1.《ネタバレ》 個人的に「侵略物」の王道を行くこの作品にはかなりアンテナフィットした。アクション仮面カードから本物のアクション仮面の世界に行くシーンや、街も人もすべて機能不全になる新宿の場面など、作品全体の雰囲気がシュールで妙な冒険心を掻き立てられた。さらにしんのすけとアクション仮面の記念すべき初対面。2人のコンビは不滅だと勝手に盛り上がっている俺にとっては、この作品は特別な意味を持っている。惜しむべくは敵が怖くないこと。仮面を脱ぎ棄てるのが早すぎる。結構シュールな悪役だったのに、ただのおかまになってしまうのは勿体ない。ラストの最終形態はいい意味で唖然とした。