2.《ネタバレ》 いやあ~素晴らしかったです!
私は原作は未読です(読んでみたい)が、とても楽しく鑑賞しました。
ダークサイドの悪の影がヒタヒタと迫ってくる作品の作りは、もう、鳥肌が立つし胸はドキドキでした。
ひとつひとつのシーンの光の使い方が上手い。
心理描写や得体の知れない”あのひと”の影響力が表現されていたと思います。
どう解釈するのか、すぐには分かりにくい語り口も、私にはどう捕らえる?と作り手側が面白い疑問を投げかけていると感じられました。
すぐには答えられないし、はっきりした答えが出そうでも無い。
そこが映画の面白いところですね~(しみじみ)
子供向きと思われているハリー・ポッターで、こんなに大人向きの作り方で良いのかな?と、余計な心配をするほどでした。
原作を読んだ方がおっしゃっている、大事なくだりが入っていれば、もう最高だと思いました。
そして私的には、ヘレナ・ボナム・カーターさんの切れっぷりにワクワク。
「スリーピー・ホロウ」のミランダ・リチャードソンさんも奥深くて、その演技にうっとりしましたが、カーターさんの凄みのある演技はもっと観たかった!
”悪”は私を惹きつけてやまない魅力にあふれています。
次回作を楽しみに待ちます。