ミレニアム・マンボのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ミレニアム・マンボ

[ミレニアムマンボ]
Millennium Mambo
(千禧曼波/Qianxi manbo)
2001年台湾上映時間:105分
平均点:6.50 / 10(Review 10人) (点数分布表示)
公開開始日(2003-04-12)
ドラマロマンス
新規登録(2003-12-28)【きのすけ】さん
タイトル情報更新(2007-12-21)【+】さん
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監督ホウ・シャオシェン
キャストスー・チー(女優)ヴィッキー
カオ・ジエ(男優)捷哥〈ガオ〉
脚本チュー・ティエンウェン
音楽リン・チャン
半野喜弘
撮影リー・ピンビン
製作チュー・ティエンウェン
配給ビターズ・エンド
あらすじ
夜の街の台北。ヴィッキー(スー・チー)と同棲している男は無職で遊び人。ついに貯金が底をつきたヴィッキーはホステスのバイトを始めるが男との生活に耐えられなくなった彼女は逃げ出す。そしてホステスの店で好きになった男を追って日本の北海道へ向かう。舞台は夜の世界から白の世界へ。ヴイッキーの荒んだ心は白い雪によって徐々に洗われていく。1人の女性の再生を描いた物語。
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2.シャオシェンの映画はどちらかと言えば苦手だが、本作は意外にハマリました。 まず、良かったのはスーチーの演技。モノローグの語り口が非情に良く、画面に引き込まれる。 シャオシェンの映画にしては場面の切り替わりも早く、登場人物も良く動くので、そんなに飽きずに観ていられる。音楽もエモーショナルで凄くいいですね。 夕張の場面は取ってつけたような違和感は多少あるものの、この映画の主人公にとっては重要な場所だったのだろう。降り積もる雪、雪、雪。真っ白な雪が全てを浄化してくれるようで、とても爽やかな余韻の残る終わり方だった。
ヴレアさん [DVD(字幕)] 9点(2014-12-17 06:32:14)
1.びっくりした。長いワンカットの間にスーチーを捉えるカメラは狭い屋内を移動する彼女を追う、かと思えば平気で他の人物がカメラの前を通りすぎる。スーチーがまた動き出すと、ハッと気づいた素人のカメラマンのようにワンテンポ遅れて慌てて彼女を追う。スーチーのちょっとした仕草にいちいちカメラがビクッと反応する。監督の意図は解らないがこんなスリリングな映像体験は初めてです。タバコを吸う、グラスを傾ける、そんな日常の仕草に目が釘付けになった。室内のオレンジの光と屋外のブルーの光の対比も面白く、中でもオレンジの室内から見える窓の外のブルーという、同一画面での2色の同居が素晴らしい。ブルーはけして明るくはなかったけど、確実に「解放」を表現していたと思う。台湾の歴史ものを三部作として描き高い評価を得た候孝賢がこの現代劇によってその才能の幅の広さを見せつけた。本人は満足していないようなことを言っていたらしいが、私にとってはこのうえない刺激的な作品でありました。
R&Aさん [DVD(字幕)] 9点(2005-10-13 18:12:35)
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【点数情報】

Review人数 10人
平均点数 6.50点
000.00%
1110.00%
2110.00%
3110.00%
400.00%
5110.00%
6110.00%
700.00%
800.00%
9220.00%
10330.00%

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