13.《ネタバレ》 屁理屈なんかどうでもイイさ。 魂でこの映画に耳を澄まそうと思った。 そして…ただ泣けた。 久しぶりに大粒の涙が流してる自分に気付いた。 ご都合主義に見える演出も気にならない。 人生を生きていれば信じられないほどの偶然や… 劇的な出会いが何度かあったから。 横長のカセットデッキ… 壁に飾られた昔のアイドルのポスター… 申し訳なさそうに、そして恥ずかしそうな 長澤まさみ演じるアキの視線を伏せた笑顔… 「こんなになっちゃった…」 もうそれだけで堪らなく胸を打つ。 ラストのアキを送るシーン… そして世界の中心を判ったと言った朔太郎。 それはオーストラリアのあの地だったのか。 それとも日々過す生活か。 それともアキとの想い出の日々か…。 【映画の奴隷】さん [DVD(邦画)] 9点(2006-09-26 13:42:37) (良:2票) |
12.泣き過ぎました。泣き疲れました。泣き倒しでした。「こんな感動系ベタベタの映画で泣くなんて・・・」と辛口レビューも出できそうですが、感動しちゃうもんは仕方ないです!(開き直り)私も高校生とは同世代だし、共感しちゃいますもん^^映画館でここまで泣いた映画は初めてです。予告編を見た時点で感動して絶対に見に行こうと決めていきました。かなりワクワクして見に行ったため、期待ハズレだったらどうしようかと不安でしたが、期待は裏切られませんでした。大大大感動です。慣れない忙しい大学生活に心身共に疲れていた私にとってこの映画はオアシスのようなものになりました・・・心が洗われたぁ~。私は原作を読んでいませんが、かなり楽しめました。朔と亜紀、律子にシゲ爺、亜紀の父親・・・いろんな登場人物に感情移入してしまって、それぞれが抱える辛さや悲しみが真っ直ぐ伝わってくるから本当に切ない。。思い出すだけで泣きそう・・・。朔と亜紀の高校生の頃の時代設計が昭和なので、時代を感じる小道具がおもしろいし、使い方もうまいし、ちょっとした演出も楽しめます。話が出来すぎと言われたらそうとしか言えないけれど、その点で私は目をつむれました。固く考えずリラックスして見ていただきたいです。長澤まさみちゃん。本当に可愛い。彼女の将来がとても楽しみです。そして森山未來。かなり演技うまいです。この2人に心から拍手を送りたい。平井堅の主題歌も最高でこれまた涙を誘うんだよな~・・・映画が終わった後も私は泣き止めなくて、友達にからかわれました。純愛って素晴らしい。行定監督に今後も目が離せないですね。 【未歩】さん [映画館(字幕)] 9点(2004-05-08 17:50:39) (良:2票) |
11.いつか観ようと思っていて、ずっと観まずじまいの映画って誰にでもあると思います。 自分にとってはこの映画はそういう作品、十年以上かかりようやく観賞。 原作やドラマ版と違うと聞いていましたが、ドラマが至高と思う自分にとっても映画版もうまいこと作ってたんだねというのが感想。 障害が残ってる律子の設定はちょっとあざといなあと思ったが、長澤まさみの亜紀役もハマっていて素直に感動しました。 【たんたかたん】さん [インターネット(邦画)] 9点(2017-03-22 20:14:24) |
10.《ネタバレ》 うん。若いっていいねと思った!あからさまなんだけどこんな純愛があったら羨ましいです。最期は悲しいですがね。こういう作品は滅多に見ることないんですが凄い入り込みました。森山未来君の素朴な感じがよかったなと思う。長澤まさみもよかった。ただちょっと過去と現在が入れ替わるタイミングが気になったかなーと 【青陽】さん [地上波(邦画)] 9点(2007-01-12 15:54:30) |
9.これはすごい映画だ。私のような世代からすると1986年がセピア色に描かれていること自体がすごいショックでかつ異様な感情移入をしてしまう。ただでさえキツイ別れ方してんのに17年経ってもまだ生の声が残っていて、しかもその声は当時の恋愛のリアルタイム進行。おまけにあんな写真まで残ってて・・・ こんな状況におかれたら誰だっておかしくなっちゃうよね。現実にはこういうのはある時点で「ゴメン」って処分しちゃわないといけないんだろうけど。でもあれだね、男が女の尻に敷かれちゃうカップルの場合、男は女に先に逝かれちゃダメだってことだな、笑。だからこの映画みたいに「あなたはあなたの今を生きて」ってカミさんからの指示があるまで男は全然先に進めないんだよ。エンディングの平井堅の歌が物語にガップリ四つ。でも歌の最後の「なくしたものを超える強さを 君がくれたから」って、なんでそんなこと簡単に言うのかなぁー、そういう話じゃないでしょう。でもいずれにしても、配役・物語・時代設定・音楽・映像・主題歌・演出が、まるで全部まとめてジューサーでミックスしてすごい化学反応を起こしたような、怖いぐらいにマジックのかかった映画だと思います。 【メロメロ】さん [DVD(吹替)] 9点(2004-12-21 16:07:28) |
8.泣かせる映画です。泣くこと分かっていて泣きます。予定調和です。まあそれでいいんじゃないでしょうか。原作も読みました。小説の質としては微妙です。だけどアキが死ぬと言うだけで十分泣けます。それだけです。小説も映画も大して変わりません。それでも映画の方が良かったと思えるのは、幸せだった時間が凄く綺麗に描かれているからでしょうか。それだけでも十分見てよかったと思えました。ただやはり、律子を過去のサク(というよりもアキか)に絡ませたのは強引過ぎたように思いました。 【智】さん 9点(2004-09-03 21:12:18) |
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7.なんだか、内容はベタだし、都合よすぎて突っ込みたくなるような部分もいっぱいあるんです。でも、すごく感動しました。サクとアキの純愛、重じいの半世紀を越える片想い、一途に想い続ける心は尊くて尊くて、いじらしくて、愛しいものですね。重じいの「後に取り残された者が出来ることは、後片付けだけなんだよ」という言葉が、とても切なかった。愛は、恋は、人間にとって根源的に大切なものなんだなって分かった気がするお話でした。 演技はみんなほんとに上手でした。長澤まさみさんは、初めて知ったのですが、いい女優さんですね。 【凛々】さん 9点(2004-07-08 02:10:47) |
6.森山君と長澤さんの演技がすばらしい!さらにストーリーもかなり泣ける作品で大変いい映画だと思いました。小説よんでみよっかなぁ。 【まろ】さん 9点(2004-06-02 12:49:57) |
5.《ネタバレ》 原作と両方見たのですが個人的には原作より好きです。 どちらも大泣きしてしまいましたが…。 原作では交換日記だったのをカセットテープにしたのが良かったです。 それと長澤まさみが良かったです。長澤まさみの台詞でかなり泣いてしまいました。 とても良かったです。 【chope】さん 9点(2004-06-02 02:48:04) |
4.大号泣!小説を先に読みましたが(全く泣けなかったけど)、映画の最初のシーンからもううるうる・・・小説を読んでたのでまだアキが出てこないシーンでもこの先にどんな思いがあるのか想像してしまって。小説にはないエピソードがたくさんありましたが、あたしはこれはこれでよかったと思いました。最後、ただ字幕が流れてるエンドロールなのに平井堅の歌でまた号泣でした・・・。 【はなこ】さん 9点(2004-05-31 23:09:08) |
3.とても心に染み渡る映画でした。カセットテープでのやりとりは時代を彷彿させられしみじみとさせられつつ、白血病の彼女との恋愛で愛する人が先に逝ってしまうことのどうにもならない悲しみも感じさせられた。額縁に残る、ツーショットを思い出すだけで涙がでそうです。。 【アンリ】さん 9点(2004-05-15 00:14:08) |
2.《ネタバレ》 どんだけ時間がたっても森山未来(&大沢たかお)と長澤まさみはサクとアキとして頭ん中に絶対残るんやろなぁ、と。一番泣けるシーンじゃ無いけどお気に入りの印象深いシーンは「ロミオ参上」のセリフの所、サクも絶対に苦しいのにコノセリフ、、、涙。。考えれば考えるほど、深く色々感じられました。柴崎コウとダンディはもひとついらん、、、それでも、悲しくも美しい思い出のような映画です。 【ヒロヒロ】さん 9点(2004-05-14 00:20:44) |
1.《ネタバレ》 美少女が白血病で死ぬなら赤いシリーズじゃないのなんて事思いつつ、多少泣いてもいいかなと思って観に行ったんですが、泣かせのトラップに引っかかりまくり、涙のジェットコースタームービーでした。これは男の方が泣ける映画なのではと思いましたよ。私は大沢”朔太郎”の言葉にやられましたよ。淡くまぶしい大切な恋も痛くツライ重たい恋も忘れてしまう訳無いじゃないですか。みんな心の底に沈めて気が付かないフリしてるだけ、どこかで引きずりながら生きてるからオリも溜まるんだよ。大沢”朔太郎”の亜紀への想いは心の中でワインの如く熟成されているのに、テープの中の亜紀はストレートでフレッシュなままで戸惑い、苦悩する。長い時間と婚約者がいてやっと整理のつく事かもしれない。死に行く亜紀に何も出来ない無力感を味わった朔太郎だが、死んだ人間に対して何か出来るのは生きている人間だけなのだ。地球の中心って生きている人間の数だけあるんだなんて感激してしまった。ただ婚約者のビッコ、カラミ方や行動などに不自然さが拭えない。あと散骨シーンはどの映画で出てきても「ビック・リボウスキ」を思い出して笑ってしまう。一緒に観に行ったXイチネエちゃんの新婚旅行先はオーストラリア、エアーズロックで、離婚理由はダンナさんがある病気を隠していたからなんですよ、このオンナに愛をさけぶヤツはいないと確信した。 【亜流派 十五郎】さん 9点(2004-05-11 23:09:20) |