3.こんなバカ映画に危うく泣かされるとこでしたよ。
序盤はいまいち山口美甘子の良さが理解できず、死んだとか言われてもピンと来なかったんだけど、逢瀬を重ねていくうちにじわじわ来る。
もし後で死んだことがわかる構成だったら、こんなにもじわじわ来なかったかも知れないけど、じわじわ心の準備が出来たのでなんとか泣かずに済みました。
尾崎豊は盗んだバイクで走り出すけど、僕はどちらかと言うと盗んだブルマでお尻出す大槻ケンヂの甘酸っぱい青春に共感する。
それが彼の伝えたかった苺大福の苺の甘さなのかも知れない。
制服の山口美甘子は微妙だったけど、私服の山口美甘子はなんとも言えないエロさを醸し出しつつ親近感を芽生えさせ、やがて聖子ちゃんカットで遠い存在になってしまうという唐突で我侭な変化に僕は翻弄され、完全に魅了されてしまいました。
あと、ブルマの山口美甘子はどう考えてもただのエロ動画のはずなんだけど、何故だか溢れてくる涙を堪えるのに必死でした。
いい大人がブルマで泣いたら駄目だと思ったので頑張りましたよ。
見終わった後、無性におしるこが飲みたくなるいい映画ですね。