266.再見するには、いい映画ですね。ジュードロウGJです。 |
265.結局“ガタカ”って一体何だったのでしょう?と思ったら、塩基配列ですか。へえぇ・・・想像も出来ない話の展開にグイグイと飲み込まれて最後まで突き進んでしまいました。こんなカタチのSFが あったのかっていう驚きが一杯、しかも近い将来現実になりそうなトコロがまた怖い。怖いんだけど最後は非常に切ないという1本でイロイロ 楽しめるイイ作品だと思います。個人的にはしばらくすると必ず、もう一度見たくなるに違いありません。 【HLB傭兵】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-01-10 19:38:53) |
264.《ネタバレ》 こういう絵は本当は嫌いなんだけどストーリーが素晴らしい。。未来世紀ブラジルを挫折した記憶があるオイラなだけに不安だったんです。。気取ったレトロ的な未来図はキライなので。。でもこの作品は遺伝子操作という現代的な問題を実にさりげなく映像化しています。。特に荒唐無稽なアクションがあるわけでもないのに主人公の視点で徐々に引き込まれていきました。不完全な遺伝子をもつ主人公が希望に向かって飛び立ち、完全な遺伝子を持つヒトが絶望の中で命を絶つ。。このコントラストが際立ってました。でもね、やっぱりこういう気取った絵面は嫌いだなぁ。。それでマイナス1点 【ぐっきい】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-01-03 12:42:00) |
263.《ネタバレ》 美しすぎる完璧な映画。 サスペンス仕立てながらも、人間の無限な可能性と遺伝子管理社会への警鐘が見事に描き込まれている。 この映画をみれば、最初から何かをやる前に「自分にはできない、無理だ、不可能だ。」なんて思うことは恥ずかしくなるな。 ラストで、不可能を可能にしたイーサンから「夢」をもらったなら、ジュードロウは死ななくてもよかったのではないかいう想いも抱くが、ジュードも遺伝子管理社会の犠牲者である。もって産まれたエリートとしての期待とプレッシャーに押しつぶされて自分を見失いかけたが、イーサンとの出会いによって本当の自分、ありのままの自分に向き合うことができたのではないか。 1着でなくてもいい、2着のシルバーメダルであっても、それが自分自身であり、それに誇りをもってもよいのではないか。そう気づけたから、彼はメダルを掛けて逝ったのではないか。希望を抱けたから、ジュードロウも新たな旅立ちをしたのではないか。 【六本木ソルジャー】さん [DVD(字幕)] 10点(2005-12-19 01:05:39) (良:1票) |
262.役者はいい演技してるのに、ストーリーがいまいちかなぁ。まぁまぁ面白いんだけどね。盛り上がりに欠けるのかな。 【Vanilla】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2005-12-10 14:32:20) |
261.遺伝子が全て、という無機質な世界にも関わらず、とても人間味あふれる主要人物達。そのギャップがツボにハマりました。 【ひで】さん [DVD(吹替)] 10点(2005-12-05 08:18:14) |
260.独特の世界観、作品の持つメッセージ性、そしてジュード・ロウの演技に引き込まれるように見た。素晴らしかった。 【チョコレクター】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2005-12-03 21:25:42) |
259.青の強い画面。静かな映像。イーサン・ホークの暗い個性と、ジュード・ロウの冷徹な表情。不適正者の烙印の下、それでも宇宙を目指す孤独な若者と、スーパーエリートの資質を持ちながら不幸な事故で半身不随となった挫折者の間に芽生える不思議な友情。時には自虐的に、そして自嘲的に、将来を限定され、夢見ることを否定された時代に生きる出来損ないのジェミニとも言うべき二人の姿を軸に、夢を見る自由の尊さを静かに、だが切々と訴えた至高のSF映画。優性な遺伝子を持つ若者になりすましてガタカに採用され、エリートとして宇宙を目指す主人公の身の回りに空気のように横たわる恐怖。同じように限定された将来に向かって歩き続けるヒロイン。そして不適格者でありながら命をかけて烙印に挑戦する友人に最後の夢を託す挫折したエリート。3人の一風変わった恋と友情の物語の中に、人は遠い昔に未来を夢見た幼い頃の自分の姿を重ねる。幻想的とも言うべき美しい映像は、人間世界の不条理さをほんの少しシニカルに描きながらも、明日を生きるささやかな勇気を与えてくれる。 【anemone】さん [映画館(字幕)] 10点(2005-12-03 13:56:49) (良:2票) |
258.《ネタバレ》 活動しまくるイーサンより、こもっているジュードロウに存在感あり。 立ち姿がないところも、「どうなってんの」と期待をもたせてよし。この作品てヒトラーに対するアンチの意味もあるのか?ヨーロッパ人でないのでわからないが。 【パブロン中毒】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-11-23 13:29:32) |
257.遺伝子レベルの差別を他人だけではなく家族からまで受けていたヴィンセント、彼の胸中を察すると切なくなる。「僕に何ができるか決めつけるな」彼が涙を浮かべながら言ったこの一言に全てが集約されていたと思う。そして独特の映像美、本当に良かった。 【ガンジャマン】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-11-21 04:18:41) |
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256.劣勢遺伝子がどうのこうのの割にはオマエら絶対(少なくとも俺よりは)文句無く良い遺伝子持ってるんだろうという美男、美女のキャスト陣。アンドリュー・ニコルは自身が思い描いていた世界感をこの映画でどの程度反映できたんでしょうか?初監督(で無ければ私の勉強不足です、申し訳ありません)作品にしてはかなりピタっとはまったのではないでしょうか?一度聞いてみたいものです。勿論、お会いする予定などありませんが。私は流れる空気を含めて素晴らしく魅力的な空間が出来上がっていると感じました。本物と偽者、その恋人の三人は最初、非常に無機質な感情の無い人間と言う印象を受けましたが、話しが進むにつれ、お互いがお互いを必要とするにつれ、血が通った人間に見えてくる。実は一番人間臭いジェロームがぎりぎりのところで完璧さを保つ為に選択した行動は哀しいものでしたが、同時にとても美しいものでした。素晴らしい2時間、ただ、スーツを着たまま宇宙に行ってしまうところは声に出して突っ込んでしまいましたが。 |
255.終始画面を彩るダークな色彩に見せられました。ニコル監督はこれからも要チェックです。 【maemae】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2005-11-08 14:15:55) |
254.《ネタバレ》 期待が大きかったのか、あまりおもしろいと思いませんでした。毎朝、社員に針を刺して身元の確認、というのがもうありえない。遺伝子ブローカ?が非常に一般的になっている社会なら、ありえるのかもだけど。でも、あの捜査は、遺伝子の詐称を疑っているようには見えなかったし。血液検査して、はい容疑消えました、って... 【よしふみ】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-11-05 02:14:42) |
253.《ネタバレ》 生まれたときから、遺伝子によって自分の限界を知ってしまったら人間は努力などできるだろうか? 私にはできない。努力して運命を切り開こうとしても遺伝子によって自分を知りすぎているのだ。 だからユマ・サーマン演じる女性は、夢を諦めて生きている。 たぶん誰もがそうなるだろう。 しかしイーサン・ホーク演じる劣等な遺伝子の持ち主は、けっして諦めなかった。そして遺伝子が教えてくれた自分の能力を上回ってしまった。これは奇跡。 この対比する男女2人を恋愛関係にして映し出す姿はとても見事でそれ自体がこの映画の勝因だと考える。 注目のジュード・ロウは、優秀な遺伝子なのに、優秀でいられない自分に絶望して死んだ。 優劣が最も優先される社会に身をおく自尊心の強いジュードには、こうするしか方法がなかったのかもしれない。 ジュード・ロウがこの世界で生きる未来の人間たちの苦しみを1人で演じている姿が素晴らしかった。それに拍車をかけて全編を通して流れるあのもの悲しい音楽はこの作品にぴったりだった。久しぶりに感動した。 【花守湖】さん [映画館(字幕)] 9点(2005-10-03 22:59:58) (良:1票) |
【アオイ】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-09-04 21:24:44) |
251.為ってほしくないが確実に近付きつつある未来をシミュレートし (着床前診断は正にその一例)現代社会に警鐘をうち鳴らした作品である。 今を遡る事60年前ナチスドイツのヒトラーを始めとしたファシストの時代には 選民思想が高らかに謳われていたがこの作品の時代はDNAの段階から 種の選別だけに飽き足らず遺伝子操作で所謂完全な人間を創造している。 科学の力に傾倒し倫理観をも踏み外した社会を創る事自体が 不完全な事なのだとなぜ気付かないのか。 いつの時代も人間は罪な生き物である。 そんな忌避的な社会に不完全な人間として生まれてきたヴィンセントの 生きる為に足掻き努力を積み重ねて夢を掴み取る執念には悲哀を越えてむしろ敬服する。 また完全であるが故に己のプライドに堪えかねて自殺未遂を冒し半身不随になりながらも 歴史に名を残す(生きて来た証を残す)為にヴィンセントに夢を託したジェローム。 恐らくこの作品の根底に流れる『人間の心までは完全には征服できない』といった メッセージが彼のラストの生き様に込められているのではないか? やっと本当の完全な人間に為り得た彼の心情は推して知るべし・・・。 【sting★IGGY】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-09-04 02:25:52) (良:2票) |
250.つまらなくはなかったが、個人的には少し盛り上がりに欠けたなぁというのが観終わっての第1印象。目新しいようで、実は根底にあるテーマは結構ベタ(落ちこぼれのレッテルを貼られた主人公が最後にはエリートを打ち負かす的な)かなと。でも最後のシーンなんかは考えさせられる部分があり良かった。あとユマ・サーマンのちょっと妖しげな美女なんかは相変わらずハマリ役。 【ピボーテ】さん [映画館(字幕)] 6点(2005-08-30 02:58:01) |
249.常に一定以上のクオリティを持っている。見る人にとって、何かを感じさせずにはいられない。そんな映画。私自身も「遺伝子の優劣」「命の選別」「努力の限界」などのテーマを考えさせられた。音楽も秀逸。 【mhiro】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-08-20 11:15:20) |
248.《ネタバレ》 遺伝子による優劣。近い将来、ないとは言い切れないと、かなり引きつけられるストーリーでした。人種差別、民族差別よりもひどいですよね。どんな能力・可能性があるかも試されぬまま終える人生。どんな手を使ってでも、夢を叶える、こんな世界を欺いてやるといった気概はイーサン・ホーク演じる主人公からひしひしと伝わってきました。 それに伴う、痛みや哀しみも・・・イーサン・ホークの表情って、雨に濡れた子犬みたいで、切ない役をやらせたらばっちりハマるなといつも思います。今回も然り。ジュード・ロウも、ユマ・サーマンもとても繊細で良かった。遺伝子が劣っていて、人生そのものを諦めざる得ない運命を変えたい男。遺伝子は優れているのにそれを発揮出来ない男。優れた部類に属しながらも、欠陥があるが故に「劣」を理解し、愛する女。 遺伝子差別が大前提なのだけど、いつの世にも通じる概念があるからいいと思いました。観る人がどんな風にも置き換えたり、膨らませたり出来る内容って深くていいです。 【プリシラ3103号】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-08-19 01:40:34) |
247.《ネタバレ》 ユマ・サーマンが出演していたので見たのでが集中していなかったのであまり感動はしなかった。しかし、現実に起こりそうな話なので少し恐いような感じがする。ラストの手紙シーンは分かりにくかったので雰囲気に冷めてしまった。 【マーク・ハント】さん [ビデオ(字幕)] 4点(2005-08-12 15:49:42) |