女は二度決断するのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

Menu
 > 映画作品情報
 > 映画作品情報 オ行
 > 女は二度決断するの口コミ・評価
 > (レビュー・クチコミ)

女は二度決断する

[オンナハニドケツダンスル]
In the Fade
(Aus dem Nichts)
2017年上映時間:106分
平均点:7.15 / 10(Review 13人) (点数分布表示)
公開開始日(2018-04-14)
ドラマサスペンス法廷もの犯罪もの
新規登録(2018-02-06)【皐月Goro】さん
タイトル情報更新(2024-09-15)【Cinecdocke】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督ファティ・アキン
キャストダイアン・クルーガー(女優)カティヤ
ウルリッヒ・トゥクール(男優)ユルゲン・メラー
アダム・ボウスドウコス(男優)囚人
脚本ファティ・アキン
音楽ライナー・クラウスマン
製作ファティ・アキン
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
(ネタバレを非表示にする)

【クチコミ・感想(9点検索)】[全部]

別のページへ(9点検索)
新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
>> お気に入りレビュワーのみ表示
>> 全レビュー表示

>> 改行なし表示
※ 「改行」や「ネタバレ」のデフォルト表示のカスタマイズは「カスタマイズ画面」でどうぞ
1.《ネタバレ》 ダイアンクルーガー、本作に関して言えば、素晴らしい俳優。今まであまりご縁が無かったのであくまでも本作についてです。クールで芯が通った強い女性像は、ジョディフォスターを思わせる。似てはいないけど。
普通の幸せな家族が巻き込まれた悪夢のような事件。一生のうちに一番言われたくない言葉「DNA鑑定で身元の確認を。」もう泣き崩れるしかない。そして「あなたがちゃんとみてればあの子は…」これもきつい。
度々ドキュメンタリーのような撮り方の映像をはさみ、視聴者にまるで実話のように見せ、感情移入させる。
ネオナチやギリシャの極右団体など日本人にはあまりピンと来ないが、サムライのタトゥーを入れた主人公カティヤの魂の物語であることは痛いほど伝わった。
重たい題材を106分にまとめられたのは、全く無駄のないストーリーテリングだったから。多くの事は法廷で語られる形式をとり、犠牲になった家族の遺体など一切出さず、法廷での証言で聞かされる残酷な死因と現場の状況。それをただ黙って聞くしかないカティヤは、込み上げる悲しみと怒りで気が狂いそうになる。
凶器となった爆弾のことも法廷でレクチャー、彼女が元々エンジニア系が得意な点もさり気なく伝えられている。
彼女は決断したが、一度目は断念した。小鳥のせいか。
家族で行った海でのホームビデオを繰り返し見返すカティヤ。「ママもおいでよ」と言う夫と子供のセリフ。
事件以降ストレスで止まっていた生理が、来る。自分の信念と関係なく、時の経過は心と体を徐々に癒そうとしている。控訴して、このまま前向きに立ち直ることも出来るかもしれない、もう私は大丈夫かもしれないと正気を取り戻したうえでの「二度目の決断」だったんだと思う。誰も救われない、やるせない結末。それがテロなんだ。
ちゃかさん [インターネット(字幕)] 9点(2025-01-30 18:17:50)
別のページへ(9点検索)
新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 13人
平均点数 7.15点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
517.69%
6430.77%
717.69%
8646.15%
917.69%
1000.00%

【ゴールデングローブ賞 情報】

2017年 75回
外国語映画賞 受賞 

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS