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北の零年

[キタノゼロネン]
Year One in the North
2004年上映時間:169分
平均点:3.93 / 10(Review 44人) (点数分布表示)
公開開始日(2005-01-15)
ドラマ時代劇歴史もの
新規登録(2004-06-20)【鉄腕麗人】さん
タイトル情報更新(2023-11-05)【イニシャルK】さん
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監督行定勲
キャスト吉永小百合(女優)小松原志乃
渡辺謙(男優)小松原英明
豊川悦司(男優)アシリカ
香川照之(男優)持田倉蔵
柳葉敏郎(男優)馬宮伝蔵
石田ゆり子(女優)馬宮加代
石原さとみ(女優)小松原多恵
大後寿々花(女優)小松原多恵(少女時代)
吹越満(男優)長谷慶一郎
奥貫薫(女優)長谷さと
阿部サダヲ(男優)中野又十郎
金井勇太(男優)川久保平太
モロ師岡(男優)窪平
榊英雄(男優)高岡
寺島進(男優)花村完爾
忍成修吾(男優)殿
中原丈雄(男優)内田
馬渕晴子(女優)長谷すえ
藤木悠(男優)中野亀次郎
平田満(男優)川久保栄吉
鶴田真由(女優)おつる
石橋蓮司(男優)堀部賀兵衛
山田明郷(男優)警官隊隊長
木下ほうか(男優)
脚本那須真知子
音楽大島ミチル
津島玄一(音楽プロデューサー)
撮影北信康
製作黒澤満
東映(「北の零年」製作委員会)
テレビ朝日(「北の零年」製作委員会)
朝日放送(「北の零年」製作委員会)
朝日新聞社(「北の零年」製作委員会)
東映ビデオ(「北の零年」製作委員会)
杉山登(製作委員会)
製作総指揮岡田裕介
企画木村純一
遠藤茂行
プロデューサー早河洋(エグゼクティブプロデューサー)
坂上順(エグゼクティブプロデューサー)
配給東映
特撮尾上克郎(VFXプロデューサー)
美術部谷京子
大庭信正(装飾)
武田双雲(題字)
衣装宮本まさ江
編集今井剛
録音伊藤裕規
照明中村裕樹
その他文化庁(支援)
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2.《ネタバレ》 DVDの時間表示で02:48:58にも及ぶ長大な映画であり、物理的な大作感は十分である。欠点と思われることはここまでの間にほとんど書かれているが、特に自分としてはわざとらしく芝居がかった感じの人の動きや事件や展開が気に障る。序盤はまだしも後になるほど違和感が拡大して、終盤に至るともう嫌悪すら覚える。また、最初はさんざん嫌な奴に見せておきながら実はそれぞれ事情があり真心もあり愛もあって、最後は全員が都合よく”本当はいい人”の範疇に取り込まれていくような展開は、全ての人に暖かく優しい目を向けています、というようなことかも知れないが、個人的には安っぽく幼稚に感じられる。 

一方、この映画で感動的だったのは何といっても中盤の「夢を見ているようだ」であり、これは具体的にそういう経験がないにもかかわらず激しく共感する。堰を切ったように号泣するなどというのでなく、娘を膝に抱いて微笑みかけようとしながらも感情があふれ出てしまうのが奥ゆかしい。「どうして泣いているの」と尋ねるこの子がかわいいから泣くのである。
しかし、そういったプラス評価を完全に覆してしまうのが終盤の展開である。この映画は男が生命を棄てて正義を回復し、妻子のために殉じようとするのを無益なものとして否定するのか。それだけの決意をした男を「死なないで」で泣き落とそうと思う発想が気に食わず、また「生きてください」という発言も“とにかく人は死んではなりませぬ”という程度の観念的かつ無責任な綺麗事のようにしか聞こえない。“下郎”の妻のように生物学的に生きて繁殖するのが第一義というなら随意にすればいいだろうが、個人のプライドなど全く頓着なく自分のペースに巻き込まなければ気が済まないというのはどれだけ能天気で傲慢であることか。

そういうわけで激しい憤りを覚えたので、当然ながら零点である。 
なお知り合いの淡路島関係者が、劇中の稲田家当主の扱いが変だといって怒っていたのでついでに書いておく。それからどうでもいいことだが、見ているとまず戸を閉めろと言いたくなる場面が目立つ。北海道は冬でも温暖なのか。
かっぱ堰さん [DVD(邦画)] 0点(2013-11-18 19:54:46)(良:3票)
1.とにかく退屈。セリフ回しにも詰めの甘さが目立つ。人物の行動に説得力がまるでないため、物語が破綻している。ええじゃないかの演出は意味不明だが、他の部分も悪しき日本映画の典型のような演出に見える。何にしても、これで2時間50分は長すぎる。
MARK25さん [DVD(字幕)] 0点(2006-05-28 19:07:36)
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【点数情報】

Review人数 44人
平均点数 3.93点
024.55%
149.09%
2818.18%
3715.91%
4613.64%
549.09%
6613.64%
749.09%
836.82%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.50点 Review2人
2 ストーリー評価 3.50点 Review4人
3 鑑賞後の後味 4.00点 Review4人
4 音楽評価 5.00点 Review3人
5 感泣評価 1.33点 Review3人
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