柳生一族の陰謀のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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柳生一族の陰謀

[ヤギュウイチゾクノインボウ]
1978年上映時間:130分
平均点:7.57 / 10(Review 44人) (点数分布表示)
公開開始日(1978-01-21)
アクション時代劇バイオレンス
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タイトル情報更新(2024-09-28)【イニシャルK】さん
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監督深作欣二
助監督土橋亨
キャスト萬屋錦之介(男優)柳生但馬守
千葉真一(男優)柳生十兵衛
松方弘樹(男優)徳川家光
西郷輝彦(男優)徳川忠長
大原麗子(女優)出雲の阿国
原田芳雄(男優)名護屋山三郎
志穂美悦子(女優)柳生茜
工藤堅太郎(男優)柳生又十郎
矢吹二朗(男優)柳生左門
室田日出男(男優)根来左源太
真田広之(男優)ハヤテ
浅野真弓(女優)マン
中谷一郎(男優)天野刑部
梅津栄(男優)三条大納言実条
曽根晴美(男優)
岩尾正隆(男優)蓬髪
林彰太郎(男優)朝倉筑後守宣正
小林稔侍(男優)片禿
汐路章(男優)久能美作守重吉
田中浩(男優)渡辺半蔵
成瀬正(男優)狼人
唐沢民賢(男優)狼人
鈴木康弘(男優)鳥居土佐守成次
野口貴史(男優)マガリ
高月忠(男優)エンコ
笹木俊志(男優)木村勘九郎
高並功(男優)忠長の近習
片桐竜次(男優)シオタレ
宍戸大全(男優)村田与三
坂東鶴之助(男優)猿若勘三郎(クレジット「中村富十郎」)
峰蘭太郎(男優)
那須伸太朗(男優)
毛利清二(男優)
五十嵐義弘(男優)
阿波地大輔(男優)
木谷邦臣(男優)土井の家臣
池田謙治(男優)
福本清三(男優)フチカリ
波多野博(男優)
森源太郎(男優)
浪花五郎(男優)
藤川弘(男優)
岡島艶子(女優)
和歌林三津江(女優)
丸平峰子(女優)
富永佳代子(女優)
水野晴郎(男優)
田口直也(男優)徳川秀忠
中村時之介(男優)徳大寺右大将
角川春樹(男優)安藤右京之輔重長
佐藤純彌(男優)小室喜兵衛
丹波哲郎(男優)小笠原玄信斉
夏八木勲(男優)別木庄左衛門
高橋悦史(男優)松平伊豆守信綱
成田三樹夫(男優)鳥丸少将
中原早苗(女優)春日局
金子信雄(男優)九条関白
芦田伸介(男優)土井大炊頭
山田五十鈴(女優)崇源院於江与
三船敏郎(男優)尾張大納言義直
鈴木瑞穂ナレーター
脚本野上龍雄
松田寛夫
深作欣二
音楽津島利章
撮影中島徹
製作東映
企画高岩淡
三村敬三
日下部五朗
松平乗道
配給東映
美術井川徳道
編集市田勇
録音溝口正義
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7.《ネタバレ》 これまで全く手を付けていなかった、深作監督の古い映画。まさかまさかの(自称)クソアニメ「ポプテピピック」でこの映画の一部(鳥丸少将と十兵衛の対決前のシーン)がパロディとして使われてまして(しかもわざわざ「かぐや姫」風の作画で)興味を示したところ、すっとDVDを差し出してきたよくできる嫁。ということで、2018年になってようやく見ました。 冒頭から豪華俳優がずらーーっとならんでいて、おぉぉと驚いておりまして、そこから勢い任せにどんどん進行していく。後から調べたら冒頭から史実ガン無視のファンタジー時代劇。でも拙者、嫌いではござらんよ。  鳥丸少将といい、濃いキャラが大量に出てくる出てくる。いやー、最後まで勢いが落ちず、楽しめました。 わざわざ役者から引き抜いた義理の息子があっさりと使命を果たせぬまま死亡し、その結果を親父が聞いて悲しむとかのシーンもなくさっさと次に進むので、あの役者から引き抜いた息子はどこいったんだ?と思わず気づかずに終わりそうだったりと、割と各シーンがあっさりしているのは意外だった。 ラストの展開で大爆笑。将軍死んじゃったよ!!と嫁と大笑い。こりゃすげぇ。  深作監督作品はこれまで実は「バトルロワイヤル」と「クロックタワー3」しかしらず、実質的に遺作となったクロックタワー3の演技がひでぇもんで(ゲーム内容もほんとひどいw)、僕の中では大した監督とは思ってませんでしたが、この映画で株が上がりましたなぁ。 これを機に、他の深作監督作品にも手を出しましょうかね。 あ、ちなみに、クロックタワー3のメイキングDVDはおすすめですよ。ゲーム初回購入特典の市販されてない物なのですが。
みーちゃんさん [DVD(邦画)] 9点(2018-03-15 10:50:47)
6.《ネタバレ》 ●もう、冒頭の秀忠の葬儀シーンだけで、あまりの豪華キャストっぷりに失禁しそうになるわけですが、そこからもさらに出てくる出てくる、いろんな人が。●これだけ演技もアクションもできる役者が揃っていて、美術や衣装関係もきちんと揃っていたら、撮っていても監督は滅茶苦茶楽しかったんだろうなあ。そんな勢いまで伝わってきます。というか、これ、歴史をネタにした任侠映画であって、やってることは組長の跡目争いじゃん。その暴走した表現意欲が、奇跡的に全部プラスに働いています。●出雲の阿国にしても、尾張大納言にしても、小笠原玄信斎にしても、別にいなくてもストーリーは成り立ってしまうんだけど、そこに強引になおもサブキャラを噛ませていって、しかもそれぞれにちゃんと見せ場を用意してしまう豪腕ぶりが凄い。●公家衆という、ほとんどの時代劇では無視されている存在をここまで引っ張り上げた成田三樹夫、僅かな出番で忘れがたい存在感を残す夏八木勲、最後のちょっとした変化ですべてを表現している山田五十鈴、可憐というにも程がある大原麗子、はまり役の主演でありながら常に回りを立てる演技をしている千葉真一、共演シーンはほとんどないのに、常に他方の存在を念頭に置いた表現をしている松方弘樹&西郷輝彦、俳優陣の充実ぶりは、挙げていくときりがない。●あとやっぱり、こういうときのナレーターは、鈴木瑞穂大先生に優る方はおられません。
Oliasさん [DVD(邦画)] 9点(2013-03-26 02:02:10)
《改行表示》
5.《ネタバレ》 70~80年代の深作監督は、何か後光がさしたような奇跡的な作品を連発してるなあ。 本作は江戸時代という太平の時代の政治抗争を描いた、実録時代劇(?)。 初めて観たとき、『これ仁義なき戦いじゃん』と思ったくらい、仁義なき臭がぷんぷん。 キャストがすごく、萬錦、松方、JACの面々、三船と豪華絢爛で、それだけでも十分にテンションが上がる。 しかし白眉はなんといっても、烏丸少々成田三樹夫! 公家が剣を使うというだけではなく、将軍家剣術指南役の柳生一族である柳生弟をあっさり切り捨てる! この発想はなかった、というか普通思いつかない笑。公家は血やケガレが大嫌いですからね。 白塗りの麿が剣の達人って面白くね?という発想なのか?うん、面白いっす! さらには、おい、このまま最後まで通すのか?とツッコまずにはいられない萬錦但馬の大仰な芝居。 魔界転生の若山但馬も良いが、この萬錦但馬はまさに「なんか良くわかんないけど、とくかくすげー」って感じ。 面白ければ史実は無視でもOK!という心意気が気持ちいいっすね。なるほど、タランティーノはここからも影響うけてるんだ。  
kosukeさん [DVD(邦画)] 9点(2012-04-27 01:10:05)(良:1票)
4.《ネタバレ》 深作欣二監督作品について私は苦手意識がある。それでもこの映画を見ようと思った理由はイチにもニにも東映時代劇のオールスター勢揃い、魅力的なキャスティングに惹かれたからである。昨今の時代劇では絶対に見る事の出来ない本物の映画スターたちによるこれぞ映画、はっきり言って今の全く面白くもないキャステングにも全く魅力を感じない。ただカツラを被って刀を振り回しているだけの今の時代劇なんかとは全く違う凄さ、面白さ、作品全体に常に殺気が漲っていてとにかく面白い。主演の萬屋錦之助の圧倒的な貫禄、ただいるだけで絵になるその存在感、それは三船敏郎にしても同じである。萬屋錦之助と三船敏郎のツーショットなんて考えるだけでもワクワクする。更に千葉真一、松方弘樹、西郷輝彦、原田芳雄、その他にも東映ヤクザ映画のキャスト、成田三樹夫、金子信雄まで、挙げたらキリが無いほどのスターによる共演、誰一人として眼を離せないワクワク感、緊張感、女優陣も豪華、中でも大原麗子の美しさ、可愛さは輝る。日本は良い俳優が男優、女優とこの頃はとにかく揃っていた。ラストの萬屋錦之助の「これは夢じゃ~!」というあの叫び声はまるでこの映画そのもののようである。こんなに凄いキャストを揃えたことが夢のようだと言わんばかりである。この映画に出ている人達で今はもう亡くなってしまってる人が何人もいるけど、もうこんな贅沢なキャストの時代劇は作れない。二度と観れないと思う。
青観さん [DVD(邦画)] 9点(2010-08-13 12:26:46)(良:1票)
3.このパワーすごいなぁ。主なキャラクターはもちろん、脇役・チョイ役にいたるまで、この“キャラクターの立ちまくり感”は何なんだろう。説明できない。これこそオールスター映画なんですな。成田烏丸少将以下公家の面々も良かったが、個人的には夏八木別木庄左衛門の熱さにグッときた。集団のチャンバラが多く、“一対一”の殺陣が淡白であったのが非常に残念。
いわぞーさん [DVD(邦画)] 9点(2007-04-29 14:17:51)
2.《ネタバレ》 深作監督って凄い!と観た当初高校生ながらも愕然とさせられた作品でした。役者の皆さんも皆力ありますしね。今観てもドキドキします。特に柳生親子の十兵衛と宗矩の確執は、凄まじいモノがありました。ラストの「これは夢じゃ、夢でござる」と家光の首を持って宗矩がグルグル回る場面は、一生忘れられない場面です。錦之助さん、凄いなぁって。ちなみに私も、千葉ちゃん=柳生十兵衛です(笑)
n@omiさん 9点(2004-03-30 04:59:31)
1.予告編で錦之助さんが「味方につくも敵に回るも心して決めいっ!」と大見得を切るシーンがありましたが、本編では見当たりませんでした。何と申しましても故成田三樹夫さんの烏丸少将にしびれます。なよなよした公家が実は剣の達人…格好良いっス。錦之助さんの冷徹な但馬守が将軍家指南役の印綬を押し頂いて満足そうな顔をするところも好きです。松方さんの家光公も良い味を出しておられます。どの映画を見ても(特に邦画)不満なのは、戦いのとき倒れた味方に駆け寄り「しっかりしろ」と声をかけ、言葉を交わした後死んでしまうと死体をかき抱いて泣くところなどです。本作でも千葉さんや真田君がしっかり愁嘆場をやってくれていました。戦いや剣の達人なんだからもっとクールにきめていただきたいものであります。プロならプロらしく味方や敵の死体を楯にするくらいでなければ。志穂美悦子さんの死に方も何だかなぁでしたね。それでも大変楽しめる時代劇です。夏八木勲さんの「不承知でござぁる!」には男泣き。
ぶくぶくさん 9点(2003-05-18 12:32:33)
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【点数情報】

Review人数 44人
平均点数 7.57点
000.00%
100.00%
212.27%
300.00%
424.55%
549.09%
6613.64%
7613.64%
8920.45%
9715.91%
10920.45%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.33点 Review3人
2 ストーリー評価 6.00点 Review4人
3 鑑賞後の後味 9.50点 Review4人
4 音楽評価 7.66点 Review3人
5 感泣評価 5.66点 Review3人
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