171.時代劇はあまり見ないんですけど、話題になってたので見てみました。特に印象にも残らずって感じで。 【自由人】さん 5点(2004-03-09 15:28:48) |
170.私は時代劇も歴史も詳しくないけど、これほどまでに欲が無く純粋で自分の力を誇示しない人は世の中にいるのだろうか。これが本当の侍なのだろうか?昔はこんな人がたくさんいたのだろうか?ただ現代の日本人が思う侍の理想像なのかと思った。私も清兵衛には憧れました。 【ロロトマシ】さん 9点(2004-03-08 17:30:46) |
169.んー、昔から宮沢りえは嫌いだが真田広之に9点。 内容的にもおもしろいし、戦いもかっこよかった。 【真尋】さん 9点(2004-03-08 14:16:17) |
168.結構期待したが、山田らしさである「優しさ」や「温かさ」が感じられない。「男はつらいよ(江戸時代版)」的な、さぞかし「粋な世界」が展開されるのかと思えば、藩命による人殺し???やはり封建時代の厳しさや刀が山田ワールドにはマッチしないんだと思う。殺陣シーンがあるとは思わなかったので、興ざめ。山田作品でそんなものは見たくない。出演者にもあまり魅力を感じなかった。特に真田広之には存在感を感じない。宮沢りえのクサイ演技もどこがいいのかわからない。よかったのは子役と丹波哲郎ぐらい。次回作ではキャストが多少改善されているが、もうこの手の作品ははっきり言ってやめて欲しい。 もっと人情味タップリの夢物語で感動を押し付けてくれ!!! |
167.まさに侍のあるべき姿を描いた作品。この映画は、侍の刀に焦点を当てたものではなく、侍の心を語っている作品なんだと思う。それにしても真田広之は時代劇がよく似合うね~。 【アンソニー】さん 7点(2004-03-07 23:57:11) |
166.良かった。どこかのサムライ映画とは違い、この映画では本物の侍が描かれていると思う。時代背景というか、細かいところにも江戸時代を感じさせる作りもそう。惜しむらくは画面が暗いことだが・・・。それよりも何よりも、清兵衛の、多くを望まず、どんなに貧しくとも今の生活に誇りを持って生きている姿が印象的。ラストあたりのシーンや、井上陽水の曲はどうだろうか。私は肯定的。 【mhiro】さん 7点(2004-03-07 16:12:11) |
165.《ネタバレ》 清兵衛が出かけた後、留守宅の巴江が母の問いに対して事実を正直に答える。ここに3つの狙いがある。第1に技巧として、エンディング前の予定調和的な場面をそのまま予定調和にしないこと、第2に巴江の正直さを再確認すること、第3に「平らかさ」、ただし大勢に流されての平らかさでなく、自分の気持ちに素直に生きることでの平らかさを選ぶ、留守宅での巴江の逡巡を、描写をしない並行進行のドラマとして観客に感じさせることである。事実とは異なる答えをしたかった巴江、一方で武家の作法を守る巴江に、清兵衛を待つ間の行きつ戻りつの葛藤があったはずである。ラストの墓参りのシーン。平らかな大地に寒風を受けながら質素に、しかし、すっくと立つ墓石。大勢に流されての平らかさでなく、自分の気持ちに素直に生きることでの平らかさによって、幸せに生きられた人がいる--。あらずもがなのラストという声も多いが、原作者の思いを言葉と情景で再確認したかった、長所でもあり短所でもある監督の「わかりやすさ」をそのまま受け入れるしかないのであろう。どちらの平らかさを選ぶのかという、留守宅での巴江の心の行きつ戻りつを、直接描写しない1つの重要場面として観客に示唆するために、墓参りのシーンをわざわざ付け加え、清兵衛だけでなく巴江も、原作者のメッセージを体現する存在として位置づけたかったのであろう。 【兄子sy 翁】さん 8点(2004-03-07 13:41:41) |
164.監督の人柄が滲み出ている、優しさに溢れた映画だと思います。感動の押し付けではなく、一人の人間の生き様を淡々と見つめ続けた、文字通り近年稀に見る日本映画の傑作だと思います。無駄な人物は一人もいません。随所に見られる当時の人々の何気ない暮らしぶりも、計算し尽くされたカットなのだろうなと感じます。役者さんの演技も素晴らしい。一見地味な作品のようですが、こんなにも日本人らしい優しい映画が世界に認められたのは、誇らしいことだと思うのです。 |
163.侍も農民から年貢を搾り取って優雅に暮らしているだけではなく、こうして落ちぶれた生活をしている者も居るってことですね。出世云々よりも人情に生きた侍ってどこか親近感が沸きます。維新が叫ばれる中自分の生きる道をしっかり見据えていた彼は凄いですね。ストーリーは結構地味ですけどこれはそこが見所の作品ですね。劇中の台詞「私たちは農民のおかげで成り立っているのですよ」こう思っている人がいたって言うだけで充分です。 |
162.いまだに「真田広之=高校教師」だった私にとって、これは革命。最初から最後まで彼の魅力にグイグイ引っ張られてしまった。清兵衛の優しい性格が全体に滲み出ている上、果たし合いはこれ以上ない程男前だった。ラストの勝ち方はちょっと間抜けだけど。メディアも宮沢りえの7冠だか8冠だかを騒ぐ前に真田広之の殺陣をほめてやってくれよ。頼むから。---地上波放送にて二回目の鑑賞(サッカーと二股で)。↓おっしゃる通り、清兵衛には色気がある。静かな男の色気。ラストサムライの氏尾には無い匂い。あぁ、思い出したらなんかドキドキしてきた。清兵衛さまのところなば、嫁さ行ってもえがんす。 【ぽめ】さん 8点(2004-03-06 18:01:43) (笑:1票) |
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161.もう少し派手にした方がストーリー起伏がハッキリしたと思う。 【ヒロヒロ】さん 6点(2004-03-06 17:48:43) |
160.派手さはないのに引き込まれてしまう素敵な作品です。静かで謙虚で、ささやかな幸せを求める…そんな邦画ならではの魅力を持つ主人公像はトム・クルーズには作れないだろうな~。果し合いのラストシーン、事前に「家の中での戦いは短刀が有利だ」とのセリフがあったので、オチの衝撃は薄らいだかも。 【Bebe】さん 7点(2004-03-06 17:24:00) |
159.好評の映画なんで観ましたが、私には共感も感動もとりたててなく、面白そうではあるがどこを高評価するのか? TV放映で再見したが、全然面白くなかった。武士は食わねど高楊枝、貧しくとも見栄を張んなきゃダメでしょ。殿様にも言われてるのに全然言う事聞いてない。これが下級武士のリアルな生活だとしても、そんなサムライに興味ない。サムライファンタジー映画の方が好きだ。 【亜流派 十五郎】さん 0点(2004-03-06 16:39:57) (良:1票) |
158.陽水の歌が時代劇に非常にあってた。サラリーマン武士の悲哀が 歌によって表現されてたと思う。この曲は少年時代に匹敵する、10年後まで残る名曲になるかも。作品の時代考証もしっかりしてて、アカデミーノミネートも当然かと。 【リモ】さん 7点(2004-03-06 12:59:14) |
157.次代背景を考えると、どうしても「壬生義士伝」と比較してしまいますが、まったく違う映画でした。息子の目を通して見た父と娘の目を通して見た父では、「誇らしい父」を語るのにも、こうまで色彩の違いがあるのかと感じました。殺陣の迫力や映画としてのダイナミックさは個人の好みの分かれるところではありますが、静かな展開の時代劇も良いものだと感じることが出来る秀作だと思います。また、宮沢りえが、幸薄い女性役を綺麗に演じていました。 【ソフィーの洗濯物】さん 7点(2004-03-06 11:36:39) (良:1票) |
156.アカデミー賞ノミネートも当然と思える素晴らしい映画で、山田洋次監督の時代劇に対する熱意がとても伝わった所が良かったです。また主演の真田広之の演技も「ラストサムライ」並みに儚く、深く感動しました。とにかく日本映画の未来に希望がわきました! 【ピルグリム】さん 7点(2004-03-06 09:59:35) |
155.不器用だけど純粋な清兵衛の生き方が良かった。二人の娘も健気で可愛かった。アカデミー賞ノミネートも納得の傑作。邦画界を少し見直した。 【クロ】さん 9点(2004-03-06 09:01:48) |
154.山田洋次監督だけに「侍はつらいよ・5時まで清兵衛の叶わぬ恋」って感じ。で、「今回のヒロインは宮沢りえです」といったところか。 【STYX21】さん 6点(2004-03-06 03:43:57) |
153.面白かったですね。映画に溶け込みやすく2時間半が短く感じました。付き人さんがいい感じでしたね。 【トシ074】さん 7点(2004-03-06 00:45:56) |
152.丁寧に作られていると思いました。自分の知らない日本が垣間見られた気がします。しかし見た後、『あの時代に一度受けた縁談を断るって可能だったのか』とか、『明治維新後すぐの時代に女手ひとつで二人の子供を養えるもんだろうか』等、内容と関係のないことばかりが気になってしまい… 要するに作品の印象が薄いと感じました。 【私目安】さん 5点(2004-03-06 00:17:14) |