6.《ネタバレ》 他のレビュワーの何人かが黒澤明の最高傑作と書かれているが、それに同意。
これは紛れもない黒澤明の最高傑作!
特に伴淳三郎のエピソードが素敵。
あの意味の分からないチックみたいなのも強烈なインパクトだし、ワイフも強烈なキャラクター。
そしてそのワイフの悪口を言われた日には怒り出し、そのワイフにいかに苦労をかけたかの思い出話がまた泣ける。
ついでに足も悪い。
この作品、伴淳三郎のベストアクトでしょう。
その他のエピソードも奇妙で面白くてインパクトがあり、この作品でしか見ることの出来ないものばかり。
黒澤明の凄さをこの作品でやっと実感した。