《改行表示》67.冒頭から殺人に至るまであたりは「ハズレかな」と思って見ていたのですが、刑務所でいきなり始まるダンスのシーンで興味を持ち始め、中盤のキャサリン・ゼタ=ジョーンスの踊りで完全にシビれました。あの巨体にしてあの軽やかな動き、最後に「どうよ」とばかりに迫ってくる顔のどアップは、見事と言うしかありません。この“ショー“だけでもずっと見ていたいと思うぐらい。 それにストーリーもいい感じ。むき出しの欲望も、女どうしの醜い争いも、茶番な法廷劇も、快晴の空のように爽やかな印象を残してくれます。というわけで、ちょっと不思議な作品です。 【眉山】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2013-10-17 23:02:47) |
66.《ネタバレ》 もうゴージャスでエネルギッシュで猥雑で胡散臭くて下品で、そして最高に面白いミュージカル映画の傑作。もともとミュージカルがあんまり好きじゃないのだけど、これだけは別格です。もう女の武器をこれでもかと最大限に駆使して成り上がっていく二人の女の姿はそれだけで魅力的!下品な弁護士を演じたリチャード・ギアもそれっぽくて最高だ。最後まで、徹底的にアンモラルを貫いた、その製作姿勢にも素直に拍手!理屈抜きの生きるエネルギーに満ち溢れていて、本当に大好きな作品。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 9点(2013-05-13 18:25:14) |
65.ボブ・フォッシー原作のミュージカルだけあって、フォッシー調の鋭角的な動作が見事なダンスが素晴らしい。ゼタ・ジョーンズを始め、どうしてこんな風に身体表現ができるのかと感嘆してしまいました。歌曲もまた切れがあって、中でもレネー・ゼルウィガーがここまで歌えるとはこれまたびっくり。個人的には今まで観た中で最高のミュージカル映画でした。できれば、ボブ・フォッシー監督の「シカゴ」を観てみたかったです。それは彼が亡くなってしまった今では詮無いことですが。 【S&S】さん [DVD(字幕)] 9点(2009-06-17 20:13:59) |
《改行表示》64.キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、最高!! ミュージカル好きなので映画館で観て、DVDも持ってます。 ストーリーどうこうより、彼女のダンスと歌を観るだけで価値あり。撮影時に妊娠してたとは思えない見事な踊りっぷりです。「オール・ザット・ジャズ」が一番好き・・・というか、他はどうでもいいくらいにこの場面が際立ってカッコイイです。 レネー・ゼルウィガーもスゴイ女優さんだなぁと感心しました。ルックスも歌い方も役になりきって見事でした。どの役者さんの見せ場もそれなりに見応えがあっていいのですが、唯一、リチャード・ギアだけは・・・。歌が下手とかゆうよりも声が好きになれません。というわけで、マイナス1点はこれです。残念! 【びくーにゃ】さん [映画館(字幕)] 9点(2009-04-19 02:02:20) |
《改行表示》63.《ネタバレ》 ミュージカル苦手なのですが、この映画はテンポがよく、とても満足です。『セル・ブロック・タンゴ』と、ママの歌う所!!!!! 何回もリピートしました。キャサリン、セクシー!!! 【まりんこ】さん [DVD(字幕)] 9点(2008-12-12 21:50:24) |
《改行表示》62.観る前にDVD買っちゃいました。で、大正解!もう何回見たことか? ストーリーどうこうじゃなくてキャサリンが、クィーンがかっっこいい!!特典映像での練習シーンも良いです。 レネーも細くって綺麗でした。ただ、リチャードギアの歌声はあんまり・・・(笑) とにかくキャサリンの歌声を聴いたことない人はぜひ見るべきだと思います! 【のびちゃっ太くん】さん [DVD(字幕)] 9点(2008-03-24 20:18:34) |
《改行表示》61.ミュージカルは何だか独特な感じですね。 特にこの映画は歌のシーンの過去の回想シーンをシンクロさせていて見ている人の心をうまく掴み取ったと思います。正直、自分も引き込まれました。 とても楽しく見れました。 【甘口おすぎ】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2007-03-03 16:29:21) |
60.ミュージカル映画は好きではないのに、これは素晴しいと思いました。自分でも驚きです。映像に惹きこまれ、音楽が体に響きました。とにかくキャサリン・ゼタ=ジョーンズが圧巻ですね。大画面TVかつシアターシステムでDVDを観たのですが、これは映画館で見るべきだったかと珍しく思いました。 【ROONEY】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-01-13 23:30:32) |
59.舞台でのミュージカルではどうしても一つの客席からの視点からしか楽しめなかったり、演出上代わる代わる訪れる注目点をうっかり別のところに集中してしまい見逃してしまったりと、舞台での本場のミュージカルとは別の、映画ならではのミュージカルの魅力があったりしますが、この映画はその魅力を充分に引き出した作品だと思います。「ムーラン・ルージュ」と比較されがちなようですが、個人的にはカメラワークや演出面で「シカゴ」の方が好きです。確かに話が随分うまく運んだり、テンポがよかったと思いきや急にだれたり、ストーリー性は「ムーラン~」の方が上かもしれません。あとはあの役はリチャード・ギアじゃない方がよかったのでは、といった感じです。ただ、女優二人に加え映像の絢爛さや娯楽性など総じて完成度はかなり高いと思いました。キャサリン・ゼタがタバコをふかしながら「Cicero」と合わせて6人で始まった曲が忘れられません。 【Thankyou】さん [映画館(字幕)] 9点(2007-01-13 00:10:50) |
58.どーーんと仁王立ちするキャサリン・ゼタ・ジョーンズに10点。 |
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《改行表示》57.《ネタバレ》 アカデミー作品賞に相応しい素晴らしい作品だと思う。 作品賞にも相応しいが、本来は監督賞をあげるべきではないか。これほど中身がないストーリーの映画を超一級のエンターテイメント作品に仕上げた手腕は最も誉められるべきだろう。とても初監督作品とは思えない手抜きのない完成度の高い映画であり、まさにプロの作品だと思う。 他の普通の映画であれば、脚本をみれば、ある程度どのような映画に仕上るかは素人でも多少の想像はできるとは思うが、この映画の脚本を渡されて、映画を創れと言われても、本作以上のものを創れる人はおそらくボブフォッシー以外にはいないだろう。 また、ストーリーはないと言っても、殺人でさえも市民の娯楽、すべてがショービジネスのような世界「シカゴ」を余すところなく描かれている。タイトル通り、まさに何でもありの街の「シカゴ」を描いた作品である。 そしてミュージカルの利便性を最大限に活用している点も他の作品ではみられないところ。 自分のキャラクターのツボをミュージカルにして歌いあげることによって、瞬時にキャラクターを理解できるのは眼から鱗モノだ。エイモスのセロファンとしての悲哀や、愛なんて要らない金だけが全ての男ビリーフリン、ギブ(施し)があればテイク(見返り)が必ずある頼もしい看守のママなど、セリフや仕草で表すことよりも、最も楽に効率良く伝えることができる。 自分が想っている素直な感情をそのまま力強く観客に伝えることができるミュージカル特有の良さが最大限に伝わってきた。 演じる役者もなかなか良かった。キャサリンゼタジョーンズの迫力には驚かされたし、操り人形を扱うかのごとく周りを翻弄する弁護士をギアも冴えわたっていた。法廷をサーカスのように見立てたり、弁論をタップダンスで表現するのも素晴らしい演出だ。 一点難を言えば、レネーゼルウィガーか。冒頭のゼタジョーンズの代わりに自分が「ジャァァーズ」と歌う所を空想するところで、ゼタジョーンズとの声量や歌の上手さの比較ができてしまうのが残念だ。他の部分の歌は声量を要しない部分が多いので問題はなかったが。また、随所にレネーに対して「キュート」「キュート」というセリフを聞くと、自分の感覚では首を傾げてしまう。アメリカ人にとってキュートなのだろうか。 【六本木ソルジャー】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-11-27 22:49:32) |
56.利用できるものがある人は、それをガンガン利用して生きていってもよいのです。私は利用できるものが何もないので地道に頑張ります(涙) 【エムラ兄妹】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2005-09-02 04:29:01) |
55.ミュージカルとしては最高の出来かも。歌と演技に迫力あるから、圧倒されっぱなし。アメリカらしさの塊が詰まっている感じですね。それにしても、この作品の女と男は対照的だ。罪の意識どころか世の中は自分のためにあると思っているキャサリンとレニー。人が良いだけのギアとミスター・セロファン。勝負にならないなあ。まあ、相手してもらっているだけでも良しとするか。情けないけど。 【パセリセージ】さん [映画館(字幕)] 9点(2005-06-24 00:14:48) |
54.ミュージカル映画はもっとも好きなジャンルのひとつですが、これは新しい形を見せてくれましたね。ミュージカル映画は登場人物がいきなり歌って踊りだすから苦手、という人にも進められると思う。悪を肯定的に描いているのも個人的にはマル。 |
《改行表示》53.ミュージカルは苦手ジャンルですが、これは別。 ばかばかしくて好きです。 アーユーギルティ~オア~ノットギルティ? 罪な映画です。 【やぶ】さん 9点(2004-10-11 19:43:31) |
52.セクシーながら力強いキャサリン・ゼタ・ジョーンズのパフォーマンスから見事に引き込まれる。ミュージカルの部分をキャラクターの心情を表すものとし、物語の進行と完全に分けた展開が新鮮。レニー・ゼルウィガーをここまで魅力的に撮るとは!風刺がきいていて毒がありながらも、本当に楽しめる。後味の良さは不思議なくらい。ミスター・セロファン大好き! |
51.劇場公開時に「きっと大好きな映画だろう」と思っていたのに観る機会を逸しビデオで観たのですが、「やっぱり映画館で観ればよかった!」と思いました。予想していたよりも歌うシーンが多かったのも嬉しいです。ストーリーだけ抽出すればそこそこですが、ストーリーはあくまで添え物。歌とダンスの素晴らしさに、ただただ圧倒されました。 【金子淳】さん 9点(2004-07-12 13:23:07) |
50.Pop! Six! Squish! Uh-uh! Cicero! Lipschitz!! |
49.これは絶対に劇場で見なくてはダメです。DVDなんかでは、プラズマのスタジアムサイズ+5.1chサラウンドでも無理です。100インチのプロジェクターでも無理でしょう。実際DVDを購入して観たのですが、全くつまりませんでした。やはり劇場の大画面でないと、まるで自分がそこに居るかのような錯覚を覚えることは出来ません。ミュジカル映画というものを初めて観て、最初はこれは一体どうなっているんだと疑問でしたが、進んでいくにつれて進行の仕方に慣れ、それからはその音楽、歌声、豪華さ、骨まで響くリズム、これこそまさにエンターテインメントとしての映画の王道だと感じました。「ブリジット・ジョーンズの日記」が最悪だった分、今回のレニー・ゼルウィガーはとてもかわいくて輝いていて、何を隠そう予告で「ロオォ~キスィーハァト♪」と唄う彼女を見たくて映画館に行ってしまいました。 【ちーた】さん 9点(2004-04-13 19:15:42) |
48.これは劇場で観たかった! とても惹きこまれました。私には「ムーラン・ルージュ」よりこっちの方がしっくり来た。軽快な曲とテンポのいい展開・ブラックな内容。大好きです。中でもお気に入りはママの歌。あの迫力ったらもうw 唯一リチャード・ギアがなぁ…イマイチ。ブスカワなレニーも大好きだし、ルーシーまで出てたとはとても嬉しい一品です。 【pb】さん 9点(2004-04-13 12:32:28) |