千と千尋の神隠しのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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千と千尋の神隠し

[セントチヒロノカミカクシ]
Miyazaki's Spirited Away
(Sen and the Mysterious Disappearance of Chihiro)
2001年上映時間:125分
平均点:6.42 / 10(Review 889人) (点数分布表示)
公開開始日(2001-07-20)
アドベンチャーファンタジーアニメファミリー
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タイトル情報更新(2023-06-04)【イニシャルK】さん
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監督宮崎駿
カーク・ワイズ(英語吹替版)
助監督高橋敦史
宮地昌幸
柊瑠美荻野千尋(千)
入野自由ハク
夏木マリ湯婆婆/銭婆
菅原文太釜爺
沢口靖子千尋の母(荻野悠子)
内藤剛志千尋の父(荻野明夫)
上條恒彦父役
小野武彦兄役
玉井夕海リン
神木隆之介
中村彰男カオナシ
我修院達也青蛙
大泉洋番台蛙
安田顕おしら様
山像かおり
山本道子
塚本景子
山本郁子
佐古真弓
戸次重幸
斎藤志郎
デイヴィー・チェイス荻野千尋(千)(英語吹替版)
スザンヌ・プレシェット湯婆婆/銭婆(英語吹替版)
デヴィッド・オグデン・スタイアーズ釜爺(英語吹替版)
ローレン・ホリー千尋の母(荻野悠子)(英語吹替版)
マイケル・チクリス千尋の父(荻野明夫)(英語吹替版)
ジョン・ラッツェンバーガー青蛙(英語吹替版)
原作宮崎駿
脚本宮崎駿
音楽久石譲
新日本フィルハーモニー交響楽団(演奏)
スタジオジブリ(音響・音楽制作)
作曲木村弓「いつも何度でも」
主題歌木村弓「いつも何度でも」
撮影奥井敦(映像演出)
製作氏家齊一郎
星野康二
日本テレビ(「千と千尋の神隠し」製作委員会)
徳間書店(「千と千尋の神隠し」製作委員会)
東北新社(「千と千尋の神隠し」製作委員会)
電通(「千と千尋の神隠し」製作委員会)
三菱商事(「千と千尋の神隠し」製作委員会)
ウォルト・ディズニー・ジャパン(「千と千尋の神隠し」製作委員会)
遠谷信幸(「千と千尋の神隠し」製作委員会)
製作総指揮徳間康快
ジョン・ラセター(英語吹替版)
プロデューサー鈴木敏夫
市川南〔製作〕(宣伝プロデューサー)
制作スタジオジブリ
奥田誠治(制作担当)
配給東宝
作画高坂希太郎(作画監督)
安藤雅司(作画監督)
百瀬義行(原画)
マッドハウス(作画協力)
Production I.G(作画協力)
金子志津枝(原画)
米林宏昌(原画)
田中敦子〔作画〕(原画)
小西賢一(原画)
大杉宜弘(原画)
錦織敦史(動画)
山下高明(原画)
山下明彦(原画)
古屋勝悟(原画)
シャフト(動画協力)
美術武重洋二(美術監督)
小倉宏昌(背景)
山本二三(背景)
真野薫(タイトル)
男鹿和雄(背景)
保田道世(色彩設計)
編集瀬山武司
録音井上秀司(整音)
西尾昇(デジタル光学録音)(デジタル光学録音)
上田太士(光学録音)
東京テレビセンター
若林和弘(録音演出)
その他森吉治予(海外プロモート担当)
IMAGICA(現像)
糸井重里(キャッチコピー【ノンクレジット】)
久石譲(指揮・ピアノ演奏)
読売新聞社(特別協力)
あらすじ
トンネルのむこうの町で、千尋は両親と訪れた時に、不思議な事が起きた。両親は豚に千尋は不思議の国に。千尋はその不思議の国で働くことになるのだが。。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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116.《ネタバレ》 80年代の作品を除くと、90年代以降で一番面白いパヤオ作品。

とはいえ、話は細切れで断片過ぎてそれぞれがあまり有機的に働いてるとは思えない。
が、この作品の一番の面白い点は、見た人の感想が全然違うってことだ。
例えばナウシカやラピュタやトトロや魔女宅や紅豚やもののけだと、
そうそう人の感想って変わらないんですよ。
好き嫌い面白いつまらないはあるにしても、視点がそうそう変わらない。
だが、この作品はその人の状況に応じて見える景色や印象が変わる。
具体的に言えば、ジェットコースターだ、就職もの、風俗もの、といった具合に
色々な要素を詰め込んだがゆえに感想もだいぶ変わる。

まぁパヤオ話でいつも言ってる、前半と後半(パヤオは映画を作るときに前半しか考えてない)
は一応健在で、カオナシがおとなしくなってからぜにーばのところへ行くまでは
完全に銀河鉄道の夜だし、もうやりたい放題である。
自分はこのシーンが非常に好き。
もういろんな意味で無理だろうが、パヤオには銀河鉄道の夜アニメを作ってほしいところ。

玉虫色とはちょっと違うけど、その人の状況で見えるものが変わるってのが非常に面白く、
単に物語としててんでまとまってないのにそれがいいという不思議な作品。

尚、最後親がどれか、ってのは、あれはすぐわかりましたよ。
「なんでか」って説明も要らないんですよ。
たかだか数日なのに千尋は成長したんです。
そして、最後のシーンで好きなのが、親の車に乗ったあたりで髪飾りが光るシーン。
あれで、神隠しに遭ってた出来事は全部事実、リアルであったと示してる。
千尋の妄想ではないと明記して強調してるのが好き。
にんじんさん [ブルーレイ(邦画)] 9点(2022-09-11 23:26:54)
115.不思議の世界でひたすら不思議な事が起こっていくという、アニメならではの表現がぎっちりと詰め込まれた、ファンタジーアニメーションの傑作。
aoさん [地上波(邦画)] 9点(2022-01-30 11:05:52)
114.世界観、キャラクターがとても魅力的です。
千尋がおにぎりを泣きながら、頬張るシーンは、当時はなんとも感じなかったですが、大人になってみると泣けました。
千尋が身の毛がよだつシーンがすごくかわいくて笑える。
へまちさん [映画館(邦画)] 9点(2020-07-26 17:36:38)
113.大好きな映画です。
一番大好きなシーンは、
ぜにーばさんの家で、カオナシが、
フォークを持って丁寧にケーキを口に運ぶシーン。

今は亡き菅原文太さんの声もいい。

兄役のおねだりの歌も好き。
新しい生物さん [DVD(吹替)] 9点(2017-12-10 01:58:57)
112.《ネタバレ》 ジブリの中では一番好き。ジブリの代名詞とも言える空を飛ぶという自由の象徴に突き進んでいくと思いきや、あわや軽々しくそれを放棄して、恐ろしい程、静かになってゆく。決して盛り下がっているというわけではなく、清められているというか、見終わった後、凛とした気持ちになっている。そういったところがたまらなく好きなのです。
母の腕にしがみつき、夢かうつつか定かではない世界に入り込む千尋。かつての心もとない千尋のようなカヲナシに付きまとわれるようにまでになった千尋が、帰り道、今までの出来事がまるで嘘だったかのように母の腕にしがみついて、歩いている。成長というものは同一の環境下で為されて初めて、形容される言葉なのかと思い知り、そのストイックさに驚きを隠せません。変わったのは千尋ではなく、環境の方であり、元々眠っていた力が引き出されていただけ。でも、必ず、経験、記憶、そういった類のものは然るべきときに然るべく発揮されてゆく。だからこそ、千尋の紫色の髪留めが静かに、しかし力強くキラキラと光っていることに心が震えて仕方ありません。
うーさん [ブルーレイ(邦画)] 9点(2016-05-04 01:33:40)
111.さすがに初めて見た時の神秘的な緊張感や先の読めない意外性から受ける衝撃は薄れてきますが、八百万神と魔法の世界は相変わらずファンタスティックです。作者の思いとはズレているかもしれませんが、想像力や右脳が目いっぱい刺激される直感的な映画でした。
ProPaceさん [DVD(邦画)] 9点(2016-03-10 23:35:32)
110.《ネタバレ》 車の後部座席で花束を抱えて仰向けになる少女。窓の外にアカンベー。

見知らぬ森の鳥居、大木、ほこら?薄暗い道。
両親の好奇心に振り回される娘。まるで童心に還った子供のように。遺跡を探索するようなピクニック気分。それを笑って“迎える”ように立つ像。謎の建物の黒い、異様に暗い穴に吸い込まれていく人々。

地面をガリガリ削るように走る車の躍動感。そっから竜が飛ぶわ化物が駆け回るわ、相変わらずそのスピードへのこだわりにビックリだ。そういうシーンの数々を見るだけでも、方向性とかテーマとかそんなものどうでも良くなりそう。

演技はそんなに悪くないと思う。これ以降のジブリ作品が特に酷いというだけ。

菅原文太の兄貴の演技、夏木マリの素晴らしい演技を聞くだけでもそんな事はどうでもよくなる。

無人の市街地の不気味な静寂。相変わらず食欲をそそられる食い物の数々。
サンプルのような山盛り料理と、二人が食べるぷりぷりした質感の違い。その違和感が、この映画そのものの違和感を物語る。度々聞こえる列車の音。

食いだしたら止まらない止められない恐怖、謎の少年の警告、かけられる“呪い”、人質を助けるために奪われる名前、個性。溶けて“ゼロ”になりかける肉体と心。

それを取り戻すために少女は“千尋”として様々な事件を乗り越えていく。

劇中の人々は、外見も中身もメチャクチャ変わっていく。取り戻す名前と自分、家族。
劇中の人々は、外見も中身もメチャクチャ変わっていく。あの「カオナシ」すら自分を見つめ直そうとするのだから。
そんな人々の中で、魔女はあまり変わらない。それは正反対の性格を持った“もう一人の自分”が既にいたからなのだろうか。必要悪、絶対悪としての存在。それが揺らいでしまう事への恐れ。夏木マリの演技力に恐れ言った。

そういう存在がいなかった「ハウルの動く城」をめぐる魔女は、おどろくほど様変わりしてしまう。


車を覆う草木だけが経った時間を語る。遠のいていく穴、何とも言えない寂しさ。
すかあふえいすさん [DVD(邦画)] 9点(2015-06-10 18:23:18)
109.自分の場合、宮崎作品に対しては、カリオストロの城やコナンに代表されるような「理屈抜きの面白さ」「破天荒なアクション」を求めてしまいます。その点からすると、本作はあまり該当しません。では面白くないかというとそういう訳でもありません。現代っ子の成長物語としてはよく出来ていると思います。また、最近の宮崎駿作品に決まって出てくる子供狙いのカワイイキャラがいない点は好印象です。あえて言うならカオナシかな(笑)。ただ、どうしても判らないのは、この作品が記録的大ヒットとなった点です。現代人が求めている「何か」が本当にそこにあったのでしょうか?ちょっと怖い気もします。(2014年12月追記)何言っているんでしょうね自分(汗)こんなに素晴らしい子の成長物語もないでしょうに。コナンやルパンのようにずば抜けた身体能力もなく、パズーのような強靭な精神力も持たない“普通の少女”が、困難を乗り越えていく部分に価値があるのに。繰り返しますが、何の取り柄もなさそうな(でもちゃんとある)、何処にでもいる女の子が主人公だから良いのです。千尋の武器はさしずめ“素直さ”ですかね。3人の娘の父となった今、全く観方が変わった作品です。点数も大幅アップしておきます。
目隠シストさん [映画館(邦画)] 9点(2014-12-07 08:56:45)(良:2票)
108.難しい。大人には難しい映画だと思う。
供向けに作られた映画だろうか。
日本の童話。
勧善懲悪がなく、示唆に富んでいる。
滑らかなアニメーション。非の打ち所がない。
おでんの卵さん [映画館(邦画)] 9点(2014-10-26 21:00:10)
107.最後、千尋が振り返ろうか迷う時・・・時間を忘れることが出来ました。
cogitoさん [映画館(邦画)] 9点(2014-07-30 19:21:33)
106.《ネタバレ》 最初に見た時と同じ感想を持ちました。話はよくわからん。でも画面に映っているものすべてに心を躍らされた。キャラクターの魅力で言えば千と千尋の神隠し以上に優れた映画はないでしょう。アニメの妙です。子供の頃の冒険は、実は大人にとっては大したことではなく、豚から人間に戻してもらった両親は当然ながら何も覚えていません。でも、ちゃんと自分は成長しているのです。ハクとの出会い、神の世界に迷い込んだことで成長した千尋は、転校前の生活に思いを馳せることはもう無いでしょう。恋と失恋のようなものを同時に味わって、両親以上に大人になったのです。こういう話ならいくらでもアプローチはあっただろうに、あえて売春と絡めてくるあたり、宮崎駿は恐ろしいですね。カオナシは宮崎駿そのものだと言われても仕方がない。
カニばさみさん [DVD(邦画)] 9点(2014-07-25 09:20:15)
105.宮崎駿は偉大な人です。
しんしんさん [映画館(邦画)] 9点(2013-09-05 12:42:53)
104.《ネタバレ》 先日久しぶりに鑑賞いたしました。ビデオの発売当時に見たときは、正直あまり好きになれない作品でしたが、10年たった今見てみると、何と言うのでしょうか心に響く作品と思うようになっております。(歳をとったのでしょうか・・・。)背景の美しさ、登場人物たちの表情、感情、動き、10年前には見向きもしなかったものに何故か心惹かれるようになりました。いい映画だと思います。
わたたさん [ビデオ(邦画)] 9点(2011-01-09 04:21:31)
103.観ていて飽きない映像が気に入った。所詮風呂屋なんだけど、ものすごく広く感じる世界観があり、個性的なキャラクターも魅力的。千尋の両親がどーなるのかってことはどっちでも良かったです。

たこちゅうさん [地上波(邦画)] 9点(2011-01-07 06:12:16)
102.《ネタバレ》 自分の後ろの方に歩いていたと思っていた千尋が、いつの間にか自分の前の方で颯爽と歩いていました。千尋の成長っぷりが見事です。唯一無二で強烈な個性、理屈がぶっ飛んだストーリーがとにかく好きです。何度見てるか分かりませんが、見る度に世界に浸ってしまいます。そしてエンディング曲でいつも泣けてしまいます。何で泣いてるのか自分でも分からないんです。寂しい?悲しい?安堵感?不思議な映画です。
VNTSさん [DVD(邦画)] 9点(2010-07-23 20:23:13)(良:1票)
101.未だ進化しつづける宮崎アニメに驚かされました。斬新な世界観、感動的なストーリー、宮崎アニメ独特のやわらかい映像表現。愛ですね、愛。
ばかぽんさん [DVD(字幕)] 9点(2010-02-08 02:46:07)
100.《ネタバレ》 全く先の読めないストーリーに、一癖も二癖もあるキャラクターたち。次から次に繰り広げられる意外性のある展開がいちいち面白くて仕方ない。特に両親が唐突に豚と化す展開とカオナシが本性を現す場面は凄い。こんな作品世界で宮崎駿意外に誰が撮れるだろう。これだけの才能があるからこそ『となりのトトロ』なんて化け物みたいな作品が出来上がるわけだ。疑いようのない傑作だと思う。
Mum,theSanChrysさん [地上波(邦画)] 9点(2009-06-13 14:11:25)(良:1票)
99.《ネタバレ》 素晴らしい映画。とても面白かったです。ジブリ的ノスタルジー、日本的ファンタジーと駿的記号哲学の集大成であると思います(言い過ぎ?)。浄化される河の神と最後の「大当たりー!」でいつも泣いてしまうのはなぜでしょうか。千尋がとても愛らしく、頼れるお姉さんに成長していく姿には心打たれました。もう長編アニメーションは撮らないとのことなのでとても残念に思います。
Kの紅茶さん [映画館(邦画)] 9点(2009-06-07 16:28:50)
98.《ネタバレ》 両親の借金を返すために、風俗で働く女の子の話ですね。DVDで再見しました。やっぱりおもしろいです。
よしふみさん [映画館(邦画)] 9点(2009-03-21 14:48:00)
97.《ネタバレ》 宮崎アニメの中でも好きな作品。世界の描き方が素晴しい。
電車の場面は本当に美しく、千尋の表情も含めて、心に残るシーンです。
そしてなぜか毎回、千尋がおむすび食べながらわーんて大泣きするところで
泣いてしまいます(笑)食って寝て元気出す。すごくシンプルでいい。
ミツバチさん [DVD(邦画)] 9点(2008-04-16 22:12:30)
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【点数情報】

Review人数 889人
平均点数 6.42点
0171.91%
1252.81%
2293.26%
3444.95%
4687.65%
510611.92%
612614.17%
713214.85%
814516.31%
911613.05%
10819.11%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.09点 Review31人
2 ストーリー評価 5.94点 Review50人
3 鑑賞後の後味 6.22点 Review48人
4 音楽評価 7.06点 Review50人
5 感泣評価 5.06点 Review32人
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【アカデミー賞 情報】

2002年 75回
長編アニメーション賞宮崎駿受賞 
長編アニメーション賞鈴木敏夫受賞 

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