《改行表示》9.《ネタバレ》 失った時に初めて気付く、大切な人。 こんな簡単なことを、改めて再認識させてくれるいい映画です。 相田翔子編の評価が低いですが、僕はアリかと。 ここがあるから、あおいを失ったときのショックが増したのは確かですし。 観た後、実家に電話しよっかな?友達にメールでもせんと。 と思った人は多数いると思われw あと月並みな褒め方ですいませんが、上野樹里と蒼井優。 この二人はやっぱ上手いわ。今後も期待してます。 【ふくちゃん】さん [DVD(邦画)] 9点(2008-07-26 20:44:57) (良:1票) |
8.《ネタバレ》 これぞ等身大の恋愛映画だと思う。あおいの突然の死は決して観客を泣かせるための道具ではなかった。 【しっぽり】さん [DVD(吹替)] 9点(2008-02-03 22:58:17) |
7.《ネタバレ》 予想以上にしっかりした内容でした。まず何よりも、脚本がすみずみまで気が配られていて、台詞の一つ一つまで執念のように作り込まれているのが良い。登場人物のやりとりを聞いているだけで自然に引き込まれますし、各キャラクターの成長を自然に表現しています。上野樹里は、発声はかなり今ひとつなんだけど、役作りに関しては相当気合を入れた様子が窺えます(主人公の彼も、作中の役柄同様、それによってかなり引っ張り上げられてますね)。また、蒼井優も、それほど登場時間は長くないのに、最後のキメの一言をしっかりと決めてしまう存在感は素晴らしい。あと、相田翔子のシークエンスは、主人公の一つの「旅」としてヒロインに向けた感情を固めるところに意味があります。その矢先に事故があるところに落差が生じるわけで、もしあのシークエンスがなければ、ラストの感動は半減したでしょう。 【Olias】さん [DVD(邦画)] 9点(2008-01-05 03:21:23) (良:1票) |
《改行表示》6.感動しました。切ないですね。 丁寧に作られている作品です。 撮り方が非常に好きです。 カメラワーク、アングル、撮影方法など非常に雰囲気が出ているように思います。 製作者の力を感じました。 上野樹里、蒼井優の演技は素晴らしかったです。 ではなぜこの映画はそれほど有名じゃないんでしょうか? と言うのが疑問です。分かりやすい作品ですし、万人受けする内容だと思います。 まだ観ていない人は観るといいですよ。 【コショリン】さん [DVD(邦画)] 9点(2007-07-25 17:48:02) |
5.割と好評だったのに、意外とレビューが少ないですね。鑑賞後心に残る、というか何か切ない感じが残りますが、作品としての出来は良いと思います。私のようなオジサンに遠い昔の淡い青春時代を思い出させてくれました。上野樹里ははまり役だし、蒼井優はさすがで貫禄さえ感じます。これは見るべし。 【たこすけ】さん [DVD(邦画)] 9点(2007-07-22 18:07:56) |
《改行表示》4.《ネタバレ》 久々に見た後に素直におもしろかったといえる作品に出会うことができた。いつも映画を見るとき、どんだけおもしろくっても後からアラ探しというか、ダメなところが見えてしまってトータルではこんなもんかと点数を下げてしまうのだが、この映画は本当にまとまりがよくって、最近の邦画ではめずらしく高得点をつけてしまった。 作中の話や登場人物の考えなど、すごくリアルで共感できた。リアルな物ほど伝える時に、なまじ近くにあるからこそ伝わりにくいものなのだが本当に丁寧に話が考えられていて良かった。役者の演技もうまくて、後、途中であおいの映画が入るのもいい演出だった。 【アフロ】さん [映画館(吹替)] 9点(2007-05-19 21:23:42) |
《改行表示》3.《ネタバレ》 2時間という決して短くない時間があっという間に過ぎていきました。もう、この映画の上野樹里は、個人的にストライクど真ん中で、とても良かったです。正直、相田翔子の出番削って、もう少しシーンを増やして欲しかったくらいです(ちょっとクドかったんで・・・・)。 あと妹役の蒼井優はやはり只者では無いですね。もう存在感があるというかオーラ出まくりで、脇役でも出演シーンでは完全に主役になっていますからね・・・・。 この2人の旬の女優がそれぞれ持ち味を出してるんですから面白くない訳がない。いやあ、映画館で見れて本当に良かったなと思える作品でした。 【TM】さん [映画館(邦画)] 9点(2007-03-18 15:59:56) (良:1票) |
2.《ネタバレ》 これは上野樹里の代表作になる作品だと思います。せりふや無言の演技の積み重ねが、充分にされており、最後の手紙の場面で強烈なカタルシスを生んでいます。見終わってからしばらく気持ちが引きずられました。 【よねぴー】さん [映画館(邦画)] 9点(2007-02-12 11:06:27) (良:1票) |
1.《ネタバレ》 岩井俊二監督がプロデューサーという立場からどの程度製作に手を加えたのか、詳しいことは何一つ知りませんが、それでもあの構図の撮り方や色彩の鮮やかさ、そして照明の美しさから考えると、かなり深いところまで監督が手を加えているような気がしました。映像的な部分で言うと、ひとカットひとカットの画がとても丁寧に作られているのに感動しました。手持ちの移動ショットや長回しのショットが、淡々と語られる平凡な台詞の掛け合いに臨場感をプラスさせていたように思いました。終始、そんななんともない物語が流れていきますが、この作品はそのなんともない感じに深い共感を僕は覚えました。片思いの切なさや、夢に対する不安と期待など、青春真っ只中な主人公たちの心が想像しなくとも勝手に感情へと深くしみこんできます。鈍感な主人公を愛す、純粋な心を持った女性。彼女の優しさや弱さが素晴らしすぎます。観ているこっちとしては何で気付かないんだとイライラしっぱなしです。しかもそれが延々と、リアルに描かれ続け、それでも主人公は気付かず、彼女が最後に直球とも言える賭けをするものの、やっぱり主人公は気付きません。この時点で観ているこっちはその後何が起きるかわかっているから主人公の愚かさを呪います。また、悔しくもあります。だからなのか、ラスト、彼女の想いが思いがけず主人公に伝わります。純粋で鈍感すぎたがゆえに気付けなかった主人公。そんな彼の鈍感な部分も、不器用な部分も、みんなみんな好きだと綴った手紙。もっと早くこの手紙が渡っていればと悔しくなる反面、想いが主人公に届いてよかったと嬉しくも思います。主人公の青年にも、女の子にも僕は無意識のうちに激しく感情移入していました。こんなことは滅多にないような気がします。この映画は僕は今出会えたのがベストだったような気がします。こんなにも共感した作品はあまり他に覚えがないです。主演の市原君と、草野樹里さん、あと蒼井優さんの三人の演技は素晴らしいの一言に尽きます。脚本、役者、映像。多くの要素が本当に素晴らしい作品でした。 【ボビー】さん [映画館(邦画)] 9点(2006-11-16 23:31:20) (良:1票) |