3.《ネタバレ》 異星に出かけてそこの住人が地球と同じ言語を喋ったらビックリな時代になったので、パラレルワールドみたいにしちゃいました。有名すぎるオチは旧作の新しいパッケージに堂々と印刷されるほど「今さら」なので、自由の女神はやめてリンカーンにしました。別の星じゃなくパラレルワールドだから「ここは地球だったのかー!」というわけにいかないので、戻ってきたらリンカーンの顔がお猿ということにしました。はいはい、わかりました。それは良いとしましょう(全く良くないが)。しかし、ドラマが全く面白くないんです。「リメイクではなく、リイマジネーション」なんて言い訳は、オリジナル越えるドラマ作って言いなさい! なぜ作った? しかもなぜティム・バートン? オリジナルで猿に捕らえられるシーンは、本作の猿支配の世界に戻った主人公こそがようやく同程度の心境と思う。だから本作はラストまでをオリジナルの猿登場までの時間に短縮し、ラストは「ニューヨーク1997」みたいに隔離されたマンハッタンあたりに逃げ延びた主人公が、冒頭で見失ったチンパンジーとやっと遭遇しスゴい秘密をコクられるといんじゃない? 「バァ~カ!」とか言われて(笑)