オープン・ユア・アイズのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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オープン・ユア・アイズ

[オープンユアアイズ]
OPEN YOUR EYES
(ABRE LOS OJOS)
1997年スペイン上映時間:117分
平均点:6.67 / 10(Review 143人) (点数分布表示)
公開開始日(1999-07-17)
ドラマサスペンスラブストーリーミステリーロマンス
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2022-10-05)【イニシャルK】さん
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監督アレハンドロ・アメナーバル
キャストエドゥアルド・ノリエガ(男優)セサール
ペネロペ・クルス(女優)ソフィア
ナイワ・ニムリ(女優)ヌリア
フェレ・マルティネス(男優)ペラーヨ
チェテ・レーラ(男優)精神分析医アントニオ
成田剣セサール(日本語吹き替え版)
津村まことソフィア(日本語吹き替え版)
鳥海勝美ペラーヨ(日本語吹き替え版)
佐々木るんヌリア(日本語吹き替え版)
脚本アレハンドロ・アメナーバル
マテオ・ヒル
音楽アレハンドロ・アメナーバル
マリアーノ・マリン
撮影ハンス・バーマン
製作フェルナンド・ボヴァイラ
ホセ・ルイス・クエルダ
配給ポニーキャニオン
字幕翻訳細川直子
あらすじ
金持ちでハンサムな青年セサルは、一度寝た女友達とは二度と会わないという自由な恋愛を楽しんでいた。唯一、二度会った女性はセサルの恋人になれたものと大喜び。ところがセサルの誕生パーティに友達が連れてきた女性、ソフィアにセサルは一目惚れしてしまう。元恋人?に嫉妬され、無理心中を図られた末に顔面骨折し、元の顔に戻ることは難しいと宣告され、苦悩の人生を歩む。
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11.《ネタバレ》 これは文句なしに面白い。冒頭の誰も人が居なくなった都会の交差点から始まり、徐々に狂っていく主人公を取り巻く世界、ペネロペ・クロスのダークで怪しげな美しさ、そして完全に崩壊してしまった世界で自分の弱さを知り、そしてそれと向き直ろうとする主人公に囁かれる最後の言葉。最高にかっこいいラストでした。
かたゆきさん [DVD(字幕)] 9点(2012-05-20 20:01:14)
10.幻想的感覚でありながら妙にリアル感があり、ぐいぐい画面に引き込まれました、色男が顔を壊す(バニラ・スカイのトム・クルーズのメイクの比ではない)って悲劇ですね。

白い男さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2009-08-12 16:37:28)
9.こういう映画大好きです。構成のすばらしさは、ファイトクラブと同じぐらい。ただ、主人公は顔が濃い。バニラスカイも見たくなりました。
如月CUBEさん [ビデオ(字幕)] 9点(2005-11-03 23:19:32)
8.リメイクされた「バニラスカイ」とはストーリーは全く同じだが、これは恐らくストーリーを変えようもないほど本作が完璧なストーリーだったからだと再認識した。
本作も素晴らしいが、個人的には豪華な俳優陣を擁して、完璧な作品をより完璧に、また多義的な解釈を可能にすることで深みを増し、さらにキャメロンクロウ監督の独特の「甘さ」を混ぜ合わせた「バニラスカイ」の方が好きだな。
内容としては、たんなる複雑なサスペンスではなく、「夢」と「現実」の境目が曖昧となり観客を混乱させる面白さ、本来ならば当人が願えば叶うはずの理想の「夢」が「悪夢」へと代わっていく人間の弱さ、失って初めて気づく「幸せ」とは何かなど、様々なものが詰まった作品。
セザールが事故で失ったものは「顔」だけでなく、「顔」を失ったことで「心」までも失っていることが分かる。同じ女と二度一緒に居るところを見られたら評判が落ちると思っていたほどプライドの塊だった男が、「プライド」を失ったときの哀しさが痛々しい。
セザールが「悪夢」を見ることになったのも、セザールがプライドを無くしたことにより、自分への「自信」を喪失していたからのような気がする。
「顔」を失えば、ソフィアが自分のことを好きになってくれるはずがない。ソフィアの愛を信じられなくなったセザールの弱さがソフィアの顔がヌリアの顔になるという悪夢をセザールに見させたのではないだろうか。
ラストのネタあかしもちょっとはっきりさせすぎているのが気になるところ。「バニラスカイ」はこの辺りを曖昧にして、ネタあかしも含めて延命さえも生きている時の夢の一部という解釈を可能にしているのが面白いと思う。
六本木ソルジャーさん [DVD(字幕)] 9点(2005-04-13 22:38:07)
7.バニラは子供向け、オープン~は大人向けという位、同じでストーリーでありながら、印象がまるで違います。アメナバール監督の練りに練った脚本の面白さ、いったい真実はなんなのか、頭を揺さぶる感覚を楽しめるオリジナルの方が断然面白い。
亜流派 十五郎さん 9点(2005-02-20 21:37:40)
6.《ネタバレ》 リメイク作とのもっとも大きな違いは主役の汚れ具合。これはトムがあまり顔を崩さなかったということだけでなく、精神的な面でも、本作のセザールは壊れている。
感情移入を許さないほどのセザールの横暴さは何だ? 親友の彼女を寝取ろうとしておいて、自業自得の事件で顔面崩壊。その後は、逆に親友が彼女に近づくのを非難する。どうして、こんな主人公の設定にしたのだろう? 
そんな疑問も、ラストシーンを観て納得。これは冷凍保存自体も夢なのではないか? そもそも、全てがある日セザールが見た「一つの夢」。親友の彼女を寝取ってしまった罪悪感。真の愛を知ったことで生じた、裏切り続けた女たちへの罪悪感。この2つの罪悪感が生み出した夢。
LE社の社長はラストで、主人公以外の人物を脇役と断言し、アイデンティティーを全否定した。これは、セザールのこれまでの価値観。しかし、アイデンティティーを喪失したアントニオを見つめ、あのセザールが他者を心配する。
彼は、この2時間に渡る一つの夢の中で、街(世界)には自分以外にも人々がいて、それぞれに尊重すべき生活があるという当たり前のことをようやく学んだ。つまり、クライマックスは、SFなどではなく、自己欺瞞との戦いだったのだ!
主人公は、当然顔など崩れることもなく(事故も夢)、これからも愛しい彼女と暮らしていく。そんな主人公が愛によって人間的に成長したからこそ見た夢だと理解し、本作に深く感心させられた。
この解釈に異論がある方も多いだろうし、押しつけるつもりも全くないが、自分としては、アメナーバルの企みが、ただ一点「(顔ではなく)自己欺瞞の崩壊」にあると感じられた。人間はどれだけ力をもとうと、決して神にはなれず、様々な人間との関係にのみ存在できる。それを表現するために、自分が神のようにになれるはずの空間である「夢」が必要であったのであり、同様に神の真似事をしようとする存在の「LE社(SF的設定)」が物語に必要だったのに違いない。
リメイク作との比較などせずとも、本作はアメナーバルの偉大なる成功作であると評価したい。
☆最後に、これほどまでに憎々しいキャラクターを見事に演じきったE・ノリエガ(R・マドリッドのラウール似?)の役者魂を称えたい。ついでに、ペネロペちゃんのcuteさ&sexyさ&脱ぎっぷりにも・・・って、散々偉そうに語っておきながら、結局おっぱいネタ(笑)
恭人さん 9点(2004-10-23 08:19:07)
5.《ネタバレ》 すごく面白かった!スペイン映画という以外何も知らずに見たので、SFとわかったときの驚きと言ったら!また、夜中に寝ない子供を抱いて音も出さずに字幕のみで見たのでそれがまたミステリアスを増幅して信じられないくらい良かった。この後に見た「バニラ・スカイ」は音がうるさくて、説明が多くてうんざりした。この映画にも音楽があったのかしら、音楽聴かないで評価してごめんなさい。ベネロペクロスはこっちのほうが絶対可愛い!!!しかし、映像の構図など全く同じなので、もう「バニラ・スカイ」を見てしまった人は、私のような感動を味わえないでしょうね。
kithyさん 9点(2003-12-12 17:28:45)
4.やっぱオリジナルですよ。
◆◇◆◇◆ raindrops ◆◇◆◇◆さん 9点(2003-12-04 17:08:34)
3.<ネタバレ>ラストの主人公のビル屋上からの落下シーンが、凄くいい。拍手。観てない人には、何が何だか分からないだろうけど。
aksweetさん 9点(2003-04-28 01:18:09)
2.いやぁ~面白かった。ペネロペ壮絶にかわいいね。
リョウさん 9点(2003-02-16 15:12:50)
1.いい!イイヨー!!ペネロペ…。おぱい…。あれだけでじゅうぶんっす…。トムもリメイクしたくなるわなぁ。
ぺるさん 9点(2002-07-02 11:53:20)
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【点数情報】

Review人数 143人
平均点数 6.67点
000.00%
100.00%
210.70%
364.20%
4106.99%
51812.59%
62517.48%
73725.87%
82718.88%
9117.69%
1085.59%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.40点 Review5人
2 ストーリー評価 7.87点 Review8人
3 鑑賞後の後味 4.40点 Review5人
4 音楽評価 5.25点 Review4人
5 感泣評価 3.66点 Review3人
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