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我輩はカモである

[ワガハイハカモデアル]
Duck Soup
1933年上映時間:68分
平均点:7.42 / 10(Review 31人) (点数分布表示)
コメディ戦争ものミュージカルモノクロ映画政治もの
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タイトル情報更新(2016-07-02)【イニシャルK】さん
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監督レオ・マッケリー
キャストグルーチョ・マルクス(男優)ルーファス・T・ファイアフライ
チコ・マルクス(男優)チコリーニ
ハーポ・マルクス(男優)ピンキー
ゼッポ・マルクス(男優)ボブ・ローランド
マーガレット・デュモント(女優)グロリア・ティーズデイル夫人
ルイス・カルハーン(男優)トレンティーノ
ラクエル・トーレス(女優)ベラ・マーキャル
エドガー・ケネディ(男優)レモネード売り
脚本バート・カルマー
ハリー・ルビー
アーサー・シークマン(追加セリフ)
ナット・ペリン(追加セリフ)
音楽バート・カルマー
ハリー・ルビー
アーサー・ジョンストン(音楽監督・ノンクレジット)
作詞バート・カルマー
ハリー・ルビー
撮影ヘンリー・シャープ
あらすじ
財政難のフリードキア共和国は、ディスデル夫人の経済支援を得るために、彼女の愛人ファイアフライ(グルーチョ・マルクス)を首相にした。一方隣国トランシルヴァニアの宰相トレンティノは、フリードキアをわがものにするため、チコリニ(チコ・マルクス)とピンキー(ハーポ・マルクス)の二人組を送り込む。アナーキーでナンセンスなギャグ満載の、マルクス兄弟の代表作。
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5.《ネタバレ》 一言でいうと「脱帽」です。マルクス兄弟、偉大なる先駆者であります。 米国文学史のテキストにもなり得る、じつに90年も前の映像喜劇。ドリフの全員集合を1時間10分にわたって鑑賞しているという感覚がぴったりなのを思うと、いかに後世のコメディアンらに多大な影響を与えたか分かるというものです。 さんざん使い倒された感のあるギャグと洗練されていて古びていないセンスが混在しているので、鑑賞中びっちり抱腹絶倒というわけにはいかないですが、ただもう天才に畏敬の念を抱く70分でありました。 グルーチョ・マルクスが個人的に一番好き。冒頭で「新首相」のキャプションと共に新聞に紹介されただけで、そのすっとぼけた顔つきに笑わされましたもん。あの顔はズルイよなあ。 人を小馬鹿にした毒入り台詞の数々、伝説のシンクロ合わせ鏡、すれ違いのなめらかさと正確さ。コントとはかくあるべし、と人類史上に燦然と打ち立てた金字塔でありますね。 開戦後「援軍を頼む!」の電信→兵士→マラソン選手→動物の群れ、と画が切り替わるのには涙出ちゃった。ああ、馬鹿々々しきは尊きことなり。
tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 9点(2021-05-31 23:25:24)
4.《ネタバレ》 度肝を抜かれてしまいました。面白すぎる!この面白さをどう言葉で表現したらいいかわかりません。コメディ映画のベスト1に決定です。ちなみに2位は『キートンのセブンチャンス』、3位は『独裁者』。これらの作品を抑えての1位というのがわたしにとって最大の賛辞です。
カニばさみさん [レーザーディスク(字幕)] 9点(2015-07-01 19:41:31)
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3.《ネタバレ》 たった70分ちょっとで腹筋崩壊の連続に襲われる戦争コメディ。 アヒルの水浴びから始まり、それを極上のスープにして観客にたらふく飲ませてくれる。それも超フルスピードで。 マルクス兄弟が舞台で鍛え上げてきた笑いを、そのまま映画でも再現してしまうレオ・マッケリーとのコンビネーション。 これは舞台劇であり、舞台劇の以上の破壊力とエネルギーに満ちた傑作です。  ネジが1本抜けた首相とネジが跡形も無く消し飛んだスパイたちのやり取りを見るだけで呼吸困難を起こす。 この映画、馬鹿しかいねえ。殺人的笑いとはこの映画の事を差すのだろう。とにかくネタが多すぎる。 消える車、 サイドカーは飾り、 サイドカーの逆襲、 ナポレオンだってこんな踊らん、 公然と袖の下を要求、 浮気はフラれた男が悪い、 破壊工作員よりタチが悪い首相、 スパイは文字が読める人を呼んで、 タバコはガスバーナーで着火、 謎野球に謎レコード盤射撃、 帽子の受難、 刺繍しないと覚えられません、 後の「メメント」である、 癇癪で戦争開始、 弁護士は卒業した奴を呼べ、 「ネズミが吹奏楽するワケねえだろうがっ!」、 ミッキー「アヒルだって唄うだろ?」、 鏡が無いのに鏡を再現する名人芸、 シャンデリラが落ちれば天井も崩落、 男と女と馬の3P、 戦争中に失業とかそれどろこじゃねえ、 誤射の口止めとか皮肉効きすぎ、 というか首相自ら前線指揮とか勇気を買うべきか無謀を非難するべきか・・・。  物はブッ壊しまくるわ、唐突にミュージカルになったり、パレードになったり、戦争になったりともうカオスに次ぐカオスな映画です。
すかあふえいすさん [DVD(字幕)] 9点(2014-03-14 16:53:03)(良:1票)
2.《ネタバレ》 何というアホぶり、何というふざけた作品、戦争なんかどこ行く風かというような滅茶苦茶さこそがこの作品の一番の魅力である。鏡に向って飛んで行く。そして、壊れた鏡の向こうで繰り広げられる三人のやりとり、同じ姿で同じ動きでそこに鏡が存在しているような芸、この馬鹿馬鹿しさ、戦争が始まってもマイペースを崩さないマルクス兄弟、放たれた銃がお尻に当るギャグ、壺を被ってしまい、頭から抜けなくなってしまったグルーチョ、そのグルーチョの顔の落書きも余りにも馬鹿馬鹿し過ぎて、笑ってしまう。こりゃ、笑わずにはいられない。全てにおいて、ナンセンス、笑いのためならどんなものでも笑いのネタにしてしまうマルクス兄弟、ドリフターズはこの兄弟の影響を間違いなく受けている。
青観さん [DVD(字幕)] 9点(2009-11-22 17:53:17)
1.あー大昔のコメディかぁ、どうせ寒いんでしょと思ったらキツイ笑いに一本とられちゃいました。最高です。コメディでは一番好きです。馬鹿馬鹿しく見えてさりげなく戦争批判がバッチリで、でも重くなりすぎずあくまでコメディであるべし・・バランスが絶妙なのです。クール!
べんじょみんさん 9点(2003-09-14 01:34:37)(笑:1票)
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【点数情報】

Review人数 31人
平均点数 7.42点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
439.68%
526.45%
6516.13%
739.68%
8929.03%
9516.13%
10412.90%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.75点 Review4人
2 ストーリー評価 7.25点 Review4人
3 鑑賞後の後味 8.50点 Review4人
4 音楽評価 8.33点 Review3人
5 感泣評価 10.00点 Review1人
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