1.《ネタバレ》 死にたてホヤホヤだから腐ってないし、凄く硬い。
顔もそこまでゾンビ化していないナチュラルメイクですが、そこは表情でカバー。
そんなゾンビさん達との、戦闘シーンが凄い。
とにかく腐ってないから硬い硬い。
余りにも硬いものだからゾンビをボコボコにぶん殴って、蹴っ飛ばして、頭突きして、灰皿でゴンゴンやるようなシーンが多い。硬いから普通のゾンビさんみたいにちぎれたりあんまりしない。武器は充分なのになぜか体術での格闘シーンが多いのが見所。
そして人間たちも超強くて容赦ない。彼らが集まってれば、プレデター数匹ぐらい楽勝で倒せそう。
アクションシーンの楽しさもさることながら、話も良い!
なぜゾンビが発生したとか、そういうところは一切無視してるのが潔い。
考えたってしようがないことは一切カット。
むしろ極限状態でのドロドロの人間模様や、パワーバランスの変化等を濃い登場人物達が繰り広げる様をエキサイティングに描いているのが、非常に面白く、こういうところは、しっかりツボを押さえてるなーと感心した。
時にピリリとした雰囲気もあり、楽しいだけではない味わいがこの映画にはあった。
大満足!