1.《ネタバレ》 日本中どこ行っても、問題だらけなので、東京だけが不安を抱えているわけではない。
でもかなり昔、東京にいた頃を思い出しながら、この映画を観た。
相変わらず、別れた、やり直そうとかの言葉が連発する街ではあるが、
それでも不安定な人との付き合いの中で、大きな不安を抱えつつも、自分を見失わぬよう
必死で踏ん張っているカップルに拍手。
池松壮亮が主役だが、意外や意外、純愛映画で、
それがまた東京の映像にマッチして心地いい。
映像がきれい。
特に夜のシーンは、まるで大友克洋の近未来のような色合いで見事です。
DVDが欲しくなる一本ですね。