9.《ネタバレ》 色々な意味で不快な映画。 悲劇をそのまま描写すれば、平凡なドラマも自動的にリアルで素晴らしいテーマ性を備えると思っている監督の安易な発想。そして、その脚本の弱さをカバーするためと、「幸せであった時期を強調するため」だけに採用されているであろう、必然性の薄い時間軸の逆転。手持ちカメラで撮ったり、グルグル回転させてりゃ、その場の臨場感や酩酊感を誘うと勘違いしている鬱陶しいだけのカメラワーク。 すべてが安易な方法論ありきで作られた映画で、本当の意味でのリアルな物語を撮ろうとする動機や衝動が感じられない。 【FSS】さん [ビデオ(字幕)] 0点(2005-07-05 22:17:48) |
8.ポカーン。え、ちょっと待って。今、どこ?何がどうなったの?てゆうか、お前誰?(巻き戻し)やっぱりポカーン。の、繰り返し。 【みち】さん 0点(2005-01-07 03:12:42) |
7.この監督は観る人にとことん嫌な気分にさせようとしたんでしょうか?画面はクルクルして見づらい、それなのにレイプシーンになると、まるでその場面だけはじっくり見せようとでもしてるように急にカメラが固定される、そして、その後はレイプの余韻をじっくり味わわせるかのようにアレックスの幸せなシーンを映す。この映画は話としては最低ですが、「見る者にとことん嫌な気分を与える」という映画の新しい1ジャンルとして考えると、まあこれはこれでアリかな?と。決して人には勧められないけれども、彼女や奥さんをお持ちの男性が見れば、確実に以前よりも愛しく感じられるはずだと思います。 【デューク】さん 0点(2004-06-27 02:33:12) |
6.《ネタバレ》 なんて気分の悪い映画なんや。まず、しょっぱなから酔う画面に辟易。言いたいこともようわからんし。時間軸が逆さに動くってのは知ってたのでまだわかったけど、知らなかったらどう思ったやろ。 いや、知らなかったとしても感想は一緒ですけどね。とにかくむかつく映画です。 これでもかっていう映像がほんまに嫌。時間軸を逆さにする理由もわからん。逆さにしたかっただけ?逆さにしてよかったのは「メメント」。あれには逆さにする意味があったもん。これは話自体も特筆すべき内容ではないかもしれんのに(特筆すべきでないというのは起こったことはたいへんむごいんだけどね)、映像だけでごまかそうとしてると言うか、映像で訴えたかったというか。でも全く好みじゃないです。ほんま頼むわって感じ。男が冒頭から怒り狂ってるテンションのシーンとかやっぱ意味がわからんかったら「はぁ?」ってだけでついて行けん。尻すぼみ映画。 【mamik】さん 0点(2004-05-14 23:01:30) |
5.今まで見た映画の中で1、2を争う気持ち悪さでした。やたらとぶれるカメラワークにレイプシーン、ゲイクラブ、撲殺シーン・・・一言で言えばめちゃくちゃ恐かった。どれだけ早送りしようと思ったことか。中盤になって気づいたけどメメントっぽい構成になっていたのね。ただこっちは謎がないので二度見たいとは思わない。 【およこ】さん 0点(2004-01-13 20:16:58) |
4.《ネタバレ》 モニカ・ベルッチを鑑賞したくてDVD購入…大失敗。衝撃作という紹介記事を目にしましたが、…うーん…レイプ…それもお尻もレイプ…って、それを取り上げるほどの映像か?レイプしちゃう男優の方が痛々しく見え、本来の被害者と加害者の区別も曖昧にさせられそうでした。カッセル氏の仕返しシーンに関しては、残虐だからという理由ではなく、精神崩壊している(かもしれない)痛々しさに目を背けるという理由でもなく、ただただ、目を背けたいばかりでございました。 …あんな地下道で、あんな状況を目にしながら、当事者の女が逃げたというに…恐怖で動けなかったようにも見えず…あー…自分の美貌には強気な発言をする貴女様…確かに美しいです…でも、演技力はいかがなものでしょう…あ、左様ですか…私の観る目が無い…はいはい、ごもっとも。 【日雀】さん 0点(2003-12-19 23:38:26) |
3.《ネタバレ》 さかQさんのレビューで『前半で原型を留めないほど消火器で殴打されたヌリア(犯人)が実はまったく別の人でそのそばでほくそえんでいた本人こそがヌリアだと判明したときはもう余りの衝撃で脱力しました。』を知ったとき、僕も脱力しました。復讐できたことがこの映画を観てしまったぼくの唯一の救いだったのですが、それも砕けてしまいました。観てからもう3ヶ月くらい経ちますが、いまだに凹んでいます。どうして観た人をボロボロに傷つける映画作りをするのでしょうか。そうまでしてirreversible【逆転できない】を表現してなんになるのでしょうか。監督が最近こんな被害にあったのでしょうか。せめて復讐を成就させてあげてもいいじゃないですか。やり場のない憤りですな。ただ、メメント型はこの映画にはぴったりの方法です。とても効果的でした。ラストシーン(メメント型だから、映画の世界ではオープニング)が、中盤で傷ついた心にひりひりと染み込んできて、結局、レイプシーンもリベンジシーンも、このラストシーンを飾るための駒となります。そのラストシーンというのは緑の芝の上で読書でくつろぎ横たわる単なる普段のアレックス!しかもBGMはベートーベンの第7の2!・・・なんというか、どうしようもなく辛いです。点数の分布が両極化してるのもこの映画らしいと思います。 |
2.レイプシーンもそうですが、延々とエロ話してたり、不快でしか無かったですねぇ。 【ロカホリ】さん 0点(2003-09-12 18:15:16) |
1.主人公カップルの暮らすアパートメントに、これ見よがしに配されたキュ-ブリック『2001年宇宙の旅』のポスター(それ以外にもキューブリック作品のポスターやらポストカードがあったかもしれない)。それは、この映画のラストを説明するのに、これ以上ない”ヒント”を提供してくれる。が…。別にどんだけ残虐に殺人シーンを描こうとも、どんだけリアルにレイプシーンを見せようとも、それは映画の「自由」だから何を言おうとも思わない。ただ、それを何らかの芸術的自己表現だと勘違いしているこのキュ-ブリック気取りの低能”作家”野郎の本作は、ただただ醜悪なだけだ。いろんな意見があるでしょうけど、ぼく個人はこれを「映画」だとは認めない。すみませんね。 【やましんの巻】さん 0点(2003-06-23 18:37:57) |