幸福の黄色いハンカチのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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幸福の黄色いハンカチ

[シアワセノキイロイハンカチ]
1977年上映時間:108分
平均点:7.53 / 10(Review 158人) (点数分布表示)
公開開始日(1977-10-01)
ドラマコメディ青春ものロマンス小説の映画化ロードムービー
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-05-27)【イニシャルK】さん
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監督山田洋次
助監督五十嵐敬司
キャスト高倉健(男優)島勇作
倍賞千恵子(女優)島光枝
武田鉄矢(男優)花田欽也
桃井かおり(女優)小川朱実
渥美清(男優)渡辺係長
たこ八郎(男優)帯広のヤクザ風の男
太宰久雄(男優)旅館の親父
岡本茉利(女優)ラーメン屋の女の子
笠井一彦(男優)警官
赤塚真人(男優)チンピラ
谷よしの(女優)宿の仲居
愛河里花子(女優)
梅津栄(男優)警官
三崎千恵子(女優)警察署で泣く女
河原さぶ(男優)農夫(クレジット「河原裕昌」)
山本幸栄(男優)交通課長
原作ピート・ハミル
脚本山田洋次
朝間義隆
音楽佐藤勝
撮影高羽哲夫
配給松竹
美術出川三男
衣装松竹衣裳株式会社
編集石井巌
録音松本隆司(調音)
中村寛
照明青木好文
その他IMAGICA(現像)
山田洋次(デジタル・リマスター版 監修)
長沼六男(デジタル・リマスター版 色彩監修)
あらすじ
車で北海道旅行に来た青年・欽也(武田鉄矢)は、一人旅の朱実(桃井かおり)を乗せる。彼らは海岸で写真を撮るため、シャッターを通りがかりの島勇作(高倉健)に頼んだ。行きがかり上、三人は一緒に旅をすることになるのだが、島は元殺人犯。網走刑務所を出所後、妻・光枝(倍賞千恵子)のところへ帰る途中だった・・・。記念すべき第1回日本アカデミー作品賞を受賞した、日本映画史に燦然と輝く名作。
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12
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26.《ネタバレ》 この監督さんの撮る「日本」は、本当に情緒があって心が癒されることを改めて実感しました。 素朴で美しい!その一言です。 ラストはコテコテのハッピーエンドですが、いくらひねくれ者の私でも、これをみて涙を流さずにはいられません。 黄色いハンカチが見えることは誰もが想像できたのではないでしょうか? しかし分かっていながらも、実際に何枚もの黄色いハンカチを目のあたりにしたとき、どうしてここまで感動できるのか、不思議に思うのでした。 最近は意外な結末を作ることで、感動させようとしたり、びっくりさせる映画が多いですが、この映画のように、想像できる結末をここまで感動させることができることはひとえに監督の手腕と言わざる得ません。 それと殺人犯でありながら、離婚までした男を待ち続ける女性など、現実的にはいないという意見もありますが、そのとおりだと思います。しかし「ありえないこと」を実現させることも映画の役割の1つではないでしょうか?映画は「夢」であり、「希望」の象徴だということをもう一度、確認させられた秀逸な作品です。 CGで人を感動させたりするのではなく、「人間」を魅せて感動させることこそ、真の映画ではないでしょうか。 それに苦い思い出を背負った健さんの周りには、あの警察官(寅さん)も含めて、いい人が次々と彼の周りに吸い寄せられるように集まってきます。そして、すべての人が健さんの幸せを後押ししているように思えました。私は健さんが喜ぶ姿よりも、健さんが幸せになったことで、喜ぶ周りの人の姿を想像してさらに嬉しくなりました。
花守湖さん [地上波(吹替)] 9点(2005-04-15 23:46:36)(良:4票)
25.《ネタバレ》 最後のロングショット、ハンカチの下、カバンを手渡し上を見上げる健さん、
そして涙でうつむく倍賞さん。セリフ、顔の表情などまったく必要としない、作品を一気に名作に押し上げたシーンなのではないでしょうか。
monteprinceさん [地上波(字幕)] 9点(2005-04-17 22:08:46)(良:2票)
24.《ネタバレ》 洋画かぶれで、ケッ!日本映画なんてと、息巻いていた時代の自分を更正させた作品です。大阪の尼崎OSという劇場で平日にみたのですが、結構人が入っており、おばちゃんからおじちゃん、その子供、ほんでもって会社さぼりのサラリーマンさん、お水系のおねーちゃんまで、いてました。さて、上映が始まると、武田鉄矢のシーンでぎゃはは、桃井かおりとのからみでぎゃはは、健さんのシーンではしんみり、と対比がすごく面白かったです。武田鉄矢の役所は言わば、狂言回し。健さんという男の人生を浮かび上がらせるための対比として、起用されたのですね。刑務所から出て来て、もし今も、俺を待っているなら家の物干に黄色いハンカチを出しといてくれ、なんて、ドラマのドラマみたいに本当の話は進むのですが、その間に過去のシーンが回想で語られ、奥さんとの出会い、結ばれて共に生活する場面の展開が観ている者にとって、とても愛おしいものになって来ているのです。いつしか「ハンカチよ、見えてくれ」の願いを画面にぶつけている自分がいるのです。そして、画面には何十枚もの黄色いハンカチが。そして、場内からは何十もの嗚咽が。分っていても泣けてしまういい場面です。衆知のハッピーな結末をいかに見せるか。そこまで、いかに話を繋ぎ、感情移入させるか、脚本も素晴らしいです。そして、山田洋次監督のまとめ方には唸るばかりです。この1本に、日本映画をもっと観るべきだと教えられました。
映画小僧さん 9点(2004-03-08 18:15:28)(良:2票)
23.結末は知っていたけど、それでも泣けた。
私には家族がいるからこそ、余計に泣けた。
家族を持った後、この映画に出会えたことが、より感動を強めた。

やはり最後は理解ある妻の存在か。
これからもっと上さんを大切にしなければ、と身がひきしまる思い。
にじばぶさん [CS・衛星(邦画)] 9点(2013-06-15 15:56:24)(良:1票)
22.山田洋次監督が喜劇だけの監督ではない所を見せてくれる素晴らしい映画です。武田鉄矢と桃井かおり、そして、高倉健と倍賞千恵子と二つの愛を描いているこの作品、それもいずれも日本人的な愛の描き方をしており、良き日本の愛の形をとても解り易く、更に単なる恋愛ものと描かずに笑いと涙のバランスを上手く描き、観ていて楽しい上に最後はやっぱり良いなあ!てそう思い、本当に良かった。良かった。健さん!めでたし!めでたし!
青観さん [DVD(字幕)] 9点(2005-06-11 07:52:50)(良:1票)
21.干しすぎ!
へろりうしオブトイジョイさん [映画館(字幕)] 9点(2004-10-30 15:08:28)(笑:1票)
20.健さんと倍賞千恵子、桃井と武田鉄矢の二組のカップルをシリアスにユーモラスに平行して描いていくロードムービー。大人カップルの重さを若いカップルで軽いタッチにしてそれぞれの愛の形を見せる。新人だった武田はそのギャグセンスのうまさで注目されることになった。ノーテンキで軽かった武田キャラがラストで愛の大切さに気づき、桃井とほんとの恋ができるのも大人の愛の深さを知ったから・・甘いという人もいるでしょうが、日本映画としては良心的でいい出来だと思う。
キリコさん 9点(2003-03-06 23:01:16)(良:1票)
19.大昔観たんですが、観たくなって再鑑賞。改めて面白い!武田鉄矢の喧しいが、見捨てられない優しいところ、桃井かおりの包み隠さないココロに突き刺さる言動、倍賞千恵子の昔女らしい、しおらしいところ、そして高倉健のシブいが不器用なところ。山田洋次監督、素晴らしいです。名作ですね。
SUPISUTAさん [DVD(邦画)] 9点(2016-08-16 00:29:33)
18.なんでしょう、この作品全体を包む安心感みたいなものは。見ていてとても心地よいです。山田洋次監督だからこそ表現できる空気感なのかな? 日本を代表する素晴らしい作品だと思います!
たけたんさん [地上波(邦画)] 9点(2015-01-07 07:11:08)
17.高倉健さん追悼でのテレビ鑑賞。40歳以上の人たちは子供の頃、頻繁にテレビ放送されたのを一度くらいは見ているんじゃないかと思う。それくらい誰もが知っているストーリー。私は子供の頃、出所した健さんが、ビールにラーメン、カツ丼を注文して、特に、滅茶苦茶カツ丼が食べたくなった記憶があったのですが、カツ丼には手をつけてなかったんですね(笑)。それから、この映画を全く知らなかった人のレビューを読んでみたいです。これからも多くの人に見てもらいたい映画ですね。
クロエさん [地上波(邦画)] 9点(2014-11-30 08:20:46)
16.《ネタバレ》 久しぶりに鑑賞。何度か見てるけど、ストーリーは完ぺきに把握してるのに終盤は見入ってしまう。演出が優れているからだろう。内容はそんなに起伏はないけど、ラストの感動への布石をうまく引かれている。車中のシーンなんか健さんの無言のアップが延々続くのにこっちが健さんの心情読んで目が離せなくなる。こんな間の使い方は抜群に巧い。健さん主演だけど、武田桃井も主役さえ食ってしまう素晴らしい存在感を発揮してる。ラストのハンカチがはためくシーン。たくさん掲げた倍賞さんの心情とかそれを見た健さんの気持ちを思うと涙。青い空にバタバタ強風にはためいているのがまた良い。風もまた助演。桃井もラストにかけての表現や声質がいいんだよねえ。日本の日本らしい稀代の名作。
タッチッチさん [地上波(邦画)] 9点(2014-11-29 07:52:20)
15.《ネタバレ》 あまりにも有名な作品故に初見のはずなのにラストを知ってるという逆境にもめげず見事に泣けました。
無駄に引っ張るわけでもなく、派手に盛り上げることもなく、なんなら先にチラッと見せちゃうくらいあっさりしてるんだけど、やっぱり泣ける。
それにしても、序盤の出会いから一緒に旅を始めて真相が明らかになるまでの展開が見事ですね。
その過程自体が既に面白いもんだから、自然と話に引き込まれます。
最初はパッとしなかった桃井かおりだけど、話が進むに連れてどんどんいい女になってくのが印象的で、クライマックスの満面の笑みに涙腺が決壊しました。
まるで自分のことのように喜ぶ彼女の笑顔はとても素敵でした。
もとやさん [DVD(邦画)] 9点(2013-02-16 18:48:55)
14.ストーリー、脚本、役者全てに見事。映画は高倉健。健さんがでているだけで映画に締りができる。脇役桃井かおりも良い。何度見ても泣ける。超良質の映画。
竜ヶ沢中段さん [DVD(邦画)] 9点(2012-12-16 20:29:28)
13.《ネタバレ》  単純なストーリーと言ってしまえばそうだか、男を待っていたハンカチのシーンは心にしみる。
 そして、この二人の経緯と成り行きを見届けた若い二人も、本当に心通わせるようになるのだろうと、思わせるラストシーンも素晴らしい。
 DVD特典映像の監督インタビューで言われちゃったので、言うのためらわれるが、ラストの男と嫁のシーンで、抱き合ったりセずに、泣き崩れそうになる女を優しく抱きすくめて、家にいざなう男が、またカッコイイ!直前まで若者が女に抱きつこう抱きつこうとしていたから、ここは余計この方がいい。

 『黄色いリボン』を観た時に知ったのだが、原作国のアメリカでは、女が出征する男に渡す黄色いリボンには、愛する男の無事な生還の祈りがこもっている、そういう思いを込めたものだという。リボンは日本でハンカチになったが、オツトメから戻ってくる男にこれ以上意義ある目印はないな。
Tolbieさん [DVD(邦画)] 9点(2012-10-11 07:17:34)
12.《ネタバレ》 確か 部屋の壁や天井には真っ赤なランボルギーニのポスターがびっしりと貼ってあったのに、現実的には真っ赤なファミリアで満足している鉄矢の姿が現実感を与えてくれて なんだかホッとする。しかも新車って事になっていますが、既にしょっぱなから新車に見えない 既に中古に見えてしまったフェンダーミラーの真っ赤なファミリアが なんだか愛おしくもおかしいですし、このファミリアの発進こそが この物語を小気味よくスタートさせてくれるのです^^  正直、健さんの大失態的な過去には同情できませんが、そんなことはお構いナシにファミリア号は勝手に幸せ方面へと加速してゆくのです。ナビゲーターは鉄矢です。 鉄矢ファミリア : 鉄矢桃井ファミリア : 鉄矢桃井高倉ファミリア : 高倉鉄桃ファミリア : 高倉倍賞合体 : 終点鉄桃?。バランスでいうとこんなとこでしょか。
3737さん [DVD(邦画)] 9点(2010-01-04 20:48:24)
11.鉄也、百姓を馬鹿にしすぎ!!!
ケンジさん [DVD(邦画)] 9点(2006-07-09 18:50:48)
10.《ネタバレ》 余りにも有名なので、黄色いハンカチがあるかないか健さんと同じ気持ちでドキドキしながら見ることはできませんでした。
それでも、実際に見ると感動しました。
洗濯干していた妻が健さんに気づく場面では、当然抱き合って
キスくらいするのかなと思ったのですが、健さんは鞄を渡しました。ハリウッドとはちょっと違う日本映画らしい静かな感動でした。
amickyさん 9点(2004-03-05 22:08:26)
9.おもしろい。高倉健かっこいいし、桃井かおりと武田てつやもいい味だしてる。最後のカットがまた最高。
あしたかこさん [CS・衛星(字幕)] 9点(2003-12-18 20:46:09)
8.ラストはわかっているんだけど、観るたびに気持ちが「ずん」となります。日本人で良かったと思える作品だと思います。ちなみに、外国人、特にアメリカ人(ブッシュさんとか)はこんな映画をどう思うのかきいてみたいです。
まるけんさん 9点(2003-07-25 20:48:35)
7.TVで放映してたので何気なく見てみました。ちょっとだけ人にやさしくなれそうです。
がるかさん 9点(2003-03-05 19:56:27)
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【点数情報】

Review人数 158人
平均点数 7.53点
000.00%
110.63%
200.00%
310.63%
410.63%
5138.23%
61912.03%
73924.68%
84226.58%
92616.46%
101610.13%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.00点 Review4人
2 ストーリー評価 7.81点 Review11人
3 鑑賞後の後味 8.30点 Review10人
4 音楽評価 5.00点 Review8人
5 感泣評価 8.27点 Review11人
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