的に特に盛り上がる部分もなく、劇映画として物足りませんでした。ただ戦争の悲惨さやユダヤ人差別の哀れさなどがよく描けていたと思うので、反戦ドキュメンタリーとして見たら、かなり高得点です。 |
328.戦場にピアニストがいても、全然似合わないし、何の役にもたたない。 何の役にもたたないけど、彼を助けてくれる人がたくさん居た。 ピアニストは一生懸命生き抜いて、助けてくれたたくさんの人は死んで、 家族も失って、だけど、ピアニストだからピアノを弾くんだな。 【mogu】さん 8点(2004-09-20 15:21:51) (良:2票) |
327.戦場の真っ只中でも芸は身を助けますた!(・∀・) 【アルカポネ】さん 9点(2004-09-19 21:30:50) |
【諸星わたる】さん 3点(2004-09-17 02:52:49) |
325.誇張が無く、リアリティーを空気ごと感じる。冷えきった風景に浮き出る監督の熱意。ラストは無条件に涙。全てが脳裏によぎる。けど長い。 【紅蓮天国】さん 7点(2004-09-08 16:32:45) |
324.《ネタバレ》 使い古されたユダヤ人虐待ネタが受けたのだろうか?高評価が全く理解できない映画。主人公のゴキブリのような生命力を嘲笑するためのコメディ映画としか思えない。何も学べないし、何の感動もない。全く持って時間の無駄だった。唯一リアルで凄いと思ったセットに2点を差し上げます。 【DELI】さん 2点(2004-09-04 15:45:30) |
【泉州 力】さん 7点(2004-09-03 23:48:51) |
322.改めて考える機会を与えてくれて、ありがとう。何の力も持たない一小市民だが、戦争やテロを永遠に否定すると歴史の犠牲者に再度誓う私。 【小僧】さん 8点(2004-08-30 02:53:38) |
321.《ネタバレ》 ドイツ将校にピアノの演奏を聴かせたのがきっかけとなって生還を果しますが、それ以上の意味をあのピアノの演奏は成していないように思います。ピアニストが厳しい環境の中を”生かされている”のではなく”生きている”姿を見せてくれていれば、あのピアノの演奏をもっとそれ以上の意味を持ったものにする事ができたのではないでしょうか?あれではピアニストの物語ではなくピアノやっててちょっと得したおっさんの物語にしか見えません。 【リトルバード】さん 2点(2004-08-18 17:22:01) |
320.自分だけでも生きよう・助かろう、と、生に強い執着を示す主人公。愛する家族とも別れ、彼には複雑な感情が渦巻いていたはずだが、あえてそれを前面に押し出さず、淡々と進むストーリーが、かえって色々なことを感じさせてくれた。 【ぷっきぃ】さん 8点(2004-08-17 00:52:30) |