44.《ネタバレ》 当作品が、10/28(土)に地上波放送されたのを機に投稿します。 日本での劇場公開当時、私は中学生でしたが、私の周囲では、オールスターキャストが売り物の【キャノンボール:同じく1981年】という映画が話題でした。これは私の中学だけでなく全国規模だったようで、実際、当時の日本では【レイダース~】よりもヒットしました。 当作品がポピュラーになったのは、私が高校生になった1984年に【インディ・ジョーンズ魔宮の伝説】が大ヒットしてからだと思います。その興行収入は【レイダース~】を遥かに凌いでいました。この【魔宮の伝説】の影響力は絶大で、その証拠に【レイダース~】が初めて地上波放送された1985年の吹き替え版において、マリオンが主人公に対して初めて発した名前は、原版の「インディアナ・ジョーンズ」ではなく「インディー・ジョーンズ」でした(因みに、今回の地上波放送では「インディアナ・ジョーンズ」と言っていました)。 以下、私の推測ですが…確かに当作品の日本公開当時、「ジョーズ(1975年)や未知との遭遇(1977年)のスピルバーグと、スターウォーズ(1977年)のルーカスが手を組んだ」と話題になりました。しかし、あくまで洋画ファンの間での限定的な話題に留まっていたように思います。幸い、翌1982年にスピルバーグ監督のE.T.が日本中で大ヒットをし、さらに翌1983年にスター・ウォーズが地上波放送され、スピルバーグとルーカスの名前が、洋画ファン以外の一般にも広く知れ渡ったところに、1984年の【魔宮の伝説】の日本公開…と、つながっていったのかも…と思ったりしています。 さて、当作品の魅力は、他のレビュアーさん達がおっしゃってくれているので、私が書くまでもないと思いますが…ただ、私の中で【ナチス・ドイツ】とは、小学高学年で親に連れられて行った【アンネの日記展】のインパクトにより【恐ろしくも生々しい現実】であり続けています。そのため初見から現在に至るまで【ワクワクドキドキの冒険活劇の敵役】には落とし込めません。それに「場合によっては、日本軍が敵役になったかもしれず、そうしたら日本未公開だったかも…」とも思ってしまいます。このように、変に【第二次大戦】が頭をよぎってしまい、映画の世界に没入しきれないのが、歯がゆいです…。 さて、採点ですが…本当は10点にしたいのですが、上記の歯がゆさを反映し9点とさせていただきます。なお、現在、日本では「ナチスって何ですか?」とおっしゃる若者の皆さんが増えているとか…ある意味、いい時代なのかもしれませんが、あくまで噂の類であれば…と願っております。 【せんべい】さん [映画館(字幕)] 9点(2017-11-01 21:38:25) (良:1票) |
43.《ネタバレ》 冒険アクションの代名詞的作品。特にオープニングのお宝ハンティングは文句無し。僅か10分ほどのエピソードでありながら、1本の映画を観終えたような充実感があります。その後もドキドキの連続。時折挟まれるギャグテイストも絶妙。見事に完成された作品だと感じます。にもかかわらず、合理性を欠く描写の多いこと。例えば巨大石ゴロゴロ。簡単に避けられると思う。焼けたペンダントを握るシーン。反射的に手放すのが当たり前。何を餌に生きているのか分からない大量の蛇。ジョーンズは潜水艦の何処に潜伏していたの?オカシな点を挙げればキリがありません。リアリティを欠く設定や展開ばかりです。しかしこれこそ、本作が「冒険映画」たる所以。理屈より、リアリティより、遥かに力強いもの。それが“ワクワク”です。美味しいご飯を食べたとき、美しい景色を見たとき、ステキな異性に出会ったときと同じ。自動的に入る心のスイッチ。喜びのツボ。本作はそれで溢れています。単純に「うわーすげぇ!」でいい。子供は全身がこのツボみたいなものだし、かつての子供もみんな持っている。だから老若男女を問わずに楽しめるのだと思う。エンターテイメントに徹した姿勢。その象徴がヒロインです。結構強引な展開でドレスを着せているのは、絵になるから。絶体絶命のピンチ。目の前には悪党。隣はやっぱりお姫様でなくっちゃ。少々酒臭いのはご愛嬌ということで。 【目隠シスト】さん [DVD(吹替)] 9点(2008-01-04 21:04:02) (良:1票) |
42.《ネタバレ》 アドベンチャーアクションものエンターテインメントの最高峰と言ったら、やっぱりこの作品でしょう。洋画の中で誰か一人ヒーローをあげて下さいと言われたら、私はおそらくインディ・ジョーンズの名をあげます。ストーリーも面白いですが、やはりキャラクターの勝利です。普段の考古学者の知性的な面と、冒険する時のワイルドなタフガイの面、かと思えばヘビが苦手だったりするお茶目な面を併せ持つあのギャップが魅力的です。私もあの帽子かぶりたくなりましたよ。・・・周囲の目が気になるので被りませんでしたが;。音楽もまた素晴らしい~。チャンチャチャッチャッ~チャッチャッチャッ~♪というあの曲を聞くと胸が踊ります。最後に皆が溶けちゃうシーンは現在見ればちゃっちいのですが、未だにちょっぴり怖いです;。シリーズではこの第一作が一番好きですね。 【ミスター・グレイ】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2006-05-16 18:07:50) (良:1票) |
41.《ネタバレ》 僕はまだ小さかったから、最後の顔が溶けたり爆破したりするシーンは直視できなかったんだよね。だから、自分もインディーと同じように目をつぶって、音も聞きたくないから耳ふさいでうわぁー!て言いながら、で、終わったかな?て思うとすこーしずつ目をあけて、インディーと同じように確認するの。インディー博士は自分の憧れの存在だった。考古学者だから頭が良くて、そんで世界中を旅して悪者と戦って冒険をする。まさにヒーローだったし、こんな人になりたいな、て思ってましたよ。だからこのシリーズは思い入れがあるんで、どうしても点数高くなっちゃいます。 【あろえりーな】さん 9点(2001-07-26 00:39:11) (良:1票) |
【HIYO】さん 9点(2000-09-04 18:55:08) (良:1票) |
39.インディ・ジョーンズシリーズの中で1番だと思う。あの音楽がワクワクしますよね。 【ひよこ】さん 9点(2000-07-25 11:25:25) (良:1票) |
38.このシリーズを見るのは一体いつ以来だろう?何度も見ている。でも、何度見ても面白い。 アクション、アドベンチャー、ロマンス、サスペンスに ユーモアの挿入に作品のスピード感に高揚感が増すテーマ曲まで申し分無し。 映画のお楽しみがいっぱい詰まっている。 最後はどうなるか分かっているけどやっぱり面白い。初見ならもっと楽しめる冒険活劇の傑作ですね。 鑑賞後は「面白かったなあ!」という感想が素直に出てくる。そしてこういう映画はそれだけでも十分だと思うのです。 【とらや】さん [CS・衛星(吹替)] 9点(2016-05-03 23:53:09) |
37.《ネタバレ》 往年の西部劇、ファンタジー、ホラー映画をオマージュして練り上げ現代に蘇らせた「インディ・ジョーンズ」シリーズ。 スピルバーグが「007みたいなノリの西部劇」を創りたくなり、 「スターウォーズ」のジョージ・ルーカス監督がノリノリで制作している辺りもうお分かりであろう。 主人公インディアナ・ジョーンズが危険を犯して宝物を手に入れていくストーリーは子供の頃からハラハラドキドキで楽しんで見ていたが、ドギツイくらいのB級ホラー要素には心臓バクバクでどう回避しようかアレコレ悩んだものだ。 命懸けでロマンを追い続ける主人公はいつも心強い。 鞭でターザンしたり、 空中から絨毯で雪山にダイブしたり、 ヤクの幻覚作用から火傷で目覚めたり、 大荒れの海から浮き輪一つで生還したり、 崖から戦車と一緒に落ちてケロッと生きてたり、 核実験場を冷蔵庫に入って生還したりと、アンタ何処のレプリカントだコラ。 やっぱり聖杯飲んだ人は違うね。 これ以外にもツッコミ所満載で、それを超A級のスリリングなアクションでフルカバーしている。 そしてドンデン返しの「お約束」。 それらの要素が互いに支えあって、この至高の娯楽映画を完成せしめているのだろう。 シリーズ毎のテーマも面白い。 「レイダース」は失われた歴史と燃えるような恋、 「魔宮」は土着文化の風習、 「聖戦」は永遠の命と親子の絆、 「クリスタルスカル」は原点回帰と家族愛、そして裏切りがテーマ。 ジョーンズを巡る友情、恋愛、野望の渦もシリーズさながらの厚みがある。 4作目からCGがふんだんに使われるが、CGじゃないと出来ないような映像も堪能できる。 考えるのでなく、純粋な気持ちで「楽しむ」。 それがこの映画の真髄なんだろうね~。 【すかあふえいす】さん [DVD(字幕)] 9点(2014-08-18 07:49:31) |
36.DVDずっと持っていて、今回はじめてじっくり観ました。 やはり冒険活劇のトップを行く素晴らしさ。 地上波ではカットされたシーンもしみじみ楽しめました。 インディとマリオンの、生き生きとした魅力によるところも大きいですね。 【たんぽぽ】さん [DVD(字幕)] 9点(2013-08-25 22:05:39) |
35.《ネタバレ》 2作目の『魔宮の伝説』からは“明るく楽しく”なった分、この作品に漂う“怪しい凄み”が無くなったと思います。どうも世間では評判の悪いクライマックスの超オカルト展開も含めて、中学生の冬休みに映画館で見て以来、今でもず~っと大好きな作品です。 【幻覚@蛇プニョ】さん [映画館(字幕)] 9点(2013-01-06 11:17:47) |
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34.《ネタバレ》 アイデア満載の冒険活劇、修羅場だらけで失われたアークを追い求めるインディのタフなことといったら! ヒロインとアークの天秤にアークをとってしまうインディ、汗ばむ肌、汚れたシャツ、無精ひげ…彼はやっぱり考古学者であって正義のヒーローではないんですよね。 だが、そこがイイ! 結果それがインディのセクシーさ、映画のおもしろさに直結しています。 いま観てもそうとう面白い。 DVDのデジタルリマスターの効果は初見当時以上の美しさで、ソフト制作の方々にも感謝感謝ですね。 【ろにまさ】さん [DVD(字幕)] 9点(2012-11-05 08:46:06) |
33.手に汗握る様なシークエンスだけをつなげて一本の映画を撮ると言うサイレント映画の連続活劇の手法を、スピルバーグが見事に甦らせた元祖ジェット・コースター・ムーヴィー。あまりに有名なオープニング・エピソードだけでも、普通のアドベンチャー映画一本分のアクションがわずか10分あまりの時間に濃縮されていて、天才スピルバーグの面目躍如たるものです。だいたいこの映画を観るまで“聖櫃”のことなんて知識がなかったけれど、“聖櫃”に超自然的なパワーがあってヒトラーと争奪戦を展開すると言う荒唐無稽な大風呂敷っぷりが実に楽しい。最近気がついたのですが、この映画のストーリー原案には若き日のフィリップ・カウフマンが関わっていたんですね。なにはともあれ、今思えば楽天的だった80年代を象徴する名作であることは間違いなしです。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2012-01-04 21:09:41) |
32.小さい頃に「金曜ロードショー」や「日曜洋画劇場」で事あるごとに放送されていて、毎回かじりつくように観ていた。が、十数年も前のことなので細部を忘れており、第4作目の公開に際して復習のため再見。やはり抜群に面白い。映画という存在が自分の中で大きくなったのも、本作のような魅力的な作品があったからかも知れない。以前は気づかなかった伏線や見落としていた人間関係などを発見する喜びもあり、いま観ても十分に楽しめる作品。 【wood】さん [DVD(字幕)] 9点(2010-06-26 18:06:55) |
31.《ネタバレ》 この映画にはちと苦い経験がありまして、今のパート4同様こちらも公開前は非常に話題になり、TVでは特番やCMがバンバン流れていました。当時の私もそれを見ながら気持ちを高ぶらせ、封切を楽しみにしていました。で、いざ本編はと言うとTVで肝心な見せ場をばらされていて、映画自体は面白かったのですが、なぁ~んか感動も、高揚感も無いまま終わってしまったのです。それからです、話題作や期待の作品は劇場で予告編が流れても目をつぶって見ないようになったのは、(因みに今でもやってます)。もちろんパート4の予告編もTV特番も観ていません。前置きが永くてスイマセン、本題ですがなんと言ってもカレン・アレン演じるところのマリオンがいい、酒場での飲み比べから、魂の井戸脱出シーン、船室でインディを手当てするところ(自分もあんなふうにしてもらいたい)彼女無くしてインディの活躍も語れないのであります。パート4で復活してくれるので、今から楽しみです。 【ハチロク】さん [映画館(字幕)] 9点(2008-06-17 23:29:58) |
30.《ネタバレ》 インディ・ジョーンズシリーズの中で一番好きな作品。違う冒険アドベンチャー映画を見ると、真っ先に比較してしまうのがこの作品。何回も見ていて、展開が読めてもやはり面白い。何回見ても飽きない名作。 【湘爆特攻隊長】さん [ビデオ(吹替)] 9点(2006-01-27 18:46:21) |
29.今見るとこの一作目がなぜか一番面白いんですよ。 【maemae】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2005-11-06 03:21:40) |
28.いいっすねー! やっぱインディはいい! こういうのもっと作ってください^^ 【とっすぃ】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2005-10-28 01:00:26) |
27.この作品、何が気に入っているかって、カレン・アレンの酒豪ぶりですよね。ごっつい男との飲み比べは、思わず力が入って、自分も一緒に酒を飲んでいる気分になりました。おそらく、彼女が飲み込むシーンにあわせて、私もつばを飲み込んだんでしょう。家に帰ってさっそく、小さい杯に日本酒で実演。気分はすっかりカレン。3・4杯めを口に含んだとき、台所でジッとこっちを見ている妻と目があった。珍しい物を見ているような視線に必死に耐え、顔と耳が赤くなるのを感じ、言い訳を考えながら、ゆっくり飲み込んだのだった。 【パセリセージ】さん 9点(2004-08-05 20:00:26) |
26.トラックの上の格闘シーンは最高ですな。それに潜水艦に取り付いてヒロイン を追っかけるインディのバックに流れる音楽と荒くれ船員の歓声と黒人船長の敬礼、あのシーンが一番好きです。 【きつま】さん 9点(2004-08-02 22:28:02) |
25.これぞ映画、これぞ娯楽。ここには、“面白い映画”であるための要素が全て入っています。20年以上経った今でも面白いのがその証拠。今にして思えばとても贅沢なキャスト・スタッフ、その映画にかける情熱がひしひしと伝わって来ます。最近の映画人に見習って欲しいです。 【金子淳】さん 9点(2004-07-18 14:25:40) |