1.衝撃の予告編を見た時から絶対に面白いだろうと確信していたが、全く期待を裏切らない面白さだった。ただ、字幕版で見たかったのに、近場の映画館は揃って吹替え版のみの上映だったのが残念だった。予告編では字幕だったのに何故?
プーさんとかの声は全然良かったんですよ。やっぱり堺雅人がねぇ、堺雅人感を出しすぎていて、どうしても顔を思い浮かべてしまって集中できなかった。
さて、本編。
大人になるってどういう事?
何もしないでいるのをやめたら大人なの?
何もしないでいるのをやめたからお別れしなきゃいけないの?
でも、何もしない事こそ最高の何かにつながるとしたら?
そんなメッセージ性に溢れたとても素敵な作品だった。私も何もしないでいるのを久しく忘れてしまっていた為、これは目から鱗だった。よし、早速今度何もしないをやるぞー!
そして、現実世界に現れたプーさんがとにかくシュールだったし、こんなにも終始寂しそうなプーさんなんて前代未聞。
日々の生活や仕事に忙しく、疲れている人にこそ見て欲しい作品。きっと何かが得られるはずだから。