3.《ネタバレ》 初めて観たのは公開間もなくの頃で年齢20代後半。最近たまたま映画好きの友人と「ダイハード」を観ていて、友人が「そういえばダイハードっていう名前のバッテリーが出てくる映画…ショートサーキット! 面白かったよね~」と。私も記憶が蘇り、このたび50代半ばにして約10数年ぶりに鑑賞。うん、面白い!!! いい映画じゃん!
ジョニー5に本当に感情移入できるから一緒に笑って泣いて怒って哀しんで… いやいや見た目は思いっきりロボットなのに、ちゃんと感情が表れるその表情、だまされて反省したり、捉えられて逃げられるのにあえてそれをせず「フランケンシュタイン」「ピノキオ」を読んでいたり、友だちのためには協力を惜しまなかったり、そしてここ一番では命をけずってまでの行動力! いや~最高。まさしく、がんばれ!ジョニー5。主人公はもちろん、最後はやっぱり協力者となる相棒(自分の服を破って血?を止めるシーンなんかいいよね)や、愛らしくキュートなシンシアギブもいいんだなあ。歌詞を使ってクイズのように監禁場所をつきとめるアイディアや、広告塔を使った告白、冒頭小型のおもちゃがデパート内でワイングラス?で音を奏でるところとか、印象に残るシーンも盛りだくさん、これぞ誰もが楽しめるファミリー映画の金字塔って言い過ぎかな。少なくとも20代、50代の私は世代を超えて楽しめたのは間違いない。ってなことで本当は最高点をつけたかったけど、ジョニー5が襲われるシーンだけちょっと怖かったので(それだけ人間に見えたとのだ)、ここは9点で勘弁して。