風の谷のナウシカのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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風の谷のナウシカ

[カゼノタニノナウシカ]
Nausicaa of the Valley of the Wind
(Warriors of the Wind(米・改変版))
1984年上映時間:116分
平均点:7.88 / 10(Review 547人) (点数分布表示)
公開開始日(1984-03-11)
アクションドラマSFファンタジーアニメ漫画の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-04-14)【イニシャルK】さん
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監督宮崎駿
島本須美ナウシカ
納谷悟朗ユパ
永井一郎ミト
八奈見乗児ギックリ
榊原良子クシャナ
家弓家正クロトワ
松田洋治アスベル
冨永みーなラステル
坪井章子ラステルの母
吉田理保子少女C・トエト
坂本千夏少年A
島田敏ペジテ市民
大塚芳忠トルメキア兵
TARAKO少年B
菅谷政子少女A
貴家堂子少女B
野村信次トルメキア兵
矢田稔ニガ
寺田誠ペジテ市長
辻村真人ジル / ムズ
京田尚子大ババ
宮内幸平ゴル
水鳥鉄夫コマンドA
中村武己ペジテ市民
太田貴子ペジテの少女
アリソン・ローマンナウシカ(英語吹替版)
パトリック・スチュワートユパ(英語吹替版)
エドワード・ジェームズ・オルモスミト(英語吹替版)
シャイア・ラブーフアスベル(英語吹替版)
ユマ・サーマンクシャナ(英語吹替版)
クリス・サランドンクロトワ(英語吹替版)
マーク・ハミルペジテ市長(英語吹替版)
ジョディ・ベンソンラステルの母(英語吹替版)
原作宮崎駿「風の谷のナウシカ」
脚本宮崎駿
音楽久石譲
作詞松本隆「風の谷のナウシカ」
作曲細野晴臣「風の谷のナウシカ」
主題歌安田成美イメージソング「風の谷のナウシカ」
挿入曲麻衣「ナウシカ・レクイエム」(ノンクレジット)
製作徳間康快
徳間書店(「風の谷のナウシカ」製作委員会)
鈴木敏夫(「風の谷のナウシカ」製作委員会)
博報堂(「風の谷のナウシカ」製作委員会)
企画山下辰巳
プロデューサー高畑勲
制作原徹
スタジオジブリ(トップクラフト)
配給東映
東宝(2020年リバイバル)
作画庵野秀明(原画)
高坂希太郎(原画)
小田部羊一(原画)
金田伊功(原画)
小松原一男(作画監督)
前田真宏(原画/動画)
美術中村光毅(美術監督)
保田道世(色指定)
高屋法子(ハーモニー処理)
録音斯波重治(音響監督)
布袋寅泰王蟲の鳴き声(ギター)(ノンクレジット)
あらすじ
戦争で文明が滅びた後の世界。ある日、世界制覇の野望を持つトルメキア王国の輸送機が小国「風の谷」に墜落した。そしてその中から昔全世界を焼き尽くしたといわれる「巨神兵」が見つかって大騒ぎ。しかもトルメキア王国と敵対するペジテ(都市)が、巨大な「王蟲」を操って、風の谷に駐留するトルメキア軍を、風の谷もろとも滅ぼそうと企んでいた。それを知った風の谷の王女ナウシカは国の危機を救うべく、無謀にも王蟲たちの暴走を止めようとするが・・。
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122.《ネタバレ》 久々のレビュー(協調フィルタのテストも兼ねて)

てか、これレビューしてなかったんすね。
10点か非常に迷いどころなんですけども、個人的な好みとしてはラピュタ/カリオストロの方が好きなので、若干減らしてます。

ゲド戦記見た後に見ると、声優さんの差がえらい違う訳で、声優って大事だなぁーって思うんですけども、この頃の宮崎アニメって登場人物が皆魅力がありますねぇ。
ナウシカよりも圧倒的にユパ様が圧倒的に魅力的なのがちょっと困ったもんなんですけど。

話も原作を見ると、映画版がその一部と言う事が分かりますが、壮大で起承転結が綺麗に収まってまして、テンポの良い展開で何度見ても飽きないですねぇ。

で、その話を上手く盛り上げているのが音楽。流石久石先生なんですけど、これが初参加なんですね。サントラ持ってるぐらい好きです。

良いとこ尽くめなんですけども、ただ、暗いんですよねぇ。全体的に。そこがこの作品の良いとこでもあるとは思うんですけども
シネマレビュー管理人さん [DVD(邦画)] 9点(2008-08-04 12:04:09)(良:2票)
121.《ネタバレ》 陳腐な反戦映画ほど嫌いなものはない。安易な比喩ほど観ていて腹立たしいものはない。でも、この映画は「ナウシカ」という絶対性を、ものの見事に描ききった時点で傑作なのである。戦士にして学者、強情にして繊細、大人にして子ども。背反する属性を一人格の中に全て包摂しつつ、それが自家撞着を起こしていない。まさに、アニメだからこそ創造できるキャラクターであろう。
「その者、青き衣をまといて、金色の野に降り立つべし」。何だ、このあほくさいRPG的な言い回しは。でも、本当に青き衣をまとって金色の野に降り立った彼女を観て、僕は、ジャンヌダルクよりも聖女に近いなとか意味不明なことを口走ったのでした。そして、危うく二次元の世界に取り込まれてしまいそうになったのでした。できれば結婚したいが、住む次元が違うから痛恨の-1点。
枕流さん [ビデオ(邦画)] 9点(2007-06-05 00:46:39)(良:2票)
120.《ネタバレ》 公開当時は観客入れ替え制ではなかったので、同時上映のホームズと併せて、2回連続で観た初めての映画。
当時の私の年齢を考えると、内容を充分に理解していたとは思えないが、難しいながらも原作漫画も読んでいたし、映画についても子供向けのアニメじゃない、何かとっても凄いものを観ている気持ちになっていた。私にとって、アニメが子供が観るだけの娯楽じゃないと思えた、何かターニング・ポイント的な作品だったのが、このナウシカだ。

10代の頃は金曜ロードショーで放送される度に観ていたけど、そのうちビデオかLDを買おうと考えて録画はせず、20代以降になると一度鑑賞したくらいで、今回…久しぶりの鑑賞となった。高画質の必要性も感じなくなっているので、BDでなくDVDを買うことにしたんだけど、定価が結構高いので、ついケチって中古で買ってしまった。残念なことに中に入ってる説明書(?)がクシャクシャで…ジブリやピクサー作品を中古で買う時は、前の持ち主が小さな子供の場合があるから、注意が必要だわ。

久石譲さんの重厚な音楽、刺繍のような歴史絵巻。オープニングからなんかもう、感無量。
巨大な“蟲”と呼ばれる生命体。腐海と呼ばれる森。まだ謎だらけの巨神兵。騎士と銃と戦車があり、飛行機を船と呼ぶ世界。「父はもう飛べません」「ゴルが風が臭うと言うとります」セリフから創られる広い世界観。一気に公開当時の頃に引き戻される感覚。

ナウシカという不思議な少女。16歳と幼いけど、設定だとユパ様があの容姿で45歳なので、現代ならナウシカも成人以上の立場だと思う。村人に慕われる優しさを持ちながら、コマンド兵を殺す荒さを併せ持つ。今回観ていて気がついたのは、父が殺されて腐海の植物の研究を止めたこと。村人のため研究していたと言いつつ、内面では父親に対してかなりコンプレックスを持っていたようだ。幼少期に父に王蟲の幼生を殺されたことを、彼女の中でどう処理していたのか。原作や当時のガイドブックをもう一回見てみるかな。
一番好きなシーンは、腐海に落ちるバージを救うため、マスクを外して気持ち良さそうに風を受けるナウシカ。混乱する城おじを一発で従わせる行動力。あんな笑顔を見せられたら、誰だって従ってしまうよ。さすが村の長、ナウシカ凄い。

一方で酷い長がペジテの市長。映画観ていて『本当にコイツがラステルやアスベルのお父さんなのか?2人の父は他にいて(ペジテ王とか)、この人はただの行政の長なんじゃないか?』って思ったくらい。娘を人質(手枷が後のラステルの扱いを想像させて痛々しい)にされ、ペジテを放棄して少人数乗りの飛行艇で逃げて、恐らくまだ市民も残るペジテ市を蟲に襲わせるなんて。しかも最後、生存者を巻き添えに船ごと自爆まで考える始末。エンディングで風の谷がトルメキアとの戦争を回避(クシャナが本国に掛け合ったんだろう。)したのに比べ、なんと独善的で利己主義な人物だろうか。
ナウシカが最後に着たラステルの服(だと思う)。胸のマークは海亀だろうか?ペジテと海亀?…飛行ガメ…関係ないな。最後、生き残ったペジテ市民が風の谷で暮らしてるのに、今回初めて気がついた。そういえば、人間以外で今の世界と共通の生物が出てこないなって思ったら、川にカエルが泳いでた。

王蟲の暴走で明らかに跳ね飛ばされたナウシカが、どうして生きていたのかとか疑問は残るけど、映画は映画で特に不満なく観られるし、血みどろの漫画原作とはまた違った、スッキリした魅力があると思う。
安田成美のイメージソングも全然平気で、当時の予告編を観ていると、むしろこの歌と歌声が好きな私がいるのも、驚きの発見だった。
K&Kさん [映画館(邦画)] 9点(2021-12-12 19:25:41)(良:1票)
119.《ネタバレ》  私にアニメ映画のすばらしさを教えてくれた作品。では満点かというと、1カ所微妙に残念な点がある。
 ジルの部屋で、死んだジルと、それを取り囲むクロトワとその従卒たちを見て、文字通り怒髪衝天、怒りに我を忘れて、みずからの剣で従卒たちを問答無用と斬り殺すナウシカ。
 王蟲の巣の湖で王蟲の触手に調べられたとき、ナウシカはこのときのこと、自分が人を殺したと言うことを、みじんも思い浮かべなかったのか?少なくとも画面上は、その件に関する後悔も反省も、表現されたようには見えなかった。
 ナウシカにとって人殺しは、それが犯罪とはならなかったにしても、簡単に忘れ去ってしまえる程度の行為だったのか?
 この点は、作者に問うてみたい。
 殺人という劣悪な行為をナウシカにさせることで、人間の愚かさ、心の弱さ、理不尽さを強調すると言う作者の意図はわかる。完全な人間はいない。どんな聖人君子でも感情があり、激情に駆られれば過ちも犯す。その表現だ。それもわかる。だが、甘いと言われても、怪我を負わせる程度で済ませて欲しかった。減点1。
ぐっちーさん [地上波(邦画)] 9点(2015-08-10 18:45:03)(良:1票)
118.《ネタバレ》 原作かアニメか 皆さんどっちが好き?俺は両方とも大好きだ。原作とはまた違う終わり方が気に入っている。特に原作のナウシカのその後を考えると余計ね・・・。
だが、原作を未読の者は絶対読んだほうがいい。クシャナ殿下が最高すぎてバンジャアアアアアアイッしたくなるから。
戦争によって文明が滅んでうん千年。
再び蘇った文明は軍隊を連ね、流浪の民は自然の山や谷を守って暮らしている。
そこを飲み込もうとする腐海の森に、人間が産んだ「負の遺産」とやらが絡んでくる。
人間の愚かしさとどう向き合い、どう生きるのか。それをとことん突き詰めるのがこの映画。
荒野を歩いてくる人影は、胞子で覆われた廃墟を見つめる。真新しいかと思い拾った人形はぼろりと砕け、男は独り言をつぶやき去っていく。ナウシカの冒頭は、作品世界を観客に紹介するように人物の独り言が目立つ。それは観客への配慮でもあるし、孤独に旅を続ける自分に言い聞かせるための行動でもある。
そんな事がどうでも良くなるようなオープニングは、巨神兵と共に「火の七日間」を“語り”ながら少女が森に降り立つ姿を映す。「ラピュタ」でも似たようなオープニングだった。
巨神兵すら飲み込む胞子の森の散策、遺跡のようにそびえる巨大な王蟲(オウム)の抜け殻、武器を作るための“眼”を獲得し、それを傘にして独り言をつぶやきながら森で静かな一時を過ごす。
その静寂を破る王蟲の爆走!!一枚一枚の装甲を動かすように走るオーパーツレベルの作画、唸りをあげる布袋のギター!このシーンは何度見てもワクワクしてしまう。
この王蟲が都市の防壁を簡単に粉砕してしまうのだから恐ろしい。
その勢いを一瞬にして止めてしまうナウシカの優しさ。警戒する動物を受け入れ、それを鎮めてしまう不思議な能力を持っている。
原作のナウシカも優しいけどそれ以上にキチガイ振りと戦闘民族振りが異常(ry
それ以降も大型輸送機が運ぶ“呪われた産物”、トルメキア軍との死闘、アスベルとの出会い、風の谷VSトルメキア、コルベットの戦闘、ナウシカの決死行などなど見所が多すぎる。特に戦車を奪ってそれをブッ放す、巨大ロボットに命令して大軍を焼き払うなんて漢のロマンすぎるっす。
それを女傑がやるんだからクシャナ殿下バンザアアァイッ!!!
すかあふえいすさん [地上波(邦画)] 9点(2014-01-03 16:38:06)(良:1票)
117.完成度の高さに度肝を抜かれますね、初期を越える作品がなかなか、、と思うのは、やはりインパクトの強さではないでしょうか。。約三十年前ですよ!!先生。
HRM36さん [地上波(邦画)] 9点(2012-05-21 17:02:58)(良:1票)
116.コミック版はさらに混沌としたハードボイルド作品だが映画化にあたって簡潔にカオス部分を削ぎ落としメッセージ性よりもファンタジー性を全面に押し出している。クシャナの扱いなどコミックのほうが魅力的な部分も多いが、映画としては明らかに正解で、圧倒的なオリジナリティの世界観をもって20年以上経った今なお終末映画の無二の傑作として君臨している。
Arufuさん [地上波(邦画)] 9点(2012-05-16 22:20:25)(良:1票)
115.原作とはストーリーの骨組みもボリュームも別物だが、よくまとまっていた。どちらも好きだ。
ところで、オウムは…、でっかい虫、虫の王様!漢字で書くと虫が3つコンビネーションして「蟲」と書くようだ。だが以前まで私は車3つで「轟」と書くのだと勘違いしていた。決して轟二郎の苗字ではない。皆様勘違いされぬよう お気をつけください。轟二郎は居合道三段だ。
くまさんさん [地上波(邦画)] 9点(2010-07-07 01:49:09)(笑:1票)
114.《ネタバレ》 素晴らしい!!20年以上前の作品なのに、これっぽっちも古さを感じない。それどころか今現在ようやく全世界で問題とされだした環境問題について分かりやすいタッチで描かれていて、今のそういった作品よりも全然良い。古い言い伝えは何とでもかけるんですが、”青い衣”が普段のナウシカの服でなく、ペジテのピンクの服を着ていてそれがオウムの体液で染められる。なんとも素晴らしいじゃありませんかぁ。いいんです。わざとらしかろうと、そんなにうまくいくわけが無かろうと、素晴らしい表現力です。千と千尋が、ハウルが悪いとはいわないけれど、この作品こそ世界に評価されておかしくないと思います。
お好み焼きは広島風さん [ビデオ(字幕)] 9点(2006-02-04 16:02:09)(良:1票)
113.《ネタバレ》 ラストをマトレボがパクっただけの事はある(苦笑)

というか、そうみえますよねぇ
栗頭豆蔵さん [ビデオ(字幕)] 9点(2004-06-13 19:07:47)(笑:1票)
112.観れば観るほど魅力的な作品。アニメにしてここまで心に訴えかける作品は凄いの一言。今こそ世界中の人達に観てほしい!!と切実に思う。
自然愛が強調されているのだが、人間対人間という「戦争」ってテーマも強いですよね。戦争って遠い国の出来事みたいで、とくに日本ではテレビに写る惨劇のみ。だけど身近なところで人を恨んだり、憎んだり、嫌い合ってたりするもんです。僕もちょくちょく人をけなしたり嫌ったりしてるのですが・・・。それ自体も些細ながら戦争の根本と何ら変わりないんですよね。全ての生物を愛せるほどの感情は今後、持てるかどうかわからないけど、この作品を見るとちょっとした親切をしたくなる。親切されたら心から感謝したい、と思える。
それくらいのパワーをもらえました。
個人的なことですが、僕の出身は「超」が付くほどド田舎です。小さい頃は山や川で遊んだりと、懐かしい思い出がたくさんあるのです。この歳になると自分の故郷を忘れがちになるのですが「ナウシカ」を見るたびに自然に囲まれた故郷が愛しくなります(・∀・)
ぜひ、守っていきたいです。自然サイコーーーーーーーー゚+.(・∀・)゚+.゚
座間さん 9点(2004-06-05 20:05:39)(良:1票)
111.《ネタバレ》 「人間は自然によって生かされている、人類に残された道は自然とともに生きることだ。」という深遠なテーマを見事な世界観で描いた傑作だと思う。 腐海の成り立ちと怖さ、ナウシカの自然との付き合い方を冒頭から克明に描いたあと、彼女の口から明かされる、「腐海の持つ意外な真実」にはハッとさせられた。 このシーンはナウシカの懐の深さを表すとともに、作品の懐の深さまでも語りきった素晴らしいシーンだと思う。 そこからストーリーは動きだし、あらかじめ示されたテーマの骨格に丁寧に色を塗りながら、並行して「多すぎる火は何も生まない」というもう一つのテーマも編みこんでゆく。 そしてそれらの象徴としての「王蟲の大群」と「巨神兵」とを対峙させ二つのテーマに決着をつける。 とても分かりやすい構成になっている。 風とともに生きるという村の雰囲気も説得力十分で、自然やその空気感の描写も秀逸、その映像の全てを安心して楽しませてくれる技はさすがだ。 ラストの「金色の野」ではさすがに引いたが、若かりし頃の宮崎監督のエネルギーと思いの詰まったまぎれもない傑作だと思う。
Berettaさん [映画館(字幕)] 9点(2004-02-25 14:02:52)(良:1票)
110.《ネタバレ》 アタシこの映画何回見たかしら?ってぐらい見てるんだけど…今回もしっかり考えさせられちゃったわ。 アタシにとってのこの映画のテーマって、単に環境保護的な「自然を大切に」ってことだけじゃなく、もっと広い意味での「お前ら、いい気になってんじゃねえぞ」的なことなの。 なんていうのかしら、人間の都合で自然の形を変えたり、思い通りにならない人を力でねじふせたり…そんなことを重ねた結果、世界が腐海に覆われ、偉大な文明は失われてしまったのに、それでもまだ腐海を焼き尽くそうとしたり、巨神兵をめぐって戦争したり…。 そんな未来を実際に築きかねない愚かなアタシたち人間に、なんでも思い通りになると思ったら大間違いだ、あんまり傲慢になっちゃダメだぞ、ってなことを言ってるような気がするわ。 もちろんアタシはナウシカみたいな「イイ子ちゃん」にはなれないけど、この映画見るといつも気をつけようって思うのよね、いろいろと。 ところで、誰かも言ってるけどナウシカは人間を超越した存在よね。 そういう意味では感情移入しにくいし、アタシはそんなに魅力を感じないわ。 アタシに言わせりゃナウシカよりクシャナ! すごく魅力的な存在よ。 映画ではあんまりそれが発揮できてなくて残念だけど、すごく人間くさくて、でもすごく尊敬できて、キャラクターとして秀逸だと思うわ。 ところで映画と漫画を比較してる人が多いようだけど…アタシはどっちも好きよ。 ってか別物だと思うわ。 映画は寓意童話っていうか、絵本みたいな感じで単純化されてるところがあると思うけど、漫画は人間の弱さとか汚さとか、避けることのできない矛盾だとか、間違いだとわかっててもせざるを得ない切なさとか、もっとなんかこう人間味あふれる感じの現実感があると思うわ。 ナウシカも映画よりは人間っぽいし。 それにしても宮崎駿の頭の中って一体どんな具合になってるのかしら? こんな不思議な世界を創造できるなんて、なんだかんだ言われててもやっぱり天才なんでしょうね。
梅桃さん [地上波(邦画)] 9点(2004-01-17 01:16:10)(良:1票)
109.何回も見たい映画かな。
タコスさん 9点(2001-08-07 18:30:45)(良:1票)
108.ぜひとも、原作をアニメ化してほしい~!作者の、映画で言いたいことと原作で言いたいことが違ってるような・・・・
まえみつさん 9点(2000-10-27 04:11:40)(良:1票)
107.《ネタバレ》 当時中学生で、テレビで金曜ロードショーなどのテレビ番組で観ました。
未来少年コナンや、ルパンのカリオストロの城やラピュタなどの要素をふんだんに含んだアクションシーン、セリフ回しが大好きでした。
宮崎駿先生のアクション演出が大好きなんです。
飛行艇の空中戦はもちろん、一対一の対人戦、戦車などの動きなど数え上げたらきりがないほどです。
そしてテーマもはっきりしていて、娯楽も要素もあり、感動もして、飽きさせず、起承転結で見事に終わる。
音楽もいいし、途中の「ララララララ」のハミング曲も神曲です。あれほど泣かせるハミング曲はさだまさしの北の国からの曲しか知らない。
そんな私も50も半ばです。夜中にふとナウシカを観たくて観て感想言いたくなって書きました。
今でも通用するんですよね。もう芸術なんですよ。芸術は普遍的だと思う。世界中の人が、時代を超えていいと思えるものだと思う。
最後に宮崎駿先生独特の会話シーン「合言葉は」「急いでるのに」「風」「谷!!」という子供二人の掛け合いがクスっとさせるんですよね。世界に誇る日本アニメの先駆け的な映画でした。
キャメルさん [地上波(邦画)] 9点(2023-07-12 04:37:19)
106.《ネタバレ》 公開当時主人公姫と同年代の私は、御多分に漏れずにわかアニメファンとなり、優しくチャーミングで勇敢な主人公のヒロイックな部分に持っていかれ、その姫が実は伝説の救世主(想像されていたのは男性)だった!なんて、何とファンタジーなレジェンドなんでしょうと興奮したものでした。その頃から現在に至るまで、なんどめだナウシカと言っては何度となく我が家のテレビ画面にもそのお姿を伺う事となりました。が、私の心が薄汚れてしまったのでしょう、CMの度に席を立ち、トイレに行ったり台所に行ったりと、姫様の勇敢なお姿を真剣に拝見したのは、超お久しぶり。当時の自分が抱いた感想とはちょっと違った目で見れたように思えます。腐海や虫たちがとても美しく、大蟲が愛おしく感じられ、改めて素晴らしい作品だっだんだなあと再確認出来ました。そして今となっては、原作本、大人買いしちゃおうかな、と思います。
ちゃかさん [地上波(邦画)] 9点(2020-03-18 19:16:31)
105.《ネタバレ》 初めて見たジブリ作品で、ジブリ作品の中では一番のお気に入りです。世界観が好きなんだよなー。映画が気に入って原作本も読みましたが、原作も良かったです。
何回見ても、オババの「その者、青き衣を・・・」で鳥肌が立ちます。で、見終わった後しばらく、「ランランランララランンランラン♪」の音楽が頭をグルグル回ります。(^-^)v
ぽぽ☆ぽんた (^-^)vさん [映画館(邦画)] 9点(2014-08-14 03:05:50)
104.アニメ映画の中で最も優れた映画だと思う。強い意志を感じる。
cogitoさん [映画館(字幕)] 9点(2014-08-04 19:08:57)
103.《ネタバレ》 年末にまたまたテレビ放映されていた、まさに“何度目だナウシカ”。そして、結局やっぱり見ちゃうワケです。いやあ、やっぱり“宮崎アニメ”と言えば『風の谷のナウシカ』を抜きには語れない!浮遊感、巨神兵、異形の生物たち…。その世界観を含めて、まさに“ハヤオイズム”の原点というか。巨神兵による現代文明の終焉=“炎の七日間”。オープニングで描かれるその部分だけでも、久石譲の音楽との相乗効果で鳥肌が立つほど素晴らしいです。また…ラストのナウシカ復活=“その者、青き衣をまといて…”の場面は、本当に何度も見ても、そして恐らくこの先何回も見ても、ババ様と一緒に涙出まくりなのです… (´;ω;`)ブワッ
幻覚@蛇プニョさん [地上波(邦画)] 9点(2014-01-17 11:39:43)
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【点数情報】

Review人数 547人
平均点数 7.88点
030.55%
140.73%
220.37%
381.46%
4193.47%
5356.40%
6407.31%
78014.63%
810619.38%
912222.30%
1012823.40%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review29人
2 ストーリー評価 7.98点 Review50人
3 鑑賞後の後味 8.02点 Review47人
4 音楽評価 8.63点 Review47人
5 感泣評価 7.56点 Review37人
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