1.多少チープな感じはしますが、子供の頃を思い出すような作品でした。主演三人それぞれのキャラがサイコーに良いです。役割分担をしっかりと把握しているし子役魂みなぎってます。宇宙オタクのイーサン・ホークに、コンピューターマニアのリバー・フェニックス(しかもメガネにダサイ服装!)、そしてクールで行動力のあるジェイソン・プレッソン。もうこの三人の演技は堂々としていました。特にダレン役のジェイソン・プレッソン!彼のしぐさには大人顔負けで、セリフも「俺は夢を見ない」とか「今度会ったらノシてやる!」とかいちいちカッコイイんですよね。ほんとに宇宙船を作っちゃうなんてのは「んな、アホな」な感じですが、ガラクタの工場が彼らには宝物に見えたり、トランシーバーで夢の話をしたり、誰しも経験のある話で微笑ましい。しかもガムを噛んで喜ぶ番犬とか、エネルギーフィールドが通過した後にひょっこり顔を出すモグラとか、この監督のやさしさがにじみ出てました。エネルギーフィールドが部屋中を飛び回るシーンは今見てもよくできた合成処理でした。エイリアンの宇宙船でボディチェックを受けるシーンは笑えました。昔冒険家を目指してた少年時代を思い出して、やさしい気持ちになれました。