6.デニーロの映画で「ディアハンター」と並んで、わたし的に評価の高い作品です。奴隷商人だったデニーロが改心してイエズス会の神父(ジェレミー・アイアンズ)とともに村を守るストーリーですが、デニーロの迫力ある演技に圧倒されます。スペインやポルトガルの植民地支配って、今のアメリカのように一方的な武力介入だったんですね。いろいろと考えさせられる名作です。 【オオカミ】さん 9点(2003-11-18 00:41:26) |
5.スクリーン一杯のイグアス瀑布とその轟音にとにかく圧倒されます。「上流」と「下流」の世界を分けるこの滝の存在感が、重要な舞台設定です。冒頭とラストの落下シーンには、劇場で腰が浮いてしまいました。心優しきグァラニー族が武器を手に取り、圧倒的な武力の軍隊に立ち向かっていくクライマックスは、本当に涙が出ます。モリコーネの音楽も良くて、「ガブリエルのテーマ」はオーボエ曲の定番となった感があります。 【鱗歌】さん 9点(2003-06-22 13:10:52) |
4.言葉を意図的に少なくした(と思う)静かな画造りが、背景の深い緑とあいまって、とても美しく印象的でした。主役お二人の最後の沈黙と眼差しは、どんなに言葉をつくした叫びよりも雄弁だったように思います。いや、ほんと素晴らしい。かなり作品に入り込んでしまって、見終わった後で泣いてたのに気づきました。初めての経験にビックリ。 【ロバちゃん】さん 9点(2003-06-03 15:49:52) |
【愛人/ラモス】さん 9点(2003-03-24 09:56:24) |
2.カンヌ映画祭でグランプリをとるわりには一般の人々にも充分の感動作。俳優・映像・音楽申し分なし。特にデ・ニーロの岩壁脇での泣き笑いは彼の名シーン5本の指に入れてしまいます。モリコーネのオーボエもニーノ・ロータを受け継ぐものとして、心に沁みてきます。シナリオはシンプルですが、映像が綺麗ゆえ中盤も中だるみなし。それがかえってラストの感動と同時に伴う疲労感が少なかったような…。個人的にはあと10分尺長して、大作感を強めて欲しかった。 【屋敷】さん 9点(2002-11-19 19:04:47) |
1.この時代の南米を舞台に・・・なんて映画あまり記憶にないけど、とにかく素晴らしい感動作。キャスティングも良いし演技も大自然の撮影も最高。アカデミー賞では勿論、撮影賞も取っている(それしか取れなかったのは不思議だが・・・)。カンヌを受賞している映画だが、決して難しい作風ではなく、他の亜流作品の中でも一際輝いている。 【イマジン】さん 9点(2001-02-13 12:20:08) |