256.深夜にやってたので見ました。地味なところが、かえって実話っぽくて良かった。アメリカの田舎の父さんは、日本の父ちゃんよりも始末が悪かったりするからね。もうちょっと頑固父さんをコテコテに演じられる役者の方が良かったかも。 音楽やラストとかもローカルで真面目なアメグラって感じで、感動だけじゃなく、時代の雰囲気も別の側面から味わえた。 【♯34】さん [地上波(字幕)] 7点(2005-10-12 05:45:24) |
255.《ネタバレ》 私が理系に進み、その道に挫折したからでしょうか。胸の奥からじーんとこみ上げてくるものがありました。何度も何度も打ち上げ実験に失敗する。それを、何度も何度も改良して、再挑戦することの繰り返し。コミカルにテンポよく描かれていて、とても楽しい雰囲気なのですが、この苦労といったら並大抵のものではありません。実際に実験なんかやらなくても、同じような苦労は多くの人がなさっていると思います。特にこの就職難の折り、何度面接に行っても就職までたどりつかない……私もはじめての就職活動でン十回と面接を受けました。それで、なんとかギリギリ希望の職種に滑り込んだわけです。話とはまったく関係ありませんが、そんな想いがよぎってきて、ジワジワと感動してしまいましたね。実際問題、私はふるさとから都会に出て、それなりに好きな職に就くことができました。もちろん故郷(父や母のところに)戻りたいと何度も思いました。街を捨てたところなんて、この物語の主人公と同じです。親とのいざこざもありました。だって、私は大学生になるまで地元を離れないつもりだったんですもの。地元で学校の先生になるっていうのが高校生までの目標だったはずなのに、親からみると裏切られたような感じだったでしょう。でも、一生懸命やりたい気持ちをみせて努力するとわかってくれるんだ!って、なんか自分とオーバーラップしちゃって……困ったものですね。30歳を超えた人間のノスタルジックというか、自己投影ってホントにみっともないものなのに、なんだか涙が出てきてしまうのです。炭坑の街で、街とともに生きる親を含めた大人たちに敬意を感じることができてはじめて、少年たちの夢は周りの人々にも応援してもらえるんですよね。私も地方を支える父親、母親たちの生き方に尊敬の念を送りながら、自分の道を進んでいけたらと思っています。もっと早い時期、そう大学生の頃に観たかった映画のひとつです。映画ひとつで人生が変わるなんて思いませんが、若い頃の私にはこういう作品が必要だったような気がして、しょうがありません。 【元みかん】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-09-03 22:44:47) (良:3票) |
254.いいお話だと思います。夢を持ちつづけること、諦めないこと、それ以上に大勢の人達の支えと応援があってこそのサクセスストーリーがわかりやすく描かれています。その中でも父と息子のドラマを軸にして感動的に描かれているのですが、父のほうはともかく、主人公の、炭鉱の町という独特の閉鎖社会で外を見ることのうしろめたさだとか葛藤だとかがあまり伝わってこず、そういった深みを見せずに感動だけを持ってくる浅さが気になってしょうがなかったです。要するに作為的に感じてしまいました。もともと私は10代後半から20代の青年と父との間で織り成す感動ドラマ自体が嘘っぽく感じるもんなので、もっと丁寧に主人公の心理や背景を描いてくれなきゃ、素直に感動できません。反対にその部分が丁寧に描けていれば、感動を煽らなくても感動するもんじゃないだろうか。 ..といっても皆さん感動してますね。私がひねくれてんですね。きっと。 【R&A】さん [DVD(字幕)] 4点(2005-08-29 17:29:50) (良:1票) |
253.じーんと心があったまる映画。親子愛、夫婦愛、友情、先生との絆、すべてじーんとさせてくれます。是非みるべき映画。 【むーみん】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2005-05-04 20:13:25) |
252.自分の境遇とダブって思い入れが深い作品です。 僕は高校三年になります。将来はトリマーいなりたいと思って、農業高校に通って勉強しています。小さい頃からの夢で、それでご飯食べていければ幸せなんです。それでおじいちゃんが車の部品工場を経営していまして、この人が僕の考えを反対しているわけです。「動物の世話でメシ食ってくなんてダメだ。甘い!物造りをしろ!物造りなら将来性もある。俺ん所にきてもいい。とにかく動物なんてだめだ!」自分が製造業で会社を大きくしてきたから、同じように進んでほしいんだそうです。昔からおじいちゃん子で、ずいぶんお世話になっていて、頑固だけど大好きで尊敬するおじいちゃん。だから余計に僕の考えをわかってほしい、けどどうにもうまくいかなくて困っている状態です。1年後には専門学校に通うため、一人暮らしになります。それまでには必ず分かってもらえるようにしたいのです。ホーマーがパパに認めらたい気持ちが痛いほど分かります。二人が肩を組んでロケットを見上げるラストを見るたび、涙が溢れて、さぁ僕もがんばろうという気持ちにさせてくれます。 【やいのやいの】さん [映画館(字幕)] 10点(2005-04-09 13:01:44) (良:4票) |
251.鉄道オタク、車オタク、機械オタク・・・この世にはたくさんのオタクがいる。この作品はロケットオタクの高校生をひたすら描いた作品だ。オタクというと世間から軽蔑されがち。でも僕はオタクを心から尊敬している。栄光を掴めるのはその道を極めた者だけだから。この作品を撮った監督以下スタッフは、尊敬すべき映画オタクと言えよう。 【こばやん】さん [地上波(字幕)] 9点(2005-04-01 14:43:00) |
250.《ネタバレ》 うーん。何度見ても面白い(10回くらい見てる)。ってことで、「改行」導入と共に、この映画のレビュー変更。および点数UP(9点→10点)です。 見れば見るほど味が出てきて、ぐっと来るのは、この映画がより私の仕事である開発者の苦労・気持ちを上手く映像化してくれている点に思えます。 あるもの(例えばこのサイトとか・この映画のロケットとか)を作る時に大抵はその作成までの手順を記載しているものがなくって、いろんな書籍を掻き集めて、で色々試して、で沢山失敗(バグとか)して、でさらに色々試して。完成までのプロセスで果てしないほどの失敗工程を経て、ほんとがむしゃらにもがいて完成する訳なんですよね。 この職業を知らないうちの父親とか「大変だな」とか言うんですけど、実はそうでもなくって、この手の失敗って全然嫌ではないんですよね(はまる時はえらい大変ですけど)。失敗した経験って後に絶対生きてますから。この映画の失敗も「もう嫌だ」ではなく「そーきたか。よし次はこうするぞ」と常に前向きなんですよね。だからこそ、失敗している時の彼らは大変そうではりますけど、嫌な感じは微塵もない訳です。 で、途中バッチリロケットが飛んだ時の満足感たるや、思いっきり感情移入ですよ。失敗が多いほど、完成した時の喜びは果てしないですから。 バッチリ波長があったこの映画には結末が判っていてても、最後の親父への「僕の目標は父さん。ブラウン博士は優れた科学者だけどヒーローじゃない」あたりで感動する訳で。。この映画を見るたびに開発者という仕事を愛し、この映画を愛しているんだなと実感する今日この頃です。 【シネマレビュー管理人】さん [DVD(字幕)] 10点(2005-04-01 12:54:16) (良:4票) |
249.《ネタバレ》 読み直したら自分の顔から火がでるほど恥ずかしく、画面から異臭が漂うほどの臭いレビューだったので、全面的に書き直します。ラーメンに例えるなら一口目は濃厚ながら後味さっぱりで何度でも通いたくなる池袋大○軒みたいな映画です。 【一番星☆桃太郎】さん [DVD(吹替)] 10点(2005-03-30 01:27:27) |
248.昔らしい頑固オヤジが出てきますねぇ。場所、住民、家族、出てくるも全てが上手く組み合わさってロケット・ボーイズが出来た、うーん、ジェリー・ブラッカイマーが製作しなくてほんとよかった。なんせ実話でも演出がキツイんですから。でもジョー・ジョンストンも他にもいい映画作ってるんだけどなかなかスポットライトが当てられないのはなんでだろう。 |
247.夢を追い求める少年たちの姿がすがすがしい。親子関係の描き方も誠実で好感がもてる。 【NIN】さん 7点(2005-03-24 12:25:04) |
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【よしふみ】さん 10点(2005-02-12 22:22:03) |
245.《ネタバレ》 やるべき事を黙々とこなす格好いい男への憧れと、夢とは、違う物だ。空を横切るスプートニクを眺めながら、炭坑へと降りていくホーマーを観ていると胸が熱くなった・・・・が、その後がよくない。「炭坑は僕の人生じゃない」?違うだろう。親父が怒っているのは、義務として果たさなければいけなかった事を無断でサボっていた事だ。ホーマー、夢を追うのと自分勝手は違うんだぞ。あとはまぁ、実話だから何言ってもアレなんだけど、話が出来すぎてる気もした。うん。俺もロケット作るぞ。 【ぶらっくばぁど】さん 5点(2005-02-10 01:40:59) (良:2票) |
244.《ネタバレ》 これはすごくよかった!久々にあたりでした。最初は堅苦しい映画と思ってたけれど、全然違いました。これでコンテストに出られなかったり、優勝できてなかったら泣くけど。 【トナカイ】さん 9点(2005-01-21 23:12:50) |
243.仮に自分に将来子供が出来たら、一番初めに見せたい映画ナンバー1だね。 【ゆきむら】さん 10点(2004-12-01 22:56:18) |
242.宇宙開発事業って、夢だロマンだ言ったって結局は米ソの見栄の張り合いじゃん、とか偉いさんは軍事目的を第一に考えてたと思うよ~ん?そういえば“スターウォーズ構想”つーのもあったよね、とか冷淡に思っちゃうのですが、まーそんな野暮なことは言いっこなしよ、ということで、素直に良い映画だと思います。自分の場合、もはや若者でもなく、父親でもないのですが、どっちかっていうと息子の夢を否定しながらもさりげない優しさを見せる父ちゃんの方に感情移入しました。主人公とかあの女の先生とか、炭鉱の仕事を否定するような言い方してるのが気になったけど、でも最終的に息子は父の偉大さを認めた訳で、ま、良いんじゃない?って感じ。 【ぐるぐる】さん 8点(2004-11-24 16:50:04) |
241.私には夢を後押ししてくれる父親も恩師もいなかった。だからとても羨ましかった。 ロケットが飛び立った瞬間自分のことのように嬉しい気分になれた。 夢に向かって突き進むって素晴らしいと思う。 自分の中で爽快感と感動ではトップクラスの映画です。 【だんぼ32cm】さん 9点(2004-11-24 00:45:33) |
240.子供がロケットで食べていこうと考えるなんて親としては当然反対するだろうと思う。あまりにも夢を追いすぎると思ってしまう。 現実に目を向けて真面目に働きなさいと親は考えるだろう。 しかしけっきょく一番大事なことは好きなことにチャレンジするということだと思う。 それが失敗しようが成功しようがとにかくチャレンジしたという事実そのものが大切なことではないだろうか。 最後にロケットに挑んだ少年たちの末路が紹介されたけど、そんなことはどうでもいいこと。 「私はそれを実行した」ということだけで成功失敗の有無に関わりなく、誇れる出来事じゃないか? 若いときの行動とは利己的なものではなくてこの映画の少年たちのように無謀と思えるくらい一途で純粋であって欲しいと素直に感じた。 成功すればそれは良いことだ。しかし大きな失敗を経験することも大事。 成功も失敗もしないで人生を終える人間に比べたら行動するということがいかに大事か分かると思う。 【花守湖】さん 9点(2004-11-21 20:58:08) (良:2票) |
239.boring... あまりに淡々としすぎたストーリー、、眠くなりました。キャラクターにもあまり魅力ないし。。 【kaneko】さん 2点(2004-11-21 14:32:25) |
238.久しぶりの感動・・。ただ単純に面白かった。夢や友情、家族愛などいっぱい詰め込んで、全部はまって、あふれてしまった・・。 【かまるひ】さん 8点(2004-11-20 10:51:35) |
237.炭鉱しかない町、家族も人生もすべてが炭鉱につながっているという閉ざされた環境で、ロケット自作という主人公の夢が眩しかった。軌道計算をするために苦手だった高等数学も堪能になってしまう若いバイタリティ、そして陰日向にバックアップしてくれる女先生や炭鉱の職人たちも素敵。しかも、実話というのだから、もうラストは感涙ものです。 【ちくわ】さん 9点(2004-11-11 13:44:03) (良:1票) |