《改行表示》6.なんかいろいろありがとうって思った。 人間みんな病気持ち。 みんな病気で芝居して、とてもあたたかい。 慢性的に心が風邪を引いている人向け。 健全な人にはよくわからん映画じゃないかと思う。 【おでんの卵】さん [DVD(邦画)] 9点(2010-07-23 23:45:23) |
《改行表示》5.パコがかわいすぎて、役所広司が悲しすぎて良い。泣ける。 下妻も嫌われ松子も良かったですが、パコが一番好きです。中島哲也監督スゲー。 今回全力で3DCGアニメを取り入れていたところで、大丈夫かなぁっと不安でしたが、個人的にはあのCGがなければもっとコジンマリとした話になってしまっていたろうから、アニメと実写の融合映画として、マレに見る成功例だと思います。3DCGがあったからキャラクターのビジュアルもあんなに濃かったんですねぇ。 【六爺】さん [DVD(字幕)] 9点(2009-08-02 01:10:38) |
4.《ネタバレ》 最初の20分ほど、人物紹介がちょっとたるい。が、それを乗り越えると俄然おもしろくなります。ファンタジー感あふれるすばらしいCGに負けない役者たちの熱い芝居も見どころ。なんといっても役所広司がすごい。この人の俳優としての底力をまざまざと見せられた思いです。登場人物が多すぎるかな、という点でマイナス1点。 【ケルタ】さん [映画館(邦画)] 9点(2008-10-06 12:19:23) |
3.オープニングからかなりハードなギャグとシュールな展開で、最後までついていかれるのか不安だったが、中盤からどんどん中島ワールドにのめりこんだ。「オズの魔法使い」のエンタテイメント(見てないけど)、「ピーターパン」のファンタジック(これも見てないし)、「メリーポピンズ」のハートウォーミング(あまり見る気もしないな)が合わさった、大人が楽しめる仕掛け絵本映画を堪能した。 【Q兵衛】さん [映画館(邦画)] 9点(2008-09-28 14:58:51) |
2.下妻、松子と個人的に大ヒットだったので、流石に3度目は無いか、と半分期待はしていなかった。ストーリーも予告や特番で先が読めそうな内容だったし、そこまで良い評判もないし…とがっかりを覚悟で観て来たが…なんの何の、今回も大当たりですよ!!ストーリーこそ平凡なものの、監督の演出手法は冴えにさえている。映画館で右隣に座った人も左の人も、その向こうも(そして私も)、大の大人が皆して泣きまくっていたかと思えば、その涙も乾かないうちに客席中で爆笑している。本当に幸せな2時間だった。監督、流石です。役所広司の演技も本当にすばらしい。 |
1.タイトルといい、出だしといい観客に「寓話」「おとぎばなし」としてしっかり提示したこともあり、戸惑うことなくストーリーに入ることができるのがいい。中島監督独特の「普通じゃない」配色と得意なキャラクターもさらにその感覚を強める。しかし観終わったあとは、「たかが寓話」とは思えない感覚に包まれる。これは、とある役者が「超本気モード」で演じたシーンがあるからだ。鬼気迫るその演技が、その後の登場人物たちの行動を変えていくのだ。この役者にとっても屈指の名シーンではないだろうか。作品自体は好き嫌いがはっきり分かれるところではあるが、観て損はしない。 【やしき】さん [試写会(字幕なし「原語」)] 9点(2008-09-10 12:54:29) |