チップス先生さようなら(1939)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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チップス先生さようなら(1939)

[チップスセンセイサヨウナラ]
Goodbye, Mr. Chips
1939年上映時間:114分
平均点:8.12 / 10(Review 8人) (点数分布表示)
ドラマ戦争ものモノクロ映画ファミリー学園ものロマンス小説の映画化
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監督サム・ウッド
助監督E・M・スメドリー=アストン(ノンクレジット)
キャストロバート・ドーナット(男優)チッピング先生‘チップス先生’/Mr. Chipping 'Mr. Chips'
グリア・ガーソン(女優)キャサリン・チッピング/Katherine Chipping
テリー・キルバーン(男優)ジョン・コリー/ペーター・コリーⅠⅡⅢ/John Colley/Peter ColleyⅠⅡⅢ
ジョン・ミルズ(男優)大人になったコリー/Peter Colley as a young man
ポール・ヘンリード(男優)マックス・ステュフェル/Staefel
ジュディス・ファース(女優)フローラ/Flora
リン・ハーディング(男優)ウィザビー/Wetherby
ミルトン・ロズマー(男優)チャタリス/Chatteris
フレデリック・レイスター(男優)マーシャム/Marsham
ルイズ・ハンプトン(女優)ウィケット婦人/Mrs. Wickett
オースティン・トレヴァー(男優)ラルストン/Ralston
デヴィッド・ツリー(男優)ジャクソン/Jackson
エドモンド・ブレオン(男優)モーガン大佐/Col. Morgan
ジル・ファース(女優)ヘレン・コリー/Helen Colley
スコット・サンダーランド(男優)ジョン・コリー/Sir John Colley
レオナルド・バウチャー(男優)(ノンクレジット)
デイヴィッド・クロフト(男優)青果商の少年/Greengrocer's boy(ノンクレジット)
マーティタ・ハント(女優)自転車に乗った英国人旅行者(ノンクレジット)
サイモン・ラック(男優)ワインライト/Wainwright(ノンクレジット)
ジャック・ランバート〔男優・1899年生〕(男優)(ノンクレジット)
ジョン・ロングデン(男優)(ノンクレジット)
パトリック・ラドゥロウ(男優)(ノンクレジット)
ガイ・ミドルトン(男優)マッカロク/McCulloch(ノンクレジット)
フィリス・モリス(女優)(ノンクレジット)
シリル・レイモンド(男優)(ノンクレジット)
ナイジェル・ストック(男優)ジョン・フォレスター/John Forrester(ノンクレジット)
ロナルド・ウォード(男優)(ノンクレジット)
カヴェン・ワトソン(男優)(ノンクレジット)
原作ジェームズ・ヒルトン邦題:「チップス先生さようなら」原題:「Goodbye, Mr. Chips!」
脚本クローディン・ウェスト
R・C・シェリフ
エリック・マスクウィッツ
音楽リチャード・アディンセル
ルイス・レヴィ(音楽監督)
作曲ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル挿入曲"The Cuckoo and the Nightingale"(ノンクレジット)
ヨハン・シュトラウス2世挿入曲"The Blue Danube"(ノンクレジット)
撮影フレデリック・A・ヤング
製作ヴィクター・サヴィル
MGM(Metro-Goldwyn-Mayer British Studios)
美術アルフレッド・ジュネ
編集チャールズ・フレンド
録音C・C・スティーブンス
A・W・ワトキンス
その他ハロルド・ボクサル(プロダクションマネージャー)
シドニー・フランクリン〔監督〕(special acknowledgement)
アーヴィング・サルバーグ(Acknowledgement)
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3.《ネタバレ》 教師ってただ単に勉強だけ教えてれば良いものではないてことをこの映画は語っている。チップス先生みたいな先生がいれば子供達は真っ直ぐな大人になり、世の中もっと平和になると思わせる力がある。チップス先生の一言一言が子供達にも伝わってくるのが見ていても解る。全く説教臭さなくユーモアを交えて見せてくれるのが良い。生徒達は皆、息子だというチップス先生の言葉を世界中の教師は見て知るべきだ。
青観さん [DVD(字幕)] 9点(2014-02-11 11:43:21)
2.《ネタバレ》 チップス先生の赴任から学校の生き字引となっての大往生までの生涯。キャサリンという伴侶を得て生真面目な堅物にユーモア精神、教師である誇りが加味されて歳を重ねる先生は生徒にとっては一生の師であるようです。妻子との別離、教え子の戦死。先生の胸中が声高に描かれていない演出にかえって悲しみが染み入ります。代々途切れる事無くチップス先生が現れる事が国家の存続の重要事項なのではと思わされた、名作と呼ばれるに相応しい作品でした。
The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 9点(2009-07-04 04:29:28)
1.時代は移ろいゆくも「教育」「人間」には変わらない本質的なものがあることを、チップス先生と生徒たちとの交流を中心に描かれる本作は、ドーナットの好演に支えられ金八的な説教がましさが全くない静かな感動に包んでくれます。エイプリルフールに服と服を結び付ける悪戯に「変わらない」ものを見せたり、きれいに平らげたお皿に人間の成長を見せたりといった映像的演出も小粋です。船中シーンでチップスからカメラがそのままガースン演じるキャシーのいる上階へと移動し両者を「美しく青きドナウ」のエピソードと演奏する楽団で繋げるところなんかもいいですね~。戦争の勃発や大切な人の死の哀しみをじわりとフィルムに滲ませながらもユーモアとウィットとフィーバーに富んだチップス先生、ラストの一言は素晴らしいです。さようならの向こう側でチップス先生はいつまでも穏やかな表情で笑っているのでしょう。
彦馬さん [DVD(字幕)] 9点(2005-07-03 22:33:07)(良:2票)
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【点数情報】

Review人数 8人
平均点数 8.12点
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7225.00%
8337.50%
9337.50%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 10.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 10.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人
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【アカデミー賞 情報】

1939年 12回
作品賞 候補(ノミネート) 
主演男優賞ロバート・ドーナット受賞 
主演女優賞グリア・ガーソン候補(ノミネート) 
監督賞サム・ウッド候補(ノミネート) 
脚色賞R・C・シェリフ候補(ノミネート) 
脚色賞クローディン・ウェスト候補(ノミネート) 
脚色賞エリック・マスクウィッツ候補(ノミネート) 
編集賞チャールズ・フレンド候補(ノミネート) 
録音賞A・W・ワトキンス候補(ノミネート) 

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