人狼ゲーム ビーストサイドのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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人狼ゲーム ビーストサイド

[ジンロウゲームビーストサイド]
2014年上映時間:113分
平均点:7.33 / 10(Review 9人) (点数分布表示)
公開開始日(2014-08-30)
ホラーサスペンスシリーズもの小説の映画化
新規登録(2015-04-12)【8bit】さん
タイトル情報更新(2024-01-21)【かっぱ堰】さん
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監督熊坂出
キャスト土屋太鳳(女優)樺山由佳
森川葵(女優)宗像美海
青山美郷(女優)萬田麗子
藤原季節(男優)平一也
小野花梨(女優)榎本亜希子
加藤諒(男優)小曽根正則
桜田通(男優)藤堂由紀彦
佐久間由衣(女優)対馬瞳
原作川上亮「人狼ゲーム BEAST SIDE」(竹書房文庫)
作詞土屋太鳳「全裸は私の制服」
作曲土屋太鳳「全裸は私の制服」
挿入曲土屋太鳳「全裸は私の制服」
衣装宮本まさ江
照明高坂俊秀
あらすじ
拉致してきた高校生に本物の殺し合いを強要する『人狼ゲーム』。主人公、樺山由佳に割り当てられた役割カードは『人狼』だ。信頼と裏切りと友情のはざまで、主人公が下した決断とは……。桜庭ななみ主演『人狼ゲーム』の続編。主演はNHK連続テレビ小説『まれ』でヒロインを演じ一躍人気を博した土屋太鳳。追加された新役割カードは『用心棒』『共有者』。
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1.《ネタバレ》 (本作は桜庭みなみ主演『人狼ゲーム』の続編です。もし未鑑賞でしたら、必ずご覧になってから本作にお臨みください。前作の予備知識必須です。B級和製サスペンスのパッケージですが、あっと驚く傑作シリーズです。以下、2作とも鑑賞済みの方のみお目通しいただければ幸いです……)最重要ポイントは生還要件と考えます。「ゲームに勝利すれば1億円」とのアナウンスですが、これが“正しくない”ことは前作で証明済み。まず拉致されたプレイヤーは「村人」として最初のゲームを戦います。生き残れたら、今度は「人狼」役でネクストゲームが始まります。ここまでは前作終了時点での確定事項。では「人狼」側で勝利を収めれば、晴れて1億円を手にして開放されるのでしょうか。これを確認するための「ビーストサイド」であったワケですが、生還要件にはもう一つ条件が付されていることが伺えます。「1人で勝ち残ること」。村人側で1人勝ち残りは在りえないので、必然的に「人狼」側で、かつ仲間の「人狼」を失うことが条件となります。高いハードルです。この裏ルールに気づいていたからこそ、主人公は仲間の人狼を「予言者」に仕立て上げるという危険な賭けに出たと推測されます。失敗すれば、自分にも疑いがかかる大博打。果たして彼女は窮地に追い込まれながらも、このミッションをやり遂げました。人狼1人、村人2人で迎える最後の夜。誰もが主人公の勝利を確信した直後に待っていた驚きの展開。そして意外な結末。震えました。目を疑ったのは、主人公が最後の夜に友人を襲おうとした決断。好きだから、決着は自分の手で。悲しいけれど、確かな友情が、其処には在りました。麗子が主人公の正体を明かさなかったのも同じ。一緒に死地を潜り抜けた連帯感が友情の礎。そして彼女の矜持。極限状態の中で輝く絆に、胸を打たれました。さて、最後の疑問。美海に問い詰められて主人公が告白した「自分は3度目、麗子は2度目」の真偽について。目が泳いでいるので嘘かもしれませんが、「由佳の嘘は見飽きた」という美海が信用しているので真実とも受け取れます。主人公の1戦目は「村人」側3人以上の勝利だったので、2戦目も「村人」を引いたと。ここで麗子が参戦。共に生き残れば、2人のゲーム経験数が違うことも説明が付きます。さらに彼女が「人狼」での勝利ではなく「1人勝ち」が必要と判断した裏付けにもなるのではないかと。修羅場を潜り抜けた経験値と生への執着心が勝敗を分けた納得の結末でありました。ラスト、仲間の形見を次々と捨てる主人公の胸中や如何に。無慈悲?冷血?いいえ、犯人を殺りに行くと腹を括ったロッケンローラーに、感傷なんてロックじゃないもの、要らないのです。(以下余談)今を時めく土屋太鳳。私は本作で彼女を知りました。そんな私からすると、最近の(?)普段の(?)彼女の喋り方が〝猫を被っている”ようにしか見えないのです。何、裏声で喋ってるんだよと。本作の土屋はとにかく強烈。そして凄まじく魅力的です。彼女の裏の素顔をどうぞご堪能ください。
目隠シストさん [DVD(邦画)] 9点(2016-03-06 19:31:10)
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【点数情報】

Review人数 9人
平均点数 7.33点
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100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
6222.22%
7333.33%
8333.33%
9111.11%
1000.00%

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